SYSTP ユーティリティは、TIAM および UTM に固有の機能を提供します。
TIAM および UTM で特定の SYSTP 機能を呼び出すには
SYSTP の[Main Menu]の[Code]フィールドに、 に対応する「E
」を入力します。
続いて表示されるメニューから、このセクションで説明している機能を選択できます。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
この機能は、TP モニタ TIAM および UTM のもとで Siemens 975X 端末のプログラム可能な P キーのロードをサポートします。
標準 Natural キー設定(ファンクションキーモード KN
、KO
、または KS
)をキー P1~P20 にロードするか、ユーザー定義値を個々のキーにロードできます。 『オペレーション』ドキュメントの「9750 デバイスのファンクションキーサポート」も参照してください。
この機能は、次のメニューを選択できる
メニューを呼び出します。15:54:05 ***** NATURAL SYSTP UTILITY ***** 1998-03-25 User VR000001 - P-Key Utility - TID 0709 Code Function Parameter KU Load User Values A,H KS Set KS Mode L,N KN Set KN Mode L,N KO Set KO Mode L,N KF Load F1 - F20 ? Help . Exit Code .. __ Parameter A Select function. Command ===> Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12--- Help Menu Exit KU KS KSN KN KNN KO KON KF Canc |
このメニューで、ファンクションコードとオプションのパラメータコードを入力します。 機能に対して有効なパラメータコードは、機能の右側に表示されます。 これらのコードには次の意味があります。
パラメータ | 意味 |
---|---|
A |
値は英数字形式で入力されます。 |
H |
値は英数字または 16 進形式で入力できます。 |
L |
ロードオプション。 モードが設定され、P キーがロードされます。 |
N |
非ロードオプション。 モードが設定されますが、P キーはロードされません。 |
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
この機能を使用すると、独自の値をキー P1~P20(例えば、端末機能、送信コードなど)にロードできます。 値は英数字または 16 進形式で入力できます。 目的の形式を選択するには、メニューの[Parameter]フィールドに「A
」(英数字形式)または「H
」(16 進数または英数字形式)を入力します。 PF4 キーを押すか メニューでコード「KU
」を入力することで 機能を呼び出すと、次の画面が表示されます。
15:55:41 ***** NATURAL SYSTP UTILITY ***** 1998-06-25 User VR000001 - Edit User Keys - TID VR000001 P1: ________________________ 404040404040404040404040404040404040404040404040 P2: ________________________ 404040404040404040404040404040404040404040404040 P3: ________________________ 404040404040404040404040404040404040404040404040 P4: ________________________ 404040404040404040404040404040404040404040404040 P5: ________________________ 404040404040404040404040404040404040404040404040 P6: ________________________ 404040404040404040404040404040404040404040404040 P7: ________________________ 404040404040404040404040404040404040404040404040 P8: ________________________ 404040404040404040404040404040404040404040404040 Function ( + / - / L / . ) _ Mode: ALPHA Select function or fill up values for P-Keys. Command ===> Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12--- Menu Exit Load - + Canc |
[Mode]フィールドは、機能を呼び出したときに指定したパラメータに応じて HEX
または ALPHA
に設定されます。 モードを切り替えるには、現在の値を A
(ALPHA
の場合)または H
(HEX
の場合)で置き換えます。
ALPHA
モードでは、画面の左半分を使用して、ロードするキーの横に英数字値を入力できます。
HEX
モードでは、画面の右半分に 16 進形式でキーに値を割り当てることもできます。
各 P キーについて、空の入力フィールドに英数字値を入力するか、その下の行に 16 進値を入力します([Parameter]値が A
の場合、16 進数フィールドは入力がブロックされます)。
キーに対して値が指定されていない場合は、標準の Natural キー設定(ファンクションキーモード KN
、KO
または KS
)がこのキーに適用されます。したがって、混在する P キーの使用が可能です。つまり、一部のキーがユーザー定義機能を持ち、その他のキーが標準の Natural 機能を持つことができます。
PF4 キーを押すか[Function]フィールドに「L
」と入力して、値をロードします。
PF8 キーを押すか[Function]フィールドにプラス(+)記号を入力して、追加の P キーに画面を移動します。
注意:
Natural は、H'40'~H'6F'(= 疑問符)より小さいすべてのバイナリ値を自動的に変換します。 したがって、H'40' より小さいバイナリ値をロードできるようにするには、その前に、マクロ NTTAB
(変換テーブル)を変更してこの自動変換を回避する必要があります。 この操作は、H'27'(= ESCAPE)および H'19'(= Endemarke)で特に重要です。 詳細については、『パラメータリファレンス』ドキュメントの「TAB - 標準出力文字変換」を参照してください。
機能は、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)としてユーザーアプリケーションでも使用できます。 API は、キーのロードを実行する Natural サブプログラム LPFSUP01 で構成されます。 LPFSUP01 は、システムライブラリ SYSEXTP で提供され、ユーザーライブラリまたは steplib にコピーできます。
LPFSUP01 を呼び出すには
次のステートメントを発行します。
CALLNAT 'LPFSUP01' P-VALUE(*)
ここで、P-VALUE
は配列 (A24/20)
として定義する必要があります。
DEFINE DATA LOCAL 1 P-VALUE (A24/20) END-DEFINE * LOAD '/STA L EM DUE1' TO P1, '/STA P EM DUE1' TO P4 COMPRESS '/STA L' h'192786' INTO P-VALUE(1) COMPRESS '/STA P' h'192786' INTO P-VALUE(4) CALLNAT 'LPFSUP01' P-VALUE(*) END
システムライブラリ SYSEXTP にあるプログラム例 LPFEXAM1 も参照してください。
次の機能は、Siemens 端末でキー割り当てを設定するために使用します。
モード | 機能 |
---|---|
端末コマンド %KS * を実行します。PF5 キーを押すか、 メニューでファンクションコード「S 」を入力することで呼び出されます。
|
|
端末コマンド %KN * を実行します。PF7 キーを押すか、 メニューでファンクションコード「N 」を入力することで呼び出されます。
|
|
端末コマンド %KO * を実行します。PF9 キーを押すか、 メニューでファンクションコード「O 」を入力することで呼び出されます。
|
* 『端末コマンド』ドキュメントを参照してください。
キー割り当てモードの詳細については、『オペレーション』ドキュメントの「BS2000/OSD 環境での Natural」を参照してください。
F1
~F20
をキー P1~P20 にロードするために使用します。 この機能は、F コードを個別に選択できることを除き、キー割り当てモード KN
と同様です。
この機能が呼び出されると、次の画面が表示されます。
15:56:34 ***** NATURAL SYSTP UTILITY ***** 1998-06-25 User VR000001 - Load F-Codes - TID VR000001 P01 _ P02 _ P03 _ P04 _ P05 _ P06 _ P07 _ P08 _ P09 _ P10 _ P11 _ P12 _ P13 _ P14 _ P15 _ P16 _ P17 _ P18 _ P19 _ P20 _ Mark P-Key to be loaded with F-Code Command ==> Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12--- Load Menu Exit Canc |
P キーを F コードとともにロードするには、適切なキーをマークし、Enter キーを押します。 マークされているキーだけが F コードとともに呼び出されます。 その他の P キーは、元の値を保持します。
この機能には、Natural で使用されるすべての共通メモリプールのリストが表示されます。
各共通メモリプールについて表示される情報の各項目については、この機能のオンラインヘルプを参照してください。