バージョン 4.2.5
 —  Installation  —

REQUEST DOCUMENT および PARSE XML ステートメントサポートのインストール

このドキュメントでは、Natural ステートメント REQUEST DOCUMENT および PARSE XML を使用できるようにするために必要なインストール手順を説明します。

次のトピックについて説明します。

参考情報


サポートされているプラットフォーム

Natural ステートメント REQUEST DOCUMENT および PARSE XML がサポートされているメインフレームコンピュータプラットフォームのリストについては、Natural の『プログラミングガイド』の「インターネットおよび XML アクセス用のステートメント」の以下のセクションを参照してください。

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前提条件

Natural の『プログラミングガイド』の「インターネットおよび XML アクセス用のステートメント」セクションの「全般的な前提条件」、「インストールの前提条件」を参照してください。

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Natural ニュークリアスのビルド

ステートメント REQUEST DOCUMENT および PARSE XML のランタイムは、モジュール NATXML に用意されています。

このランタイムを有効にするには、モジュール NATXML を Natural 共有ニュークリアスにリンクする必要があります。

詳細については、使用環境の該当するインストール手順を参照してください。

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Natural フロントエンドのビルド

予備注釈

バッチおよび TP システムドライバについて(z/OS、z/VSE、および VM/CMS 上の Com-plete を除く)

BS2000/OSD について

Natural フロントエンドモジュールのリンク

z/OS 環境の場合:

バッチおよび TSO: モジュール NAT2LE および NAT2TCP のインクルードを、Natural フロントエンドモジュールのリンク手順に追加します。

実際の LE ライブラリをフロントエンドリンク手順の SYSLIB 宣言に追加し、未解決外部参照の自動解決を有効にします(つまり、NCAL パラメータなし)。

CICS: モジュール NAT2LE および NCI2TCP のインクルードを、Natural CICS フロントエンドモジュールのリンク手順に追加します。

CICS ソケットライブラリ(通常は、hlq.SEZARNT1hlq.SEZATCPhlq.SEZACMTX)からの CICS ソケットモジュール EZACIC17 のインクルードを追加します。

CICS ソケットライブラリと実際の LE ライブラリ(通常は、hlq.SCEELKED)からの未解決外部参照の解決を有効にします。

CICS TCP/IP を設定する必要があります。 『z/OS CS: IP CICS Sockets Guide』も参照してください。

Com-plete: モジュール NAT2LE を Natural Com-plete フロントエンドモジュールにリンクします。

モジュール NCFTCP42 を Com-plete ロードライブラリにコピーします。

TCPIP CDI ドライバが必要です。また、Com-plete パラメータモジュール SYSPARMPOSIX SERVER ステートメントが必要です。

IMS/TM: モジュール NAT2LE および NAT2TCP のインクルードを、すべての NII フロントエンドモジュールのリンク手順に追加します。

実際の LE ライブラリをフロントエンドリンク手順の SYSLIB 宣言に追加し、未解決外部参照の自動解決を有効にします(つまり、NCAL パラメータなし)。

z/VSE 環境の場合:

バッチおよび CICS: モジュール NAT2LE および NAT2TCP のインクルードを、バッチフロントエンドモジュールと NCI フロントエンドモジュールのリンク手順に追加します。

未解決外部参照が実際の LE ライブラリから自動解決されるようにします。

Com-plete/NDV-SMARTS: モジュール NAT2LE を Natural Com-plete フロントエンドモジュールにリンクします。

フェーズ NCFTCP42 を Com-plete/SMARTS ロードライブラリにコピーします。

TCPIP CDI ドライバが必要です。また、Com-plete パラメータモジュール SYSPARMPOSIX SERVER ステートメントが必要です。

VM/CMS 環境の場合:

VM/CMS

NAT$LOAD EXEC をクロスエディットし、NAT2LENAT2TCP を変数 loadlist の末尾に追加します。

TCP/IP へのアクセスの有効化については、『オペレーション』ドキュメントの「TCP/IP 通信の使用」を参照してください。

BS2000/OSD 環境の場合:

Batch、TIAM、および openUTM: モジュール NAT2LE および LLM NAT2TCP のインクルードを、バッチモードと TIAM のフロントエンドリンク手順に追加します。

CRTE 初期化ルーチン IT0SL# がフロントエンドモジュールにインクルードされていない場合は、IT0SL# のインクルードを追加します。

RESOLVE-BY-AUTOLINK LIB=($TSOS.SYSLNK.CRTE) ステートメントを Natural フロントエンドモジュールのリンク手順に追加します。

注意:
NAT2TCP は LLM 形式で提供されているので、フロントエンドのリンクにはバインダを使用する必要があります。

NDV: 現在、REQUEST DOCUMENT ステートメントは BS2000/OSD 用の Natural 開発サーバーではサポートされていません。

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インストール確認

ランタイム環境でステートメントを有効化します。Natural の『プログラミングガイド』の「インターネットおよび XML アクセス用のステートメント」セクションの「全般的な前提条件」にある「有効化/無効化」を参照してください。

ライブラリ SYSEXV に含まれているサンプルプログラムを試行します。

REQUEST DOCUMENT および PARSE XML ステートメントのサポートを有効にするプロファイル設定の詳細については、以下のドキュメントを参照してください。

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