バージョン 4.2.5
 —  ユーティリティ  —

TIAM および UTM での SYSTP 機能

SYSTP ユーティリティは、TIAM および UTM に固有の機能を提供します。

Start of instruction set TIAM および UTM で特定の SYSTP 機能を呼び出すには

このセクションでは、次のトピックについて説明します。


P-Key ユーティリティ

この機能は、TP モニタ TIAM および UTM のもとで Siemens 975X 端末のプログラム可能な P キーのロードをサポートします。

標準 Natural キー設定(ファンクションキーモード KNKO、または KS)をキー P1P20 にロードするか、ユーザー定義値を個々のキーにロードできます。 『オペレーション』ドキュメントの「9750 デバイスのファンクションキーサポート」も参照してください。

この機能は、次のメニューを選択できる[P-Key Utility]メニューを呼び出します。

  15:54:05             ***** NATURAL SYSTP UTILITY *****              1998-03-25
  User VR000001                -  P-Key Utility -                 TID 0709   
                                                                                 
                                                                                 
                        Code   Function           Parameter                      
                                                                                 
                         KU    Load User Values   A,H                            
                         KS    Set KS Mode        L,N                            
                         KN    Set KN Mode        L,N                            
                         KO    Set KO Mode        L,N                            
                         KF    Load F1 - F20                                     
                         ?     Help                                              
                         .     Exit                                              
                                                                                 
                                                                                 
                 Code .. __              Parameter  A                            
                                                                                 
                                                                                 
                                                                                 
                                                                                 
  Select function.                                                               
  Command ===>                                                                   
  Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
        Help  Menu  Exit  KU    KS    KSN   KN    KNN   KO    KON   KF    Canc 

このメニューで、ファンクションコードとオプションのパラメータコードを入力します。 機能に対して有効なパラメータコードは、機能の右側に表示されます。 これらのコードには次の意味があります。

パラメータ 意味
A 値は英数字形式で入力されます。
H 値は英数字または 16 進形式で入力できます。
L ロードオプション。 モードが設定され、P キーがロードされます。
N 非ロードオプション。 モードが設定されますが、P キーはロードされません。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

ユーザー値のロード

この機能を使用すると、独自の値をキー P1P20(例えば、端末機能、送信コードなど)にロードできます。 値は英数字または 16 進形式で入力できます。 目的の形式を選択するには、メニューの[Parameter]フィールドに「A」(英数字形式)または「H」(16 進数または英数字形式)を入力します。 PF4 キーを押すか[P-Key Utility]メニューでコード「KU」を入力することで[Load User Values]機能を呼び出すと、次の画面が表示されます。

  15:55:41             ***** NATURAL SYSTP UTILITY *****              1998-06-25
  User VR000001                - Edit User Keys -                 TID VR000001
                                                                                 
  P1:           ________________________                                        
                404040404040404040404040404040404040404040404040                 
  P2:           ________________________                                        
                404040404040404040404040404040404040404040404040                 
  P3:           ________________________                                        
                404040404040404040404040404040404040404040404040                 
  P4:           ________________________                                        
                404040404040404040404040404040404040404040404040                 
  P5:           ________________________                                        
                404040404040404040404040404040404040404040404040                 
  P6:           ________________________                                        
                404040404040404040404040404040404040404040404040                 
  P7:           ________________________                                        
                404040404040404040404040404040404040404040404040                 
  P8:           ________________________                                        
                404040404040404040404040404040404040404040404040                 
   Function ( + / - / L / . )   _                       Mode:    ALPHA           
   Select function or fill up values for P-Keys.                                 
   Command ===>                                                                  
  Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
              Menu  Exit  Load               -     +                      Canc

[Mode]フィールドは、機能を呼び出したときに指定したパラメータに応じて HEX または ALPHA に設定されます。 モードを切り替えるには、現在の値を AALPHA の場合)または HHEX の場合)で置き換えます。

各 P キーについて、空の入力フィールドに英数字値を入力するか、その下の行に 16 進値を入力します([Parameter]値が A の場合、16 進数フィールドは入力がブロックされます)。

キーに対して値が指定されていない場合は、標準の Natural キー設定(ファンクションキーモード KNKO または KS)がこのキーに適用されます。したがって、混在する P キーの使用が可能です。つまり、一部のキーがユーザー定義機能を持ち、その他のキーが標準の Natural 機能を持つことができます。

PF4 キーを押すか[Function]フィールドに「L」と入力して、値をロードします。

PF8 キーを押すか[Function]フィールドにプラス(+)記号を入力して、追加の P キーに画面を移動します。

注意:
Natural は、H'40'~H'6F'(= 疑問符)より小さいすべてのバイナリ値を自動的に変換します。 したがって、H'40' より小さいバイナリ値をロードできるようにするには、その前に、マクロ NTTAB(変換テーブル)を変更してこの自動変換を回避する必要があります。 この操作は、H'27'(= ESCAPE)および H'19'(= Endemarke)で特に重要です。 詳細については、『パラメータリファレンス』ドキュメントの「TAB - 標準出力文字変換」を参照してください。

LPFSUP01 インターフェースを使用したユーザー値のロード

ユーザー値のロード機能は、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)としてユーザーアプリケーションでも使用できます。 API は、キーのロードを実行する Natural サブプログラム LPFSUP01 で構成されます。 LPFSUP01 は、システムライブラリ SYSEXTP で提供され、ユーザーライブラリまたは steplib にコピーできます。

Start of instruction setLPFSUP01 を呼び出すには

システムライブラリ SYSEXTP にあるプログラム例 LPFEXAM1 も参照してください。

キー割り当てモードの設定

次の機能は、Siemens 端末でキー割り当てを設定するために使用します。

モード 機能
KS モードの設定 端末コマンド %KS * を実行します。PF5 キーを押すか、[P-Key Utility]メニューでファンクションコード「S」を入力することで呼び出されます。
KN モードの設定 端末コマンド %KN * を実行します。PF7 キーを押すか、[P-Key Utility]メニューでファンクションコード「N」を入力することで呼び出されます。
KO モードの設定 端末コマンド %KO * を実行します。PF9 キーを押すか、[P-Key Utility]メニューでファンクションコード「O」を入力することで呼び出されます。

* 『端末コマンド』ドキュメントを参照してください。

キー割り当てモードの詳細については、『オペレーション』ドキュメントの「BS2000/OSD 環境での Natural」を参照してください。

P キーへの送信キーコードのロード

F1~F20 のロード機能は、特定の送信キー(F)コード F1F20 をキー P1P20 にロードするために使用します。 この機能は、F コードを個別に選択できることを除き、キー割り当てモード KN と同様です。

この機能が呼び出されると、次の画面が表示されます。

  15:56:34             ***** NATURAL SYSTP UTILITY *****              1998-06-25
  User VR000001                 - Load F-Codes -                  TID VR000001
                                                                                 
                                                                                 
                                                                                 
                                                                                 
   P01   _         P02   _         P03   _         P04   _         P05   _       
                                                                                 
                                                                                 
   P06   _         P07   _         P08   _         P09   _         P10   _       
                                                                                 
                                                                                 
   P11   _         P12   _         P13   _         P14   _         P15   _       
                                                                                 
                                                                                 
   P16   _         P17   _         P18   _         P19   _         P20   _       
                                                                                 
                                                                                 
                                                                                 
                                                                                 
  Mark P-Key to be loaded with F-Code 
  Command ==>                                           
  Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
  Load        Menu  Exit                                                  Canc 

P キーを F コードとともにロードするには、適切なキーをマークし、Enter キーを押します。 マークされているキーだけが F コードとともに呼び出されます。 その他の P キーは、元の値を保持します。

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共通メモリプールの表示

この機能には、Natural で使用されるすべての共通メモリプールのリストが表示されます。

各共通メモリプールについて表示される情報の各項目については、この機能のオンラインヘルプを参照してください。

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