DL/I 用の Natural がインストールされている場合、検索機能と名前変更機能以外のすべての SYSMAIN 機能を DL/I サブファイルに実行できます。
DL/I サブファイルには以下のものが含まれています。
NDB = Natural に定義された DL/I DBD (データベース記述)。
NSB = Natural に定義された DL/I PSB (プログラム指定ブロック)。
UDF = Natural に定義された DL/I ユーザー定義フィールド。
NDB、NSB、DBD、PSB、および UDF の詳細については、『DL/I用のNatural』ドキュメントを参照してください。
このセクションでは、プログラミングオブジェクトに SYSMAIN 機能を実行するためのメニュー機能と選択リストオプション、およびダイレクトコマンドの使用時に適用される構文について説明します。
[DL/I Subfiles]メニューには、DL/I サブファイルの処理に必要なすべての SYSMAIN 機能が含まれています。 次の表に、メニューで表示されるフィールドとその説明を示します。
フィールド | 説明 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Code |
|
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Sel. List |
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Name | 処理する DL/I サブファイルの名前または名前の範囲(「名前の範囲の指定」を参照)。 | ||||||||||||
Type |
|
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Database | ソースデータベースまたはターゲットデータベースのデータベース ID(DBID)。
ソースデータベースは、処理対象の DL/I サブファイルが保存されている FDIC システムファイルを含みます。 ターゲットデータベースは、DL/I サブファイルのコピー先または移動先の FDIC システムファイルを含みます。 有効なデータベース ID は |
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File | ソースまたはターゲットの FDIC システムファイルのファイル番号(FNR)。
有効なファイル番号は ソースファイルは、処理対象の DL/I サブファイルを含みます。 ターゲットファイルは、DL/I サブファイルのコピー先または移動先のファイルです。 |
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Name |
VSAM ファイルにのみ適用されます。
ソースファイル番号またはターゲットファイル番号の DDNAME/FCT エントリ。 |
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Replace |
|
選択処理をアクティブにした場合、指定した選択条件に一致するすべての DL/I サブファイルの選択リストが[Selection]画面に表示されます。
このセクションでは、[Selection]画面に表示される列とフィールド、および DL/I サブファイルをさらに処理するための行コマンドについて説明します。
次の列とフィールドが[Selection]画面に表示されます。
列/フィールド | 説明 |
---|---|
C | 行コマンド用の入力フィールド(下記参照)。 |
Subfile | 指定した選択条件に一致する DL/I サブファイルの名前。 |
Message | DL/I サブファイルの処理ステータスを示すメッセージ。 表示されるメッセージについては、「ステータスメッセージ」を参照してください。 |
Listed Subfiles | DL/I サブファイルのタイプ。NDB (UDF を含む)または NSB 。
|
次のいずれかの行コマンドを、[Selection]画面の[C](コマンド)列に入力できます。
行コマンド | 機能 |
---|---|
A |
NSB サブファイルまたは NDB サブファイルと UDF サブファイルを処理します。
行コマンド |
L |
NSB サブファイルまたは NDB サブファイルと UDF サブファイルをリストします。 |
このセクションでは、オンラインモードまたはバッチモードでダイレクトコマンドを使用して、DL/I サブファイルに SYSMAIN 機能を実行する場合に適用される構文について説明します。 ダイレクトコマンドの一般的な使用方法については、「コマンドの実行」を参照してください。
次の構文図で使用されているキーワードと変数値については、「ダイレクトコマンドのキーワードと変数」を参照してください。 構文図の記号は、システムコマンドで使用される構文記号に対応します。 これらの記号の詳細については、『システムコマンド』ドキュメントの「システムコマンド構文」を参照してください。
where-clause と with-clause の構文は、どのコマンドでも同じです。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
DL1 |
name | [with-clause] | FM where-clause
|
TO where-clause
|
COPY DL1 SUBFILE1 TYPE D FM DBID 1 FNR 5 TO DBID 2 FNR 5
C DL1 SUBFILE REP FM FNR 6 TO FNR 7 TYPE D
COPY DL1 SUBFILE1 TYPE P TO DBID 3 FNR 7
MOVE DL1 SUBFILE1 TYPE D FM DBID 1 FNR 5 TO DBID 2 FNR 5
M DL1 SUBFILE1 REP FM FNR 6 TO FNR 7 TYPE D
DL1 |
name | IN where-clause
|
[with-clause] |
DELETE DL1 S* TYPE D
D DL1 TEST* IN DBID 177 FNR 205 TYPE D
LIST DL1 SUBFILE* IN DBID 1 FNR 5 TYPE D
L DL1 SF* TYPE P
[WHERE ] [DBID dbid] [FNR fnr] [NAME vsam-name]
|
||||||||
[CIPHER cipher]
|
|
password |
[WITH ] [TYPE type] [REPLACE ] [RCOP ]
|
[HELP ]
|