バージョン 4.2.5
 —  デバッガ  —

デバッグ環境のメンテナンス

デバッグ環境は主にデバッグエントリで構成されているため、該当する各セクションで説明しているように、ブレイクポイントおよびウォッチポイントの設定により確立されます。

デバッグ環境を確立すると、後で使用できるように保存できます。 デバッグ環境を保存するファイルは、デバッガコマンド PROFILE で指定できます(「ナビゲーションと情報コマンド」を参照)。 また、デバッグ環境を削除したり、そのカウンタを初期値にリセットしたりできます。

以下の項目もデバッグ環境の一部であり、したがって、デバッグ環境の保存やロードのたびに、これらの項目も保存またはロードされます。

注意:
デバッガは、バージョン 2.3 より上の Natural バージョンで作成されたデバッグ環境のみをサポートします。それ以前のバージョンで作成されたデバッグ環境は無視されます。

Start of instruction set Debug Environment Maintenance 機能を呼び出すには

このセクションでは、[Debug Environment Maintenance]メニューに用意されている機能と、さまざまなライブラリでメンテナンス機能を実行する手順を説明します。

各機能を選択したら、メンテナンスを行うデバッグ環境の名前を入力する必要があります。


テストモードを ON/OFF に設定

テストモードのオンとオフの切り替え」を参照してください。

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デバッグ環境のロード

Start of instruction set ユーザーシステムファイル(FUSER)からデバッグ環境をロードするには

環境名を指定しない場合は、「Noname」という名前のデフォルトの環境がロードされます。

アスタリスク(*)を入力すると、使用可能なすべてのデバッグ環境のリストが表示されます。 リストでは、使用する環境に行コマンド LO でマークを付けて、それをデバッグバッファにロードできます。または、環境を削除するには、行コマンド DE を使用します。

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デバッグ環境の保存

Start of instruction set デバッグ環境を保存するには

環境名を指定しない場合は、「Noname」という名前で環境が保存されます。

指定した名前のデバッグ環境がすでに存在する場合は、その既存の環境を上書きするかどうかの確認を求められます。

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デバッグ環境のリセット

デバッグ環境は、テスト実行を行う前に、毎回リセットする必要があります。 環境をリセットすると、次の結果となります。

Start of instruction setデバッグ環境をリセットするには

環境名を指定しない場合は、現在のデバッグ環境がリセットされます。

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デバッグ環境の削除

Start of instruction set デバッグ環境を削除するには

  1. [Debug Environment Maintenance]メニューで、ファンクションコード「D」および環境名を入力します。

    または:
    次のダイレクトコマンドを入力します。

    DELETE ENVIRONMENT name

    確認ウィンドウが表示されます。

  2. 確認ウィンドウで「Y」(Yes)を入力して、削除を確認します。

    指定したデバッグ環境が削除されます。

環境名を指定しない場合は、現在のデバッグ環境が削除されます。

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さまざまなライブラリのデバッグ環境のメンテナンス

SYSMAIN ユーティリティには、さまざまなライブラリやシステムファイルの間でデバッグ環境をコピーまたは移動する機能、およびデバッグ環境の削除、リスト表示、または名前変更を行う機能があります。

デバッグ環境が 1 つのライブラリから他のライブラリに移動またはコピーされても、そのブレイクポイントとウォッチポイントは、以前の(ソース)ライブラリを参照しています。 デバッグ環境を新しい(ターゲット)ライブラリに合わせて調整するには、対応するブレイクポイント(「ブレイクポイントのメンテナンス」の「ブレイクポイントの変更」も参照)またはウォッチポイント(「ウォッチポイントのメンテナンス」の「ウォッチポイントの変更」も参照)を変更します。 変更機能を実行するときに、既存の定義を変更する必要はありません。保存コマンド(PF5)の実行時に、ライブラリの参照は自動的に新しいライブラリに変更されます。これは、[Modify Breakpoint]画面または[Modify Watchpoint]画面にある[Library]フィールドのエントリで確認できます。

関連トピック:

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