このセクションでは、マップ作成に関係する 4 つの主な手順について説明します。
必要な設定をメニューで選択して、マッププロファイル(つまり、使用するフィールドデリミタ、フォーマット設定、コンテキスト設定、および充填文字)を定義します。
プログラムやデータエリアなど、マップを参照する Natural オブジェクトで対応するデータ定義を作成する前、または作成した後にマップを定義します。 マップを定義する 2 つの方法について次に説明します。
最初にプロトタイプマップを定義して、次にマップを参照するオブジェクトで対応するデータ定義を作成し、その後でマップをアプリケーションに統合します。
フィールドはマップ編集エリアで直接定義できます。 各フィールドにはデフォルト名が割り当てられます。 続けて、対応するデータ定義が各オブジェクトで作成されたら、これらのデータ定義をマップフィールドに割り当てることができます(事後割り当て)。
既存のデータ定義を使用してマップを定義します。
データ定義がマップを参照するオブジェクトにすでに存在する場合、マップフィールドは、このオブジェクトに含まれているデータ定義を使用することによって作成できます。 この場合、データ定義のすべての特性はマップにコピーされます。
マップフィールドは、マップ編集エリアでフィールド定義を直接入力するか、または「データ定義の選択」の説明に従って、別の Natural オブジェクトからデータ定義を選択して作成できます。
マップエディタには、フィールドを定義するための次の機能が用意されています。
全画面編集モードまたは画面分割編集モード。
全画面モードでは、実際にマップを設計し、フィールド定義を入力するマップ編集エリアが表示されます。
画面分割モード(デフォルト設定)では、編集画面の上半分を使用して他の Natural オブジェクトのデータ定義が表示されます。 画面の下半分にはマップ編集エリアが表示されます。
画面配置コマンド。
行コマンド。テーブルの定義および行の操作に使用します。
フィールドコマンド。配列の定義およびフィールドの操作に使用します。
エディタ機能。処理(整合性チェック)ルールの編集に使用します。
前の手順で説明したようにマップを定義した後は、ソースオブジェクトまたはカタログ化オブジェクトとして、現在のライブラリおよび Natural システムファイルに保存できます。 ソースオブジェクトとして保存した後は、続くマップ編集セッション中にマップを読み込んだり変更したりできます。 カタログ化オブジェクトとしてマップを保存すると、そのマップを Natural プログラムから呼び出すことができます。
注意:
マップエディタでは、プログラムエディタおよびデータエリアエディタの[Auto Save Numbers]機能を使用します(「エディタ - 全般的な情報」を参照)。