この Natural プロファイルパラメータでは、Natural データおよび Natural ソースのデフォルトのコードページを定義します。
Unicode との間のデータ変換のようなコードページセンシティブなオペレーションに対して、例えば、ステートメント固有の ENCODED
オプションや他のプロファイルパラメータなどによってコードページが指定されていない場合は、デフォルトコードページが適用されます。
現在の Natural セッションについては、すべてのコードページデータ(Natural ソース、A フォーマットフィールドの内容など)がこのコードページフォーマットで保存されると想定されます。
『Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「プロファイルパラメータ」も参照してください。
可能な設定 | code-page |
目的のコードページの名前です。 長さ:1~64 文字 任意の文字列を指定できますが、ソースモジュール マルチバイトコードページのサポートの詳細については、『Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「マルチバイトコードページ」を参照してください。 |
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---|---|---|---|
ON |
次のようにして、IBM および Siemens メインフレームのデフォルトコードページを設定します。
Siemens メインフレームの場合、コードページは IBM メインフレームの場合、これは次の Natural プロファイルパラメータ |
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ULANG 設定:
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使用されるコードページ: | ||
ULANG=1 (英語)
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IBM01140 |
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ULANG=2 (ドイツ語)
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IBM01141 |
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ULANG=3 (フランス語)
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IBM01147 |
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ULANG=4 (スペイン語)
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IBM01145 |
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他の言語の場合、IBM01140 がデフォルトコードページとして使用されます。
注意: |
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OFF |
コードページのサポートを無効にします。 | ||
' ' (空白) |
ON と同じです。
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AUTO |
ユーザー端末のコードページ名が使用されます(使用可能な場合)。 オンライン環境 TSO、CICS、Com-plete、および VM/CMS にのみ適用されます。 マルチバイトコードページのサポートの詳細については、『Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「マルチバイトコードページ」を参照してください。 注意: |
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デフォルト設定 | OFF |
コードページのサポートを無効にします。 | |
ダイナミックな指定 | 可 | ||
セッション内の指定 | 不可 |
CP
プロファイルパラメータが OFF
以外の値に設定されている場合、CFICU
プロファイルパラメータの値は ON
に変更されます。
プロファイルパラメータ CP
がマルチバイトコードページ(MBCS)に設定されている場合、論理シフトイン/シフトアウト文字はコードページで提供され、SOSI
は無視されます。
CP
パラメータの評価の結果であるデフォルトコードページを確認するには、システム変数 *CODEPAGE
の内容を表示するか、またはSYSCP
ユーティリティの Unicode プロパティ機能を使用します。
LIST DIRECTORY
システムコマンドまたは SYSCP
ユーティリティを使用すると、Natural ソースオブジェクトのエンコーディングに使用されるデフォルトコードページを確認できます。 また、SYSCP
ユーティリティは、ソースオブジェクトのコードページを変更する場合にも使用できます。