バージョン 4.2.5
 —  TP モニタインターフェイス  —

IMS/TM 環境の Natural - リカバリの制御

このドキュメントでは、Natural IMS インターフェイスでのリカバリの制御を説明します。

次のトピックについて説明します。


システムアベンドとユーザーアベンド

Natural IMS インターフェイスは、アベンドの場合に制御を取得する ESTAEX 環境で保護されます。

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リバカリ不能エラー

リカバリ不能エラーは、Natural IMS インターフェイスで検出され、Natural で処理できない論理エラーです。 これらの状況が発生するのは、一般的に起動時、終了時、または端末 I/O のときです。 このいずれの場合も Natural ランタイムはアクティブではないため、エラーに対応することができません。

リカバリ不能エラーが検出された場合、Natural IMS インターフェイスは、NII エラーを発行してセッションを終了します。 エラーメッセージは、IMS ログとシステムログにも書き込まれます。 エラーメッセージテーブルのダンプオプションに基づいて、スナップダンプが生成されます。

メッセージが IMS ログに書き込まれないようにするには、NIMPARM マクロの ERRLHDR パラメータを明示的に空値に設定します。つまり、ERRLHDR=, を指定します。

エラーメッセージを送信できない場合(例えば、GU が失敗した場合)、セッションがアベンドになります(ユーザーアベンド)。

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リカバリ可能エラー

レポートの宛先が無効な場合など、論理エラーが Natural IMS インターフェイスによって検出され、それが Natural で対処できる場合、Natural エラーメッセージが発行され、Natural は標準的なエラー処理でその状況に対処します。

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