バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADAULD エラーメッセージ

次のメッセージグループについて説明します。


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ADAULD エラー(ERROR-121~ERROR-148)

Overview of Messages

ERROR-121 | ERROR-122 | ERROR-123 | ERROR-124 | ERROR-125 | ERROR-126 | ERROR-127 | ERROR-128 | ERROR-129 | ERROR-130 | ERROR-131 | ERROR-132 | ERROR-133 | ERROR-134 | ERROR-135 | ERROR-136 | ERROR-137 | ERROR-138 | ERROR-139 | ERROR-140 | ERROR-141 | ERROR-142 | ERROR-143 | ERROR-144 | ERROR-145 | ERROR-146 | ERROR-147 | ERROR-148
ERROR-121 CIPHER-CODE MISSING
説明:

ファイルはサイファ化されていますが、サイファコードを指定していません。

対処:

正しいサイファコードを指定し、ADAULD ジョブを再実行します。


ERROR-122 CIPHER CODE SUPPLIED, BUT FILE IS NOT CIPHERED
対処:

指定したサイファコードを削除し、ADAULD ジョブを再実行します。


ERROR-123 NO RECORDS SELECTED
説明:

指定した検索条件では、レコードが見つかりませんでした。 作成されたアンロードファイルには、フィールド定義テーブル(FDT)のみが含まれています。


ERROR-124 ERROR LIMIT REACHED
説明:

error-count 個のエラーが発生しました(実際のカウントはメッセージに記載されています)。 ADAULD 実行は終了します。


ERROR-125 INVALID VALUE FOR PARAMETER `NUMOUT'
説明:

NUMOUT には 1 または 2 を指定する必要があります。 NUMOUT=2 の場合、ユーザー出口 9 をロードする必要があります。

対処:

正しいパラメータまたはユーザー出口を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-126 `SELVAL' PARAMETER MISSING
対処:

正しい選択条件を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-127 INVALID VALUE FOR THE PARAMETER `LRECL' OR `LPB'
説明:

LRECL および LPB パラメータは、32,768 より短くする必要があります。

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ADAULD ジョブを再実行します。


ERROR-128 DIFFERENT RECORD LENGTHS FOR DDOUT1 AND DDOUT2
説明:

出力データセットの最大レコード長は等しくする必要があります。

対処:

正しい出力データセットを指定し、ADAULD ジョブを再実行します。


ERROR-129 INVALID `SORTSEQ' PARAMETER parameter
説明:

このフィールドを使用してアンロード順序を決定することはできません。これは、次のいずれかの理由によります。

  • フィールドが定義されていません。

  • ディスクリプタではありません。

  • フィールドがフォネティックディスクリプタです。

  • フィールド(またはフィールドの一部)がピリオディック(PE)グループ内のフィールドです。

対処:

別のディスクリプタを指定し、ADAULD ジョブを再実行します。


ERROR-130 DESCRIPTOR desc-name HAS option OPTION
説明:

ディスクリプタ desc-name の順にファイルをアンロードすると、レコードが欠落する可能性があります。

対処:

それでもこのアンロード順を実行する場合には、option パラメータを指定します。 それ以外の場合は、別のアンロード順序を選択します。 ADAULD ジョブを再実行します。


ERROR-131 INVALID ETID PARAMETER
説明:

アンロードするファイルが、マルチクライアントオプションで定義されていません。

対処:

ETID パラメータを削除し、ADAULD ジョブを再実行します。


ERROR-132 MISSING ETID PARAMETER
説明:

アンロードするファイルが、マルチクライアントオプションで定義されています。 検索条件に応じてレコードを選択するには、1 つの ETID 指定が必要です。

対処:

ETID パラメータを指定し、ADAULD ジョブを再実行します。


ERROR-133 THE FILE NUMBER SUPPLIED IS A CHECKPOINT OR SECURITY FILE
説明:

チェックポイントファイルおよびセキュリティファイルをアンロードすることはできません。

対処:

正しい入力ファイルを指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-134 INVALID SAVE TAPE SUPPLIED
説明:

DD/SAVE 入力データセットとして指定されたデータセットは、セーブテープではありません。

対処:

有効なセーブテープを指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-135 INVALID PROTECTION LOG SUPPLIED
説明:

次のいずれかが発生しました。

  • 要求されたプロテクションログは、DBID dbid1、セッション番号 plognum1 ですが、指定したプロテクションログは DBID dbid2、セッション番号 plognum2 です。

  • プロテクションログブロック blocknumber に、SYN1/SYN4 チェックポイントがありません。

  • プロテクションログに、SYN2/SYN5 チェックポイントがありません。

  • 予期していた SYN2/SYN5 チェックポイントよりも前に、別の SYN1/SYN4 チェックポイントが検出されました。

  • 指定した入力テープがプロテクションログではありません。

対処:

正しいプロテクションログおよびパラメータを指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-136 TEMP DATASET TOO SMALL
説明:

中間データセットが、プロテクションログ上のファイル file-number に対して見つかったデータストレージブロックをすべて保持できるほど大きくありません。

対処:

サイズがより大きい中間データセットを指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-137 THE INPUT TAPES OF A MULTIVOLUME SAVE DATASET ARE MOUNTED IN THE WRONG ORDER
説明:

マルチボリュームデータセットのテープが、無効な順番でマウントされています。 ADAULD は終了します。

対処:

テープを正しい順番で指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-138 ERROR DURING DSF PROCESSING
説明:

Adabas Delta Save Facility がデルタセーブデータセットに対して要求された機能を処理中に、エラーが発生しました。 Delta Save Facility は、メッセージに表示されるレスポンスコードを返しました。

対処:

指定したレスポンスコードの情報を参照してください。 エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR-139 UNLOAD WITHOUT FULL SAVE NOT POSSIBLE
説明:

デルタセーブデータセットからアンロードするのに必要なフルセーブテープを指定していません。

対処:

フルセーブデータセットを指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-140 INVALID VALUE FOR THE PARAMETER CODE
説明:

有効な値は、8 桁までの数字または空白で構成されます。

対処:

有効なパラメータ値を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-141 NO PROTECTION LOG SUPPLIED
説明:

アンロードされたファイルはオンラインセーブ操作中に変更されましたが、プロテクションログを指定していません。 アンロードされたデータは、矛盾している可能性があります。


ERROR-142 INVALID DDISN PARAMETER
説明:

SORTSEQ=ディスクリプタで、MU も指定されている場合、または SORTSEQ で指定したディスクリプタがハイパーディスクリプタの場合、DDISN パラメータを指定しないでください。

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-143 THE INPUT DATASET/FILE DDEBAND OR DDISN DOES NOT HAVE THE RECORD FORMAT VARIABLE OR VARIABLE BLOCKED (V OR VB)
説明:

DD/EBAND および DD/ISN のレコードフォーマットは、V または VB である必要があります。

対処:

正しい入力を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-144 INVALID ET-ID
説明:

マルチクライアントファイルで DECOMPRESS を実行するとき、Adabas は次のどちらかを処理します。

  • ET-ID が指定されていない場合はファイル全体

  • ET-ID により識別されるクライアントに対して許可されたレコードの選択

ETID パラメータによって参照されるユーザー ID が定義されていないか、またはオーナー ID が割り当てられませんでした。

対処:

エラー原因を調査し、修正してからジョブを再実行します。


ERROR-145 HYPERDESCRIPTOR EXIT WAS NOT SPECIFIED IN ADARUN
説明:

SAVETAPE からファイルをアンロードしているときに、ディスクリプタバリューテーブル(DVT)を作成できませんでした。このファイルにはハイパーディスクリプタが含まれていますが、データベースの ADARUN パラメータにハイパーディスクリプタ出口が指定されていません。

対処:

データベースに対する ADARUN パラメータに ADARUN HEXnn パラメータを指定し、ジョブを再実行します。 HEXnn パラメータの詳細については、「HEXnn ハイパーディスクリプタユーザー出口」を参照してください。


ERROR-146 HYPERDESCRIPTOR EXIT WAS NOT SPECIFIED IN ADARUN
説明:

SAVETAPE からのファイルのアンロード中、ディスクリプタバリューテーブル(DVT)を生成しているときにエラーが発生しました。 レスポンスコードが返されます。 詳細については、「ニュークリアスレスポンスコード」を参照してください。

対処:

エラー原因を調査し、修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR-147 FDT PLUS IT PREFIX DO NOT FIT INOT THE OUTPUT RECORD
説明:

出力データセットの最大レコード長が小さすぎます。

対処:

正しい出力データセットか、または最大レコード長が正しいデータセットを指定してから、ジョブを再実行します。


ERROR-148 ERROR DURING HYPEREXIT CALL A CALL TO HYPEREXIT NUMBER {nn} RESULTED IN A RESPONSE 79 WITH SUBCODE {code}
説明:

SAVETAPE 処理中に、ハイパー出口コールがレスポンスコード 79 およびメッセージに記載されているサブコードで失敗しました。

対処:

サブコードを調査して、エラーの原因を特定してください。


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ADAULD 情報メッセージ

MODE=SHORT WILL BE FORCED FOUND FIELD(S) DEFINED WITH COLDE OPTION
説明:

定義した照合ディスクリプタオプションで 1 つのフィールドが見つかりました。 この場合、MODE=SHORT が必要です。 Adabas は強制的にこのパラメータを設定しました。

対処:

対処は必要ありません。 これは情報メッセージです。


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