このセクションでは、マップエディタを起動および終了する方法について説明します。
新規マップの作成および既存マップの編集のために、さまざまなコマンドを使用してエディタを起動できます。
マップエディタを起動して新規マップを作成するには
次のシステムコマンドのいずれかを入力します。
EDIT MAP
または:
E M
(コマンド省略形)
ソースエリアにマップがすでに存在する場合は、このマップのマップ定義がマップ編集エリアに表示されます(「マップの編集」を参照)。 システムコマンド CLEAR
を入力してからマップエディタを起動すると、ソースエリアをクリアできます。
ソースエリアが空の場合は、以下の例のような[Edit Map]メニューが表示されます。
13:50:41 ***** NATURAL MAP EDITOR ***** 2007-08-07 User SAG - Edit Map - Library SYSTEM Code Function ---- --------------------------------- D Field and Variable Definitions E Edit Map O Outline Editor X Migration of Maps created with KAPRI I Initialize new Map H Initialize a new Help Map M Maintenance of Profiles & Devices S Save Map T Test Map W Stow Map ? Help . Exit Code .. I Name .. ________ Profile .. SYSPROF_ Command ===> Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12--- Help Exit Test Edit |
注意:
メニューオプション[Outline Editor]および[Migration of Maps created with KAPRI]は、Natural for MBCS がインストールされている場合にのみ表示されます。
[Edit Map]メニューはマップエディタのメインメニューです。 メニューに含まれるフィールドを次に示します。
フィールド | 説明 |
---|---|
User | 現在のユーザーの Natural ユーザー ID。 |
Library | 現在有効な Natural ライブラリ ID。 |
Code | 実行する機能のコード(「[Edit Map]メニューの機能」を参照)。 |
Name | マップまたはヘルプマップを含むソースオブジェクト。
複数言語に対応したマップの場合、ソースオブジェクト名の 1 桁が言語コード用に予約されています。 次に例を示します。
上記のマップはプログラムから次のように呼び出されます。 INPUT USING MAP 'USERMAP&'
ここで、 |
Profile | 現在有効なセッションプロファイル。
プロファイル名は、現在のライブラリ ID に設定されます。 現在のライブラリ ID が設定できない場合は、現在のユーザー ID に設定されます。 現在のユーザー ID が設定できない場合、プロファイル名は |
マップエディタを起動して既存マップを編集するには
次のシステムコマンドを入力します。
EDIT map-name
または、省略形を使用します。
E map-name
map-name は、編集対象のマップの名前です。
指定した名前のマップが現在のライブラリにソースオブジェクトとして存在し、他のユーザーによってロックされていない場合は、このマップのマップ定義がマップエディタの編集エリアに表示されます(「マップの編集」を参照)。
マップをロックすると、ソースは同時に更新されなくなります。マップのロックは、プロファイルパラメータ SLOCK
の現在の設定によって決まります(『パラメータリファレンス』ドキュメントの「SLOCK - ソースのロック」を参照)。
または:
また、編集するマップが、まだ前のエディタセッションのソースエリアに含まれている場合は、次のコマンドを使用できます。
E M
マップエディタを終了するには
[Edit Map]メニューで PF3 キーを押すか、または[Code]フィールドにピリオド(.)を入力します。
または:
コマンド行でピリオド(.)またはコマンド EXIT
を入力します。
注意:
マップエディタでは、エディタプロファイルオプション[Leave Editor with Unlock]の現在の設定が使用され、マップエディタの終了時にソースコードのロックを解除するかどうかが決定されます。 このオプションについては、「全般的な情報」セクションの「エディタプロファイル」の「全般的なデフォルト設定」で説明します。