バージョン 4.2.5
 —  デバッガ  —

コール統計のメンテナンス

この機能は、アプリケーションの実行時に呼び出された Natural オブジェクトの統計情報や、オブジェクトが呼び出された回数の情報を取得するために使用します。 コール統計は、デバッグ環境のリセット後に削除されます。

Start of instruction set Call statistics maintenance 機能を呼び出すには

[Call Statistics Maintenance]メニューの機能については、次のセクションで説明します。すべての出力機能については「オブジェクトの出力」で説明します。


テストモードを ON/OFF に設定

テストモードのオンとオフの切り替え」を参照してください。

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コール統計の ON/OFF の設定

[Call statistics]ON に設定して Natural オブジェクトを実行すると、特定のオブジェクトに対するすべての呼び出しがカウントされて、処理結果の統計を後で表示または出力することができます。

Start of instruction setコール統計を ON または OFF に設定するには

注意:
[Call statistics]機能をオフに切り替えてコール統計が作成されなかった場合、または、デバッグ環境のリセットによってコール統計が削除された場合、ステートメントの実行統計用に保存された情報(「ステートメント実行統計のメンテナンス」を参照)が表示に使用されます。 この情報により、アプリケーションの実行時に呼び出されなかった Natural オブジェクトを検出できます。

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すべてのオブジェクトの表示

この機能では、ライブラリに含まれているすべてのオブジェクトの呼び出しの頻度が概要として表示されます。

Start of instruction setライブラリにあるすべてのオブジェクトの呼び出しの頻度を表示するには

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呼び出されたオブジェクトの表示

この機能で表示される画面は[Display Call Statistics]画面に対応していますが、呼び出されたオブジェクトのみが表示されます。

Start of instruction set ライブラリの呼び出されたオブジェクトを表示するには

ライブラリ名を指定していない場合は、現在ログオンしているライブラリがデフォルトで使用されます。

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呼び出されなかったオブジェクトの表示

この機能で表示される画面は[Display Call Statistics]画面に対応していますが、呼び出されなかったオブジェクトのみが表示されます。

Start of instruction set呼び出されなかったオブジェクトを表示するには

ライブラリ名を指定していない場合は、現在ログオンしているライブラリがデフォルトで使用されます。

サンプル画面については、上記の「呼び出されたオブジェクトの表示」を参照してください。

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オブジェクトの出力

出力機能では、コール統計の生成リストをプリンタに直接送信したり、リストを PC にダウンロードしたりすることができます。 デバッガの[User Profile]画面で出力デバイスとしてプリンタを指定します。 この画面を表示するには、デバッガコマンド PROFILE を使用します(「ナビゲーションと情報コマンド」を参照)。

ライブラリ名を指定していない場合は、現在ログオンしているライブラリがデフォルトで使用されます。

下記の「出力オプション」に示すように、いずれかの出力機能を実行するには、[Call Statistics Maintenance]メニューでファンクションコードを入力するか、ダイレクトコマンドを入力します。

出力オプション

出力機能 ファンクションコード ダイレクトコマンド
すべてのオブジェクト 4 PRINT OBJECT library
呼び出されたオブジェクト 5 PRINT CALL library
呼び出されなかったオブジェクト 6 PRINT NOCALL library

コマンドの概要と構文」で PRINT の構文も参照してください。

関連トピック:

PC ダウンロードの例

サイトに Entire Connection と Natural Connection がインストールされている場合は、次の手順で説明するように、統計リストを PC にダウンロードできます。

Start of instruction setリストを PC にダウンロードするには

  1. セッションの開始時に、次のようにプロファイルパラメータ PRINT を指定します。

    PRINT=((1),AM=PC)
  2. セッションの開始後、次の端末コマンドを使用して PC 接続をアクティブにします

    %+
  3. デバッガを呼び出して有効にします。

  4. デバッガコマンド PROFILE を入力して、[User Profile]画面を表示します(「ナビゲーションと情報コマンド」を参照)。

  5. [User Profile]画面の[Output device]フィールドで、現在のエントリを PCPRNT01 に変更し、PF3(Exit)キーを押してこの設定を保存します。

  6. [Call Statistics]機能を有効にして、デバッガで統計データを収集するアプリケーションを実行します。

  7. 統計画面で、出力機能を選択します。

    表示された[Entire Connection]ウィンドウで、出力ファイルと PC ディレクトリを指定できます。

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