この機能を使用して、すべてのデバッグエントリ(スパイ)、つまり、ブレイクポイントおよびウォッチポイントの有効化、無効化、リスト表示、または削除を行います。 また、ブレイクポイントまたはウォッチポイントの各メンテナンス画面にアクセスするために、
を使用することもできます。 これらの画面については、「ブレイクポイントのメンテナンス」および「ウォッチポイントのメンテナンス」で説明しています。Spy maintenance 機能を呼び出すには
デバッグメインメニューでファンクションコード「S
」を入力します。
または:
次のダイレクトコマンドを入力します。
SM
[Spy Maintenance]メニューが表示されます。
[Spy Maintenance]メニューで提供される機能については、次のセクションで説明します。
「テストモードのオンとオフの切り替え」を参照してください。
指定したスパイの現在の状態をアクティブに設定するには
[Spy Maintenance]メニューで、ファンクションコード「A
」および、スパイ番号またはスパイ名を入力します。
または:
ダイレクトコマンド ACTIVATE
を使用します。その構文については、「コマンドの概要と構文」セクションで説明しています。
スパイ番号もスパイ名も指定しない場合は、すべてのスパイ(ブレイクポイントおよびウォッチポイント)が有効になります。
指定したスパイの現在の状態を非アクティブに設定するには
[Spy Maintenance]メニューで、ファンクションコード「B
」および、スパイ番号またはスパイ名を入力します。
または:
ダイレクトコマンド DEACTIVATE
を使用します。その構文については、「コマンドの概要と構文」セクションで説明しています。
スパイ番号もスパイ名も指定しない場合は、すべてのスパイ(ブレイクポイントおよびウォッチポイント)が無効になります。
指定したスパイを削除するには
[Spy Maintenance]メニューで、ファンクションコード「C
」および、スパイ番号またはスパイ名を入力します。
または:
ダイレクトコマンド DELETE
を使用します。その構文については、「コマンドの概要と構文」セクションで説明しています。
スパイ番号もスパイ名も指定しない場合は、すべてのスパイ(ブレイクポイントおよびウォッチポイント)が削除されます。
指定したスパイを表示するには
[Spy Maintenance]メニューで、ファンクションコード「D
」および、スパイ番号またはスパイ名を入力します。
または:
ダイレクトコマンド DISPLAY
を使用します。その構文については、「コマンドの概要と構文」セクションで説明しています。
指定したスパイが一意である場合は、[Display Breakpoint]画面または[Display Watchpoint]画面がスパイのタイプに応じて表示され、指定されているブレイクポイントまたはウォッチポイントがすべて表示されます。
指定したスパイが一意でない場合は、関連するスパイのリストが表示されます。 このリストで、スパイを行コマンド AC
、DA
、DI
、MO
、または DE
でマークして、それぞれ、有効化、無効化、表示、変更、削除を実行できます。
スパイ番号もスパイ名も指定しない場合は、すべてのスパイ(ブレイクポイントおよびウォッチポイント)が表示されます。
指定したスパイを変更するには
[Spy Maintenance]メニューで、ファンクションコード「M
」および、スパイ番号またはスパイ名を入力します。
または:
ダイレクトコマンド MODIFY
を使用します。その構文については、「コマンドの概要と構文」セクションで説明しています。
指定したスパイが一意の場合は、[Modify Breakpoint]画面または[Modify Watchpoint]画面がスパイのタイプに応じて表示され、ブレイクポイントまたはウォッチポイントを変更できます。
指定したスパイが一意でない場合は、関連するスパイのリストが表示されます。 このリストで、スパイを行コマンド AC
、DA
、DI
、MO
、または DE
でマークして、それぞれ、有効化、無効化、表示、変更、削除を実行できます。
スパイ番号もスパイ名も指定しない場合は、すべてのスパイ(ブレイクポイントおよびウォッチポイント)が表示され、選択したり、変更したりできます。