バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

USER - プロファイルパラメータ文字列とモジュールの使用制限

この Natural プロファイルパラメータでは、SYSPARM プロファイル、NTSYS マクロ、またはパラメータデータセット(CMPRMIN)で指定されたダイナミックパラメータ文字列の使用を制限できます。また、代替パラメータモジュール(NATPARM)を制限することもできます。

可能な設定 ユーザー ID のリスト 後続指定のプロファイルパラメータ文字列を使用することを許可するユーザーの ID。 指定したユーザーのみがそのパラメータ文字列を使用できるようになります。
デフォルト設定 なし  
ダイナミックな指定

このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 代替パラメータモジュール(NATPARM)の使用を制限するには、代わりに対応するマクロ NTUSER を使用する必要があります。

セッション内の指定 不可  

USER パラメータは、その後に指定されたダイナミックパラメータの文字列にのみ適用されます。 NTUSER マクロは、それが指定されたパラメータモジュールに適用されます。 環境依存 Natural ニュークリアスにリンクされたデフォルトの Natural パラメータモジュールは制限できません。

ダイナミックプロファイルパラメータが評価され、USER パラメータが見つかると、Natural は現在のユーザー ID(つまり、システム変数 *INIT-USER の現在の設定)が、USER パラメータで指定されたユーザー ID のリストに存在するかどうかをチェックします。 存在しない場合、ユーザーは対応するエラーメッセージを受け取り、ダイナミックプロファイルパラメータの処理が即座に終了します。

代替パラメータモジュールを使用する場合、Natural は、PARM パラメータで指定された代替パラメータモジュールをロードし、現在のユーザー ID(つまり、システム変数 *INIT-USER の現在の設定)が、代替パラメータモジュールの NTUSER マクロで指定されたユーザー ID のリストに存在するかどうかをチェックします。 存在しない場合、ユーザーは対応するエラーメッセージを受け取り、代替パラメータモジュールは破棄されます。

次の項目の使用を制限するには

以下では次のトピックについて説明します。


USER パラメータの構文

USER パラメータの構文は次のとおりです。

USER=(user-id1,user-id2,...)

Top of page

NTUSER マクロの構文

NTUSER マクロは Natural パラメータモジュールで次のように指定します。

NTUSER user-id1,user-id2,user-id3,...
NTUSER user-id4,user-id5,...
...

Top of page

NTUSER マクロの例

次の例では、Natural パラメータマクロを保護しています。

NTPRM ...
...
NTUSER ADMIN1,ADMIN2

Top of page

USER パラメータの例

USER=(ADMIN1,ADMIN2),FNAT=(12,177,SECPASSW,74832055)

Top of page