この Natural プロファイルパラメータでは、SYSPARM
プロファイル、NTSYS
マクロ、またはパラメータデータセット(CMPRMIN
)で指定されたダイナミックパラメータ文字列の使用を制限できます。また、代替パラメータモジュール(NATPARM
)を制限することもできます。
可能な設定 | ユーザー ID のリスト | 後続指定のプロファイルパラメータ文字列を使用することを許可するユーザーの ID。 指定したユーザーのみがそのパラメータ文字列を使用できるようになります。 |
---|---|---|
デフォルト設定 | なし | |
ダイナミックな指定 | 可 |
このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 代替パラメータモジュール( |
セッション内の指定 | 不可 |
USER
パラメータは、その後に指定されたダイナミックパラメータの文字列にのみ適用されます。 NTUSER
マクロは、それが指定されたパラメータモジュールに適用されます。 環境依存 Natural ニュークリアスにリンクされたデフォルトの Natural パラメータモジュールは制限できません。
ダイナミックプロファイルパラメータが評価され、USER
パラメータが見つかると、Natural は現在のユーザー ID(つまり、システム変数 *INIT-USER
の現在の設定)が、USER
パラメータで指定されたユーザー ID のリストに存在するかどうかをチェックします。 存在しない場合、ユーザーは対応するエラーメッセージを受け取り、ダイナミックプロファイルパラメータの処理が即座に終了します。
代替パラメータモジュールを使用する場合、Natural は、PARM
パラメータで指定された代替パラメータモジュールをロードし、現在のユーザー ID(つまり、システム変数 *INIT-USER
の現在の設定)が、代替パラメータモジュールの NTUSER
マクロで指定されたユーザー ID のリストに存在するかどうかをチェックします。 存在しない場合、ユーザーは対応するエラーメッセージを受け取り、代替パラメータモジュールは破棄されます。
次の項目の使用を制限するには
SYSPARM
プロファイル
USER パラメータをプロファイル内の最初のパラメータとして指定します。 USER
パラメータで指定したユーザーのみが、プロファイル内の後続のプロファイルパラメータ文字列(つまり、プロファイル全体)を使用できるようになります。
NTSYS
マクロまたは CMPRMIN
データセットで定義されたパラメータ文字列
USER
パラメータをパラメータ文字列内の最初のパラメータとして指定します。
代替パラメータモジュール
代替パラメータモジュールでマクロ NTUSER
を指定します。
以下では次のトピックについて説明します。
USER
パラメータの構文は次のとおりです。
USER=(user-id1,user-id2,...) |
NTUSER
マクロは Natural パラメータモジュールで次のように指定します。
NTUSER user-id1,user-id2,user-id3,... NTUSER user-id4,user-id5,... ... |
次の例では、Natural パラメータマクロを保護しています。
NTPRM ... ... NTUSER ADMIN1,ADMIN2
USER=(ADMIN1,ADMIN2),FNAT=(12,177,SECPASSW,74832055)