オブジェクトハンドラでは、ウィザードを使用して次の処理の実行順序を指定できます。
Natural システム環境から Natural ワークファイルへのデータのアンロード。
ワークファイルから Natural システム環境へのデータのロード。
Natural ワークファイルの内容のスキャン。
ウィザードをアクティブにするには
必要に応じて、メインメニューで[Advanced user]フィールドを選択します(このフィールドはデフォルトでは未選択)。
画面(手順)間を移動するためのキー PF8 および PF7 がウィザードに表示されます。 処理シーケンスをキャンセルするには、PF12 キーを使用します。
このセクションでは、アンロード、ロード、またはスキャンウィザードで実行される処理シーケンスについて説明します。
アンロード、ロード、またはスキャンプロシージャを開始するには
メインメニューで、目的の機能の横に任意の単一文字を入力するか、または対応する PF キーを使用して、[Unload]、[Load]、または[Scan]を選択します。
次のオプションを含む最初のウィザード画面が表示されます。
Unload/Load/Scan objects into/from Natural work file(s)
Start Object Handler command procedure
オブジェクトをワークファイルにアンロードする場合、オブジェクトをワークファイルからロードする場合、またはワークファイルのオブジェクトをスキャンする場合は、次の「手順 2 - ワークファイルへのオブジェクトのアンロード/ワークファイルからのオブジェクトのロード/ワークファイルのオブジェクトのスキャン」に進みます。
または:
オブジェクトのアンロード、ロード、またはスキャン用のコマンドプロシージャを使用する場合は、[Start Object Handler command procedure]を選択して次のように進みます。
最初のウィザード画面で[Start Object Handler command procedure]を選択します。 [Procedure]画面が表示されます。
次のいずれかのオプションを使用して、タイプ PROCEDURE のワークプラン名を[Name]フィールドに入力します。
トランザクションで使用するタイプ PROCEDURE のワークプラン名を入力します(「ワークプラン」も参照)。
[Select Workplan]を選択するか、または PF5 キーを押して、タイプ PROCEDURE の使用可能なワークプランのリストを表示します。 選択するワークプランの横にある行で、コマンド「S
」または「SE
」を入力します。 Enter キーを押してコマンドを実行し、[Procedure]画面の[Name]フィールドに値を入力します。
指定したワークプランを表示するには、[List Workplan]を選択するか、または PF4 キーを押します。
「管理」セクションの「ワークプランライブラリ内の利用可能なワークプランのリストの作成」も参照してください。
ENTER キーを押して続行します。
「手順 5 - 処理の実行」に進みます。
Natural ワークファイルからオブジェクトをアンロードする/Natural ワークファイルにオブジェクトをロードする/Natural ワークファイルをスキャンするには
最初のウィザード画面で、[Unload/Load/Scan objects into/from Natural work file(s)]を選択します。
ENTER キーを押すか PF8(次へ)キーを押して続行します。 ウィザードの[Options]画面が開きます。この画面では、次のフィールド、コマンド、および代替用の PF キーを使用できます。
フィールド | PF キー | 説明 |
---|---|---|
Transfer format | 有効になるのは、[Use default options](これがデフォルトです)を選択した場合に限られます。
これを選択すると、ワークファイルにおける処理データの書き込み/読み取りが転送フォーマットで実行されます。 「ワークファイル」の「ワークファイルフォーマット」も参照してください。 アンロード機能: ロード/スキャン機能: ロードまたはスキャンするデータは転送フォーマットにする必要があります。 |
|
Unicode work file | アンロード機能にのみ適用され、有効になるのは[Transfer format]が選択されている場合に限られます。
このオプションが選択されている場合、すべてのオブジェクトソースが、ワークファイルに書き込まれる前に Unicode/UTF-8(Universal Transformation Format、8 ビット形式)に変換されます。 |
|
Use PC File | 適用されるのは、Entire Connection がインストールされている場合に限られます。
これを選択すると、処理データが Entire Connection ワークファイルに書き込まれます。 |
|
PC File | 有効になるのは、[Use PC File]を選択した場合に限られます。
パス名および Entire Connection ワークファイルが使用されます。 |
|
Use default options | デフォルトオプションが使用されます(これがデフォルトです)。 使用可能なオプションについては、「プロファイルの設定」および「設定」の「その他のオプションの設定」を参照してください。 | |
Set additional options | PF4 | 有効になるのは、[Use default options]を選択した場合に限られます。
ウィザードの[Options]画面を表示します。この画面で、デフォルト設定を変更したり、処理の順序を指定する追加オプションを入力したりすることができます。 「設定」の「その他のオプションの設定」を参照してください。 |
Use Option Workplan | これが選択されている場合、タイプ OPTION のワークプランが使用されます(「ワークプラン」を参照)。 | |
Name | 有効になるのは、[Use Option Workplan]を選択した場合に限られます。
使用するタイプ OPTION のワークプランの名前。 |
|
List Option Workplan | PF6 | 有効になるのは、[Use Option Workplan]を選択した場合に限られます。
[Name]フィールドに指定されたワークプランの内容を表示します。 |
Select Option Workplan | PF5 | 有効になるのは、[Use Option Workplan]を選択した場合に限られます。
タイプ OPTION の使用可能なワークプランの選択リストが表示されます(「管理」の「ワークプランライブラリ内の利用可能なワークプランのリストの作成」も参照)。 |
表示されたオプションを選択し、処理順序の指定に使用されるフィールドに(必要に応じて)値を入力します。
ENTER キーを押すか PF8(次へ)キーを押して続行します。
ウィザードの[Parameters]画面が表示されます。
処理プロシージャのパラメータを設定するには
[Parameters]画面で次のオプションを選択し、(必要に応じて)処理シーケンスに使用されるフィールドに値を入力します。
フィールド | PF キー | 説明 |
---|---|---|
Do not use parameters | これが選択されている場合(デフォルト設定)、パラメータは設定されません。 | |
Use global parameters | これが選択されている場合、グローバルパラメータが使用されます。 「設定」の「グローバルパラメータの設定」を参照してください。 | |
Set global parameters | PF4 | 有効になるのは、[Use global parameters]を選択した場合に限られます。
これが選択されている場合、[Parameters]画面が表示されます。 キーワードと有効な入力値の詳細については、「設定」の「グローバルパラメータの設定」および parameter-setting(ダイレクトコマンド)に関する項を参照してください。 |
Use Parameter Workplan | これが選択されている場合、タイプ PARAMETER のワークプランが使用されます(「ワークプラン」を参照)。 | |
Name | 有効になるのは、[Use Parameter Workplan]を選択した場合に限られます。
使用するタイプ PARAMETER のワークプランの名前。 |
|
List Parameter Workplan | PF6 | 有効になるのは、[Use Parameter Workplan]を選択した場合に限られます。
これが選択されている場合、[Name]フィールドで指定したワークプランの内容が表示されます。 |
Select Parameter Workplan | PF5 | 有効になるのは、[Use Parameter Workplan]を選択した場合に限られます。
これが選択されている場合、タイプ PARAMETER の使用可能なワークプランの選択リストが表示されます(「管理」の「ワークプランライブラリ内の利用可能なワークプランのリストの作成」を参照)。 |
ENTER キーを押すか PF8(次へ)キーを押して続行します。
[Select Unload/Load/Scan Type]画面が表示されます。
処理するオブジェクトのタイプを選択するには
[Select Unload/Load/Scan Type]画面で、以下の 3 つのオプションのいずれかを選択します。 最初のオプションは、ロードおよびスキャン機能にのみ適用されることに注意してください。 各オブジェクトタイプに適用されるキーワードと有効な値については、「オブジェクト指定」セクションの該当する記載を参照してください。
ワークファイルのすべてのオブジェクトを処理するには、[Load/Scan all objects]を選択します。
特定タイプのオブジェクトを選択します。
ENTER キーを押すか PF8(次へ)キーを押して続行します。
選択したオブジェクトのタイプに応じて画面が表示され、処理するオブジェクトの選択条件を指定できます。
選択条件を入力し、必要に応じて[Details]を選択し(使用可能な場合)オブジェクトの詳細指定を行います。 [Details]の詳細については、「オブジェクト指定」セクションの関連する説明を参照してください。
タイプ SELECTION または LIST のワークプランを使用するには、[Use Selection or List Workplan]を選択します。 「ワークプラン」も参照してください。
ENTER キーを押すか PF8(次へ)キーを押して続行します。
[Selection or List]画面が表示されます。 次のいずれかのオプションを使用して、タイプ SELECTION または LIST のワークプラン名を[Name]フィールドに入力します。
ワークプランの名前を入力します。
または:
[Select Workplan]を選択するか、または PF5(SelWP)キーを押して、使用可能なすべてのワークプランのリストを表示します。 選択するワークプランの横にある行で、コマンド「S
」または「SE
」のいずれかを入力します。
Enter キーを押してコマンドを実行し、[Selection or List]画面の[Name]フィールドに値を入力します。 「管理」セクションの「ワークプランライブラリ内の利用可能なワークプランのリストの作成」も参照してください。
[Name]フィールドに入力したワークプランの内容を表示するには、[List Workplan]を選択するか、または PF4(Li-WP)キーを押します。
Enter キーを押すか、または PF8(Next)キーを押して続行します。
入力データから生成された処理コマンドがウィザードに表示されます。
コマンド SAVE
を入力するか PF5 キー(保存)を押すと、タイプ PROCEDURE のワークプランとして表示されるコマンドを保存できます(「ワークプラン」も参照)。
処理プロシージャを実行するには
コマンド実行画面で Enter キーを押すか、または PF8(Next)キーを押して設定を確認し、指定したオブジェクトを処理します。
必要に応じて PF7(Back)キーを押して、コマンドの実行を確認する前に処理設定を修正します。
オブジェクトハンドラで機能が実行され、確認メッセージが表示されます。
ENTER キーを押して続行します。
処理されたオブジェクトのリストを示すレポート画面が表示されます。
PF3(Exit)キーを押してレポート画面を終了するか、または PF12(Canc)キーを押して機能を終了します。
ウィンドウが表示され、データの処理を続行するかどうかを選択できます。
[No]を選択してから Enter キーを押して機能を終了します。
または:
PF12 キーを押して機能を終了します。
メインメニューが表示されます。
処理を続行するには
レポート画面で PF3(Exit)キーを押します。
ウィンドウが表示され、次の処理手順に進むかどうかを選択できます。
[Yes]を選択します。
前の設定を再利用または変更するオプションを示す画面が表示されます。