バージョン 4.2.5
 —  TP モニタインターフェイス  —

TIAM 環境の Natural

このドキュメントでは、Natural TIAM インターフェイス(製品コード NRT)の機能、および TIAM 環境での Natural の操作および個別のコンポーネントについて説明します。

次のトピックについて説明します。

以下の項目も参照してください。


Natural TIAM インターフェイスの構造

Natural TIAM インターフェイスは、次の 2 つのコンポーネントで構成されています。

どちらのコンポーネントも、マクロ NAMTIAM の要素であり、2 つの異なるアセンブリの実行で生成されます。「マクロ NAMTIAM のパラメータ」のパラメータ CODE も参照してください。

フロントエンド部分は、一般的に、Adabas インターフェイスモジュール ADALNK とリンクされ、初期化ルーチンを構成します。このルーチンは、TIAM セッションで Natural を確立するときに一度だけ実行されます。 初期化段階では、対応するパラメータのオペランド値に基づいて、さまざまな機能が実行されます。例えば、Natural バッファプールの確立/接続、Natural ニュークリアスのロードまたはリンク、物理的な端末バッファの確立などです。 フロントエンド部分は、ユーザー(タスク)ごとにロードする必要があります。

リエントラント部分NATRENT は、Natural ニュークリアスにモジュール要素としてリンクされます。また、NATRENT には、TP システム依存ルーチンのためのさまざまなエントリポイントが含まれます(メモリ管理、端末通信など)。 共有の Natural ニュークリアスを使用する場合、生成された NATRENT モジュールをフロントエンド部分にリンクする必要があります。

Natural ニュークリアスは完全に環境から独立しており(共有コード)、すべてのユーザーを対象として一度ロードするだけで済みます。

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マクロ NAMTIAM のパラメータ

マクロ NAMTIAM は、2 回生成する必要があります。1 回は Natural TIAM インターフェイスのフロントエンド部分のためで、もう 1 回はリエントラント部分のためです。 どちらで生成するかは、NAMTIAM マクロのパラメータ CODE で決定されます。

フロントエンド部分とリエントラント部分での生成に対して、NAMTIAM に対するマクロコールでラベルを提供することができます。 このラベルは CSECT 名を定義しており、この名前でモジュールがモジュールライブラリに格納されます。 ラベルが指定されていない場合、フロントエンド部分の名前は NATFRONT になり、リエントラント部分の名前は NATRENT になります。

フロントエンド部分の NAMTIAM マクロの例:

NATTESTF NAMTIAM CODE=FRONT,NUCNAME=NB2RENT,PARMOD=31

この例では、フロントエンド部分の CSECT 名は NATTESTF として定義されます。

リエントラント部分の NAMTIAM マクロの例:

NATTESTR NAMTIAM CODE=RENT,CLRKEY=K4,PARMOD=31

この例では、リエントラント部分の CSECT 名は NATTESTR として定義されます。

パラメータ:

マクロ NAMTIAM に指定できる各パラメータを次に示します。

ADACOM | ADDBUFF | APPLNAM | ATTKEY | CLRKEY | CODE | CURPRO | DELETE | DYNPAR | HCASK | ILCS | LF | LINK | LINK2/LINK3/LINK4 | NUCNAME | PARMOD | PFK | REFRKEY | REQMLOC | SYSDTA | TRACE | TTYLS | TTYPS | T975X | UMODE | USERID |

ADACOM - Adabas リンクモジュールの使用

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 このパラメータは、使用する Adabas リンクモジュールを決定します。 可能な値は次のとおりです。

説明
ADAUSER モジュール ADAUSER がフロントエンド部分にリンクされます(Adabas バージョン 7.1 未満)。
ADALNN マルチパスを使用している場合、モジュール ADALNN はフロントエンド部分にリンクされます(Adabas バージョン 7.1 未満)。
ADABAS モジュール ADAUSER および SSFB2C がフロントエンド部分にリンクされます(Adabas バージョン 7.1 以降)。
ADALNK

モジュール ADALNK(Adabas バージョン 7.1 未満)、またはモジュール ADALNKADAL2P、および SSFB2C(Adabas バージョン 7.1 以降)がフロントエンド部分にリンクされます。

これはデフォルト値です。

ADDBUFF - 追加のページ数

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 このパラメータは、端末 I/O バッファの追加のページ数を決定します。 可能な値は次のとおりです。

説明
18 またはオペランドなし 1 ページ当たり 4 KB の追加のページ数。
オペランドなし デフォルトでは、オペランドが指定されていません。

APPLNAM - アプリケーション名

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
name Natural TIAM アプリケーションの名前(最大 8 文字)。 Natural TIAM タスクが初期化されるとき、この名前はシリアライゼーション ID の一部になります。
NATTIAM これはデフォルト値です。

ATTKEY - 割り込みモード

このパラメータは、リエントラント部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
ON 端末で K2 キーを押すと、STXIT ルーチンによる割り込みが実行されます。 Natural は ATTENTION INTERRUPT を作成し、NAT1016 エラーメッセージを返します。
OFF

K2 キーを押すと、通常の BS2000/OSD 割り込みが実行されます。

これはデフォルト値です。

CLRKEY - 代替的なクリアキー

このパラメータは、リエントラント部分の生成に適用されます。

このパラメータは、LSPDUE1 に加えて、代替的な CLEARKEY を定義するために利用できます。 可能な値は次のとおりです。

説明
K1K4F1F4DUE2 代替的な CLEARKEY の名前。
K4 これはデフォルト値です。

CODE - 生成モード

このパラメータは、フロントエンド部分とリエントラント部分の両方の生成に適用されます。

このパラメータは、生成する Natural TIAM インターフェイスの部分を決定します。 可能な値は次のとおりです。

説明
FRONT

フロントエンド部分の生成/アセンブリを示します。

これはデフォルト値です。

RENT

リエントラント部分の生成/アセンブリを示します。

CURPRO - 保護フィールドへのカーソルの移動

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。

このパラメータは、保護フィールドへのカーソルの移動を許可するかどうかを制御します。 可能な値は次のとおりです。

説明
ON

カーソルは保護フィールドには移動できません

これはデフォルト値です。

OFF カーソルを保護フィールドに移動できます(例えば、フィールド固有のヘルプ機能を表示するため)。

DELETE - ダイナミックにロードされたプログラムの削除

このパラメータは、リエントラント部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
ON

Natural パラメータモジュールでプロファイルパラメータ DELETE を設定すると、ダイナミックにロードされた Natural 以外のプログラムを、ロード元の Natural プログラムの終了時にアンロードするかどうかを制御できます。また、このようなプログラムをコマンドモードへの切り替え時にアンロードするかどうかを制御できます。

これはデフォルト値です。

OFF 一度ダイナミックにロードされた Natural 以外のプログラムは、Natural セッション全体が存続している間保持されます。

DYNPAR - ダイナミックパラメータの読み取り

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
DIALOG ダイナミックパラメータは、端末での入力から読み取られます。
YES ダイナミックパラメータは、端末での入力から読み取られます。 YES の機能は DIALOG と同じです。これは、互換性維持の目的で保持されています。
SYSDTA ダイナミックパラメータは SYSDTA から読み取られます。
SYSIPT ダイナミックパラメータは SYSIPT から読み取られます。
FILE

ダイナミックパラメータは、シーケンシャルファイルから読み取られます。 この SAM ファイルの入力は、1 つのテキスト文字列として認識されます。つまり、個々のエントリは、行末であってもコンマで他の文字列と区切る必要があります。 このようなパラメータファイルは、LINK パラメータ CMPRMIN を使用して FILE コマンドで定義する必要があります。

次の例も参照してください。

NO

ダイナミックパラメータは、端末での入力から読み取られません。

これはデフォルト値です。

DYNPAR=FILE の例:

/FILE NAT.PARAMS,LINK=CMPRMIN

HCASK - ハードコピーの出力デバイスの指定

このパラメータは、リエントラント部分の生成に適用されます。

このパラメータは、ハードコピーの出力のたびに、使用する出力デバイスをユーザーが指定するようにするかどうかを決定します(端末コマンド %H を使用します)。 可能な値は次のとおりです。

説明
ON

ユーザーは、ハードコピーの出力のたびにデバイスを指定するように求められます。

これはデフォルト値です。

OFF 前のハードコピー出力で使用したデバイスが再び使用されます。

ILCS - 3GL サブプログラムの呼び出し

このパラメータは、リエントラント部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
CRTE 3GL サブプログラムは、一般的なランタイム環境の規則に従って呼び出されます。 呼び出すことができるように、ILCS 初期化ルーチン IT0SL# を、次に示すように Natural フロントエンドにリンクする必要があります。
INCLUDE IT0SL#,SYSLNK.CRTE.010
RESOLVE,SYSLNK.CRTE.010
YES 3GL サブプログラムは、機能拡張された ILCS のリンク規則に従って呼び出されます。 呼び出すことができるように、ILCS 初期化ルーチン IT0INITS を、次に示すように Natural フロントエンドにリンクする必要があります。
INCLUDE IT0INITS,SYSLNK.ILCS
RESOLVE,SYSLNK.ILCS
NO

標準的な処理が適用されます。

これはデフォルト値です。

LF - 行送りの制御文字

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。

このパラメータでは、ローカルプリンタでの印刷のために行送りの制御文字を指定します。 可能な値は次のとおりです。

説明
X'zz' 制御文字。
X'25' これはデフォルト値です。

LINK - プログラムとモジュールのリンク

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
name (name, name ,...) Natural プログラムから呼び出され、非リエントラント部分とリンクされるプログラムとモジュールの name(s) は、このパラメータで指定する必要があります。 下記を参照してください。

デフォルト値はありません。

逆に、名前を指定するプログラムおよびモジュールは、非リエントラント部分とリンクする必要があります。そうしないと、アプリケーションのステータスが SYSTEMERROR になり、すべてのユーザーが拒否され、エラーメッセージが表示されます。

TABLE マクロコールは、指定されたプログラムとモジュールに対して実行され、ダイナミックローダーのリンクテーブルにロードアドレスが入力されます。 したがって、Natural プログラムで呼び出すときは、これらのプログラムをダイナミックにロードする必要はありません。

例:

LINK=PROG1
LINK=(PROG1,PROG2,MODUL111)

LINK2/LINK3/LINK4 - LINK パラメータオペランドの拡張

これらのパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。

パラメータ LINK2LINK3、および LINK4LINK パラメータの拡張です。 オペランドの定義は 127 文字以下(カッコを含めて)にする必要があるので、これらのパラメータはパラメータ LINK のオペランドが長くなりすぎる場合のために提供されています。 構文は LINK の構文と似ています。 可能な値は次のとおりです。

説明
name (name, name,...) Natural プログラムから呼び出され、非リエントラント部分とリンクされるプログラムとモジュールの名前は、このパラメータで指定する必要があります。

デフォルト値はありません。

例:

NAMTIAM LINK=(PROG1,PROG2,...), 
                  LINK2=(PROG54,...)
NAMTIAM LINK=(PROG1,PROG2,PROG3,PROG4)

NUCNAME - Natural のリエントラントモジュールの名前

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。

このパラメータでは、連結される Natural のリエントラントモジュールの名前を指定します。 マクロ ADDON の Natural プールとロード情報には、この名前を使用する必要があります(BS2STUB はマクロ ADDON をアセンブルします)。 可能な値は次のとおりです。

説明
name 連結される Natural リエントラントモジュールの名前。
NB2RENT これはデフォルト値です。

PARMOD - Natural TIAM アプリケーションのアドレスモードと場所

このパラメータは、フロントエンド部分とリエントラント部分の両方の生成に適用されます。

このパラメータの最初の部分 nn は、Natural TIAM アプリケーションに対して、アドレッシングモード(24 ビットまたは 31 ビットモード)の定義に使用されます。

このパラメータの第 2 の部分 loc は、Natural TIAM アプリケーションのフロント部分の場所を定義するために使用されます。 16 MB を超えるアプリケーションのフロント部分をロードする場合、フロント部分のリンクプロシージャで次のように定義する必要があります。

LOADPT=*XS
LOADPT=X'address'

可能な値は次のとおりです。

説明
nn 24/31
loc BELOW/ABOVE
(31,ABOVE) これはデフォルト値です。

例:

/EXEC TSOLINK
PROG NATvrs,FILENAM=NATvrs,LOADPT=*XS,...
TRAITS RMODE=ANY,AMODE=31
INCLUDE..../* 
PARMOD=(nn,loc) MUST BE IDENTICAL IN THE FRONT-END AND REENTRANT PARTS

PFK - ファンクションキーモード

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 これは、次のファンクションキーモードのいずれかを設定するために使用されます。

説明
(KN, y)

リテラル %K1%K20 と送信キーコード DÜ1、または送信キーコード F1F20 が、ファンクションキーにロードされます。これは、デバイスタイプによって決まります。

この場合、yL または N のいずれかです。"L" はファンクションキーがロードされたことを表し、N は対応するモードがアクティブになったが、ファンクションキーがロードされないことを表します。

(KO, y) リテラル 0120 および送信キーコード F5 がファンクションキーにロードされます。
(KS, y) リテラル AT および送信キーコード F5 がファンクションキーにロードされます。さらにすべての出力メッセージで、ダミーフィールドが画面の最後の 2 つの位置で生成されます。 このダミーフィールドは、キー値を受信して渡すために使用されます。
OFF ファンクションキーモードは生成されません。
(KS,L) これはデフォルト値です。

REFRKEY - リフレッシュキー

このパラメータは、リエントラント部分の生成に適用されます。

これはファンクションキーの定義に使用することができます。 このファンクションキーを押すと、最後の完全な Natural 画面がリフレッシュされます。 したがって、オペレータまたはオペレーティングシステムから受信したメッセージで画面が上書きされた後でも、Natural のダイアログでの操作を続行できます。 可能な値は次のとおりです。

説明
K1K14 ファンクションキーの指定。
NO ファンクションキーが定義されていません。
K14(キー ESC + : これはデフォルト値です。

送信キーコードは、Natural アプリケーションに渡されません。 インターフェイスによって、Natural キーコードが ENTER に設定されます。

REFRKEY パラメータで定義するキーは、CLRKEY パラメータで定義するキーとは別にする必要があります。

REQMLOC

このパラメータは、31 ビットモード(PARMOD=31)のフロントエンド部分とリエントラント部分の両方の生成に適用されます。

このパラメータは、システムが要求メモリを通じて割り当てる Natural ワークエリアの場所を決定します。 可能な値は次のとおりです。

説明
BELOW すべてのエリアは、16 MB よりも下で要求されます。
ABOVE すべてのエリアは、16 MB よりも上で要求されます。
RES

すべてのエリアは、リエントラント部分の場所に応じて要求されます。

これはデフォルト値です。

REQMLOC パラメータは、BS2000/OSD システムマクロ REQMLOC パラメータに対応します。

SYSDTA

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
PRIMARY

ダイナミックな Natural パラメータを SYSDTA から読み取った後、SYSDTASYSFILE SYSDTA=(PRIMARY) に設定されます。

これはデフォルト値です。

SYSCMD ダイナミックな Natural パラメータを SYSDTA から読み取った後、SYSDTASYSFILE SYSDTA=(SYSCMD) に設定されます。

TRACE - トレースファイル番号と出力レコード長

このパラメータは、リエントラント部分の生成に適用されます。

このパラメータでは、トレースファイルの番号とトレース出力レコードの最大長を指定します。 可能な値は次のとおりです。

説明
(nn ,ll) nn : 01...99 nnSYSLST nn トレースファイルの番号です。
ll : 71...132 ll はトレース出力レコードの最大長を表す文字数です。
(99,71) これはデフォルト値です。

外部 Natural トレース機能がアクティブな場合は、トレースレコードは SYSLSTnn に書き込まれます。 この場合、Natural TIAM ドライバによって次のトレースファイルが作成されます。

例:

NATURAL.TRACE.TIAM.TTTT,SPACE=(30,3)
SYSFILE SYSLSTnn=NATURAL.TRACE.TIAM.TTTT
/* TTTT is the task sequence number

Natural TIAM セッションが終了する前に、トレースファイルが次のように閉じられます。

SYSFILE SYSLSTnn=(PRIMARY)

TTYLS - telex マシンの行の長さ

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。

このパラメータでは、Natural の物理的な行の長さを、telex マシンのさまざまな用紙フォーマットに合わせることができます。 可能な値は次のとおりです。

説明
nn nn は、TTY デバイスの物理的な行サイズを指定します。
80 これはデフォルト値です。

TTYPS - telex マシンのページサイズ

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。

このパラメータでは、Natural の物理ページのサイズを、telex マシンのさまざまな用紙フォーマットに合わせることができます。 可能な値は次のとおりです。

説明
nn nn は、TTY デバイスの物理ページサイズ(行数)を指定します。
24 これはデフォルト値です。

T975X - デバイスタイプ固有のメッセージの最適化

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。

このパラメータは、9750 として PDN に生成されたデータステーションを使用する際に、最適化されるデバイスタイプメッセージを決定します。 可能な値は次のとおりです。

説明
975097559756、または 9763 デバイスタイプ。
9750 これはデフォルト値です。

UMODE - オペレーションのモード

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
(S,y) S はオペレーションモードを指定します。y は言語インジケータです。

以下の「オペランドの説明」を参照してください。

(S,E) これはデフォルト値です。

オペランドの説明

オペランド 説明
S 「オペレーションモードはシングル」という意味です。つまり、1 つの端末/ユーザーからは、1 回の Natural セッションのみを開始できます。
y ログオフメッセージ用の言語インジケータです。
D デンマーク語
E 英語
F フランス語
G ドイツ語
I イタリア語
N オランダ語
S スペイン語

USERID - Natural ユーザー ID

このパラメータは、フロントエンド部分の生成に適用されます。 可能な値は次のとおりです。

説明
SYSTEM
または
YES
Natural ユーザー ID は、BS2000/OSD ユーザー ID を使用して作成されます。
USER
または
NO

Natural ユーザー ID は、ジョブ名、つまり LOGON コマンドの /.JOBNAME を使用して作成されます。 LOGON コマンドに BS2000/OSD ジョブ名が指定されていない場合、Natural ユーザー ID は、USERID=SYSTEM または USERID=YES の場合と同様に作成されます。

これはデフォルト値です。

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TIAM 環境の共通メモリプール

ローカルな共通メモリプールを生成する場合、または、グローバルな共通メモリプールへの接続を定義する場合は、マクロ ADDON(これはモジュール BS2STUB をアセンブルします)を使用します。

プログラム CMPSTART および CMPEND は、グローバルな共通メモリプールの開始と停止を実行します。 これらのプログラムについては、Natural の『オペレーション』ドキュメントの「グローバル共通メモリプール」で説明しています。

Natural TIAM アプリケーションには、次の共通メモリプールが必要です。

共通メモリプールとフロントエンドワークエリアに割り当てられるメモリの合計は、仮想ユーザーアドレススペースに完全に収まる必要があります。

Adabas プールがユーザーアドレススペースを超えている場合、OP コマンドの実行時に、エラーメッセージ 148 が生成されます。 セッションの開始時に、Natural ではエラーメッセージ NAT8148 が発行され、次のセッションの終了時にはメッセージ NAT9989(不適切なシステムファイル)が発行されます。

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Natural 共有ニュークリアス

TIAM アプリケーションに対しては、一般的な共有の Natural ニュークリアスを使用することができます。 この場合に適用されるルールは、Naturalの『オペレーション』ドキュメントの「BS2000/OSD 環境での Natural 共有ニュークリアス」で説明しています。

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