バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ニュークリアスレスポンスコード

Adabas コマンドを処理すると、ACB の 11 バイト目から 12 バイト目、または ACBX にレスポンスコードが返されます。 一部のレスポンスコードでは、ACB のアディション 2 フィールド(オフセット 45~48)の右端 2 バイト、または ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールド(オフセット 115~116)にサブコードが返されます。 ここでは、レスポンスコードとサブコードについて説明します。

注意:
Adabas 専有の機能は、ここでは説明しないレスポンスコードやサブコードも返すことがあります。 詳細は、それぞれの機能について解説しているマニュアルを参照してください。

レスポンスコードが 0 の場合は、Adabas コマンドが正常に処理されたことを意味します。コマンドの処理中にエラーが発生した場合は、これ以外のレスポンスコードが返されます。

Adabas コマンドのレスポンスコードが 0、1、145 以外の場合には、レスポンスコードフィールド(『Adabas コマンドリファレンスマニュアル』を参照)を除くすべての Adabas コントロールブロックフィールドが、コマンドの実行開始時に保存されていた内容に戻されます。

内部エラーの場合は、Adabas 技術サポートに連絡してください。

Overview of Messages

Response 0 | Response 1 | Response 2 | Response 3 | Response 7 | Response 8 | Response 9 | Response 10 | Response 17 | Response 18 | Response 19 | Response 20 | Response 21 | Response 22 | Response 23 | Response 24 | Response 25 | Response 26 | Response 27 | Response 28 | Response 29 | Response 34 | Response 35 | Response 40 | Response 41 | Response 42 | Response 43 | Response 44 | Response 45 | Response 46 | Response 47 | Response 48 | Response 49 | Response 50 | Response 51 | Response 52 | Response 53 | Response 54 | Response 55 | Response 56 | Response 57 | Response 58 | Response 59 | Response 60 | Response 61 | Response 62 | Response 63 | Response 64 | Response 65 | Response 66 | Response 67 | Response 68 | Response 70 | Response 71 | Response 72 | Response 73 | Response 74 | Response 75 | Response 76 | Response 77 | Response 78 | Response 79 | Response 82 | Response 83 | Response 84 | Response 85 | Response 86 | Response 87 | Response 88 | Response 89 | Response 94 | Response 95 | Response 96 | Response 97 | Response 99 | Response 101 | Response 102 | Response 106 | Response 107 | Response 109 | Response 110 | Response 113 | Response 114 | Response 123 | Response 124 | Response 125 | Response 126 | Response 129 | Response 130 | Response 131 | Response 132 | Response 144 | Response 145 | Response 146 | Response 147 | Response 148 | Response 151 | Response 152 | Response 153 | Response 154 | Response 155 | Response 156 | Response 157 | Response 159 | Response 160 | Response 161 | Response 162 | Response 163 | Response 164 | Response 165 | Response 166 | Response 167 | Response 168 | Response 170 | Response 171 | Response 172 | Response 173 | Response 174 | Response 175 | Response 176 | Response 177 | Response 178 | Response 179 | Response 181 | Response 182 | Response 183 | Response 184 | Response 185 | Response 197 | Response 198 | Response 199 | Response 200 | Response 201 | Response 202 | Response 203 | Response 204 | Response 207 | Response 208 | Response 209 | Response 210 | Response 211 | Response 212 | Response 213 | Response 214 | Response 215 | Response 216 | Response 217 | Response 218 | Response 219 | Response 220-227 | Response 228 | Response 229 | Response 231-239 | Response 240-244 | Response 245 | Response 249 | Response 250 | Response 251 | Response 252 | Response 253 | Response 254 | Response 255

Response 0
説明:

このレスポンスコードはコマンドが正常に実行されたことを示します。


Response 1
説明:

ACB のアディション 2 フィールドの右端 2 バイト、または ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールドのサブコードに応じて、次のいずれかが発生しています。

1 オンライン SAVE 操作は、ニュークリアスの PLOG がなければ実行できません。
2 選択されたレコードは許可されません。
3 S2 コマンドには十分なスペースがありませんでした。
4 S2/S9 内部プログラムエラー。
5 オンライン ADASAV の終わりに、システムはセーブステータスでありませんでした。

注意:
サブコード 2~4 のいずれかが表示された場合、セキュリティバイバリューを使用する x コマンドが少なくとも 1 つの ISN で検出されたことが原因となっている可能性があります。

対処:

ADARUN LS パラメータ値を増加します。


Response 2
説明:

このレスポンスコードは BT または ET コマンドに対してのみ返されます。 BT または ET コマンドは正常に実行されました。 次のいずれかが発生しました。

1 Adabas は、他のユーザーにすでにホールドされている ISN をホールドしようとしました。
2 ISN バッファに指定された ISN の数が ISN バッファ長に対して大きすぎます(M オプション付き ET または BT コマンド)。
4 マルチフェッチ ET/BT の実行中ですが、ISN はホールド状態ではありません。 これまでに解放された ISN では ET/BT が正常に実行されました。 それ以外の ISN はホールド状態のままです。

Response 3
説明:

次のいずれかが発生しました。

  • エンドオブファイルまたはエンドオブリスト条件が検出されました。

  • 空白または長さの正しくないオーナー ID、またはレコードに許可されていないオーナー ID を使用してマルチクライアントファイルのレコードを読み込み/変更しようとしました。


Response 7
説明:

最大検索時間(TLSCMD)を超過することが推定されたため、複合検索コマンドが拒否されました。


Response 8
説明:

保留中のバックアウト操作が原因で、ワークでのオーバーフローを防ぐために現在のユーザーによるコマンドが中断されました。

対処:

LP パラメータに指定された値を増加する必要がある可能性があります。


Response 9
説明:

このレスポンスコードの原因と対処を示すサブコードは、ACB のアディション 2 フィールドの下位(右端)2 バイトまたは ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールドに表示されます。 以下にサブコードとその意味を示します。

1 ホールドキューがいっぱいだったため、ユーザーはバックアウトされました。

対処:ホールドキューエレメント(ADARUN NH パラメータ)の数を増やすか、ET コマンドの発行間隔が短くなるようにアプリケーションを調整します。

2 トランザクションタイムリミット(TT)を超えたので、トランザクションはバックアウトされました。

対処:タイムアウトの原因を修正して、トランザクションを再スタートします。

3 次のどれかに該当します。
  • トランザクションの非アクティビティタイムリミット(TNAE、TNAX、TNAA)を超えました。

  • ユーザーは、STOPF オペレータコマンド、STOPI オペレータコマンド、または Adabas Online System コマンドによって停止されました。

  • ET ロジックユーザーに対してセキュリティ違反のレスポンスコードが返されました。 セキュリティ違反のレスポンスコードについては『Adabas Security Manual』を参照してください。

  • 新規ユーザーが OP コマンドを発行する際に、既存ユーザーが発行したときと同じユーザー ID(ADD1 内)を指定し、その既存ユーザーがアクティブでない時間が 60 秒を超えた場合、新規ユーザーは、2 回目の OP コマンド(最初の OP コマンドのレスポンスコードは 9、サブコードは 64)を発行することで、既存ユーザーのユーザー ID を引き継ぐことができます。 既存ユーザーが再びアクティブになると、このサブコードが返されます。

対処:タイムアウトの原因を修正して、トランザクションを再スタートします。

15 ワークエリアのオーバーフローが発生したため、ユーザーはバックアウトされました。

対処:データプロテクションエリアの要求を削減するためにトランザクションの長さを縮小するか、またはワーク上のプロテクションエリアを拡張します。

17 Adabas クラスタのピアニュークリアスが失敗した後、オンラインリカバリプロセスが開始されました。このプロセスの終了時、アディション 1 フィールドにユーザーが指定した OP コマンドの ETID をニュークリアスが再取得できませんでした。

対処:(アプリケーションプログラムで)ユーザー ID を再取得するためにアディション 1 フィールドに指定した ETID で OP コマンドを再度実行してください。 Software AG 技術サポートに連絡してください。

18 Adabas クラスタのピアニュークリアスが異常終了したため、ユーザーのアクティブなトランザクションが中断され、バックアウトされました。

対処:(アプリケーションプログラムで)トランザクションを再度実行してください。

19 Adabas クラスタのピアニュークリアスが異常終了したため、ユーザーのアクティブなコマンドが中断され、停止しました。 中断されたコマンドがコマンド ID(CID)を使用していた場合、そのコマンド ID は削除されます。

対処:(アプリケーションプログラムで)Adabas コマンド ID に属している現在のコンテキストをクリーンアップして、再取得してください。トランザクションを再度実行してください。

20 ユーザーがオープントランザクションを保持している状態で、ユーザーに割り当てられた Adabas クラスタニュークリアスが終了しました。 トランザクションは、すでにバックアウトされたか、これからバックアウトされます。

対処:(アプリケーションプログラムで)OP コマンドのアディション 1 フィールドにユーザー ID(ETID)付きでユーザーが定義された場合、ETID を再取得するために OP コマンドを再度実行してください。Adabas コマンド ID に属している現在のコンテキストをクリーンアップして、再取得してください。トランザクションを再度実行してください。

62 ユーザー ID/ET ID が指定されずに、OP(オープン)コマンドが発行されました。この種類のアプリケーションまたは環境には、ユーザーID/ET ID は必須です。

対処:OP コマンドにユーザー ID/ET ID を指定して再実行します。

63 ET ステータスではない ET ユーザーに対して、OP コマンドが発行されました。 Adabas が生成した BT コマンドによりユーザーはバックアウトされ、操作は終了します。

対処:再度 OP コマンドを実行します。

64 8 バイトの ET ID 付きの OP コマンドが発行しましたが、この ET ID はすでに存在します。
66 OPENRQ=YES を指定した Adabas セッションがアクティブでしたが、ユーザーは OP コマンドを発行せずに Adabas コマンドを発行しました。

対処:全ユーザーが最初の Adabas コマンドとして OP コマンドを発行することを確認します。

67 ユーザープロファイルの読み込み中、ETID が定義されたオープンコマンドに対して WORK パート 1 のスペースが足りませんでした。
70~73 Adabas System Coordinator が使用中のときにだけこれらのサブコードは出力されます。 詳細については、Adabas System Coordinator のドキュメントを参照してください。
74~78 Adabas Transaction Manager が使用中のときにだけこれらのサブコードは出力されます。 詳細については、Adabas Transaction Manager のドキュメントを参照してください。
79 (オプションの)端末のタイムアウトを示すために Adabas System Coordinator によって使用されます。 詳細については、Adabas System Coordinator のドキュメントを参照してください。
80~99 Adabas Transaction Manager が使用中のときにだけこれらのサブコードは出力されます。 詳細については、Adabas Transaction Manager のドキュメントを参照してください。
130 ユーザーのコマンドがクラスタ内のニュークリアスに発行されてから、このニュークリアスで処理用のコマンドが選択されるまでに、クラスタでユーザーの UQE が削除されました。
249 Adabas Vista が使用中のときにだけこのサブコードは出力されます。 詳細については、Adabas Vista のドキュメントを参照してください。

Response 10
説明:

ピリオディックグループのオカレンス数が多すぎます。


Response 17
説明:

このレスポンスコードの原因と対処を示すサブコードは、ACB のアディション 2 フィールドの下位(右端)2 バイトまたは ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールドに表示されます。 以下にサブコードとその意味を示します。

1 システムファイル 1 または 2 にアクセスしようとしましたが、OP コマンドが発行されませんでした。

対処:OP コマンドで開始するようにプログラムを作成し直します。

2 システムファイル 1 または 2 にアクセスしようとしましたが、ユーザーに権限がありません。

対処:アクセスを回避するようにプログラムを修正します。

4 次のいずれかが発生しました:指定したファイル番号が無効です。 ADARUN DTP={RM/TM}を実行中に、非 ATM ユーザーが ATM システムファイルへのアクセス/更新を試行しました。
5 ファイルがロードされていないか、または別のユーザーが特権を使用しているためにロックされています。 ADAORD または ADAINV ユーティリティ処理の場合、書き込みフェーズが開始され、要求した処理タイプに対してファイルが使用できなくなりました。
6 E1(レコード削除)コマンドが発行されましたが、正しいファイル番号が指定されていません。
7 システムファイル 1 または 2 に対して LF コマンドを実行しようとしました。
8 R オプション付きで実行された OPEN(OP)のファイルリストにないファイルにアクセスしようとしました。
9 プログラムがアクセスしようとしたファイルは、完全にロックされています。 これは通常、FCB に格納する可能性がある、論理ファイルエクステントの最大番号が使用されたことが原因です。

対処:ファイルをリオーダし、ロックを解除してください。 操作を続行します。

10 EXU 排他ステータスでロックされたファイルにアクセスしようとしました。
11 ロードされていないファイルに対して LF コマンド(FDT 読み込み)が実行されました。FCB も FDT も存在しません。
12 ファイルは LOCKF でロックされています。
13 ファイルはパスワードで保護されており、パスワードが指定されていますが、該当するセキュリティファイルがありません(ロードされていません)。
14 LOB ファイルに対してコマンドが発行されました。 LB フィールドに関連するコマンドの発行先は、LOB ファイルではなく基本ファイルにする必要があります。
16 属性 RPLUPDATEONLY=YES を指定してロードしたファイルに対して更新処理(A1、E1、N1/2 など)を実行しようとしました。
18 ファイルは ALOCKF でロックされています。
21 エンコードエレメント(ECSE)用のスペースが十分ではありません。
22 ユーザーおよびシステムデータ表現間の変換に必要な ECS オブジェクトをロードできませんでした。
23 ECS オブジェクトがありませんでした。 次のオブジェクトがエンコードオブジェクトライブラリに存在している必要があります:File Alpha、File Wide EDD、User Alpha、User Wide EDD、およびファイル/ユーザー、アルファ/ワイドエンコード間の組み合わせ用の PTO

対処:必要な EDD および PTO オブジェクトが存在することを確認してください。

24 ECS 機能 get_attribute() が失敗しました。

対処:この機能のリターンコードは、ニュークリアスメッセージ ADAN7A で記録されます。

25 次のいずれかが発生しました:ECS オブジェクトに、必要なエンコード属性がありません(エンコードタイプ、クラス、およびフラグ)。デフォルトスペース文字長が、4 よりも大きい長さでした。デフォルトスペーステーブルの割り当てに失敗しました。DBCS オンリー水準が存在し、ワイドスペース文字が未定義、または 4 よりも大きい長さだったか、ワイドスペーステーブルの割り当てに失敗しました。
249 Adabas Vista が使用中のときにだけこのサブコードは出力されます。 詳細については、Adabas Vista のドキュメントを参照してください。

Response 18
説明:

ファイル番号の使用方法が正しくありません。 連続した L2/L5 コール間でファイル番号が変更されました。


Response 19
説明:

アクセスオンリーで開かれたファイルを更新しようとしました。 ACB のアディション 2 フィールドの左端 2 バイトまたは ACBX のファイル番号(ACBXFNR)フィールドに、ファイル番号が格納されている可能性があります。


Response 20
説明:

コマンド ID 値として、次のような無効な値が指定されました。

  • X'00000000'

  • X'40404040'

  • X'FFxxxxxx'

対処:

上記の値をコマンド ID 値として使用しないようにします。


Response 21
説明:

無効なコマンド ID 値が検出されました。 次の説明またはサブコードのいずれかが発生したことを表します。

  • L1/L4 コマンドの GET NEXT オプション付きで指定されたコマンド ID 値が見つかりませんでした。

  • コマンド ID 値が見つからず、L3/L6 コールがイニシャルコールではありませんでした。

  • L3/L6 コマンドで指定されたコマンド ID 値は、他の L2/L5 または L9 コマンドに割り当てられています。

  • L9 コマンドで指定されたコマンド ID 値は、他の L2/L5、L3/L6 または L9 コマンドに割り当てられています。

  • 指定されたグローバルフォーマット ID が無効です。

  • コマンド ID 値は、フォーマットプールですでに別のファイルに対して存在しています。

1:コマンド ID 値は、シーケンシャルコマンドテーブルにありませんでした。 これは、イニシャルコールではないのに前のイニシャルコールがなかったか、またはイニシャルコールが別ファイルに発行されていたことを示します。

6:S8 コマンドに指定されたコマンド ID 値が見つかりません。

7:指定されたコマンド ID 値は別のファイルの内部フォーマットバッファに割り当てられていました。

8:S8 コマンドに指定されたコマンド ID 値は、未ソートの ISN リストに対するものです。

9:PREFETCH=YES または PREFETCH=OLD で実行しているアプリケーションが L3/L6/L9 コマンドの読み込み方向をダイナミックに逆転させようとしました。 これは許可されません。


Response 22
説明:

コマンドが正しくありません。 このレスポンスコードの原因と対処を示すサブコードは、ACB のアディション 2 フィールドの下位(右端)2 バイトまたは ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールドに表示されます。

LNCSTUB モジュールを使用している場合、このレスポンスコードは、Adabas CICS コマンドレベルリンクコンポーネントに対するイニシャルコール(IC)に問題が発生した可能性があることを示します。 Adabas コントロールブロックに IC というコマンドコードが存在する場合は、使用されているリンクルーチンが適切なリリースレベルにないか、またはコマンドレベルバージョンではない可能性があります。

以下にサブコードとその意味を示します。

1 ニュークリアスは無効なコマンドコードを検出しました。

対処:コマンドコードを修正してプログラムを再実行します。

2 ACC(アクセスオンリー)ユーザーはこのコマンドを発行できません。
3 読み取り専用のニュークリアスではこのコマンドを実行できません。
4 OP(オープン)コマンドを事前に発行しないで特権コマンドが発行されました。
5 非特権ユーザーはこのコマンドを発行できません。
6 このコマンドはユーザー出口 1 によって拒否されました。
7 特権コマンドに対して、無効なコマンドオプションが指定されました。
8 予備的な ET ステータスにある ET ユーザーに対しては、このコマンドは無効です。 まず、Adabas Transaction Manager を使用してトランザクションを完了します。
9 現在のユーザーは ET/BT コマンドを発行する権限がありません。
10 C2 コマンドは使用できません。
11 C3 コマンドは EXU ユーザーのみが発行可能です。
12 拡張ファイルに対しては、オプション F を指定した L1/4 コマンドは無効です。
13 データベースが中断状態の場合、コールを発行することはできません。
14 無効な特権コマンドです。
15 マルチフェッチオプション M または O を指定した L1 コマンドは、I または N オプションとともに使用します。
16 ユーザーは特権コマンド権限を持っていません。
17 オンラインセーブ中には許可されません。
18 ADALNK X'48 コールロジックを使用するアプリケーションは、ロジックが抑制されたときにこのレスポンスを受け取ります。
21 ET コマンドは、Adabas Transaction Manager によって管理される分散トランザクションには無効です。
22 現在のトランザクションは、すでにヒューリスティックに終了しています。
23 BT コマンドは、Adabas Transaction Manager によって管理される分散トランザクションには無効です。
24 Adabas Transaction Manager によって管理される、ユーザーのトランザクションが進行中であるため、CL は無効です。
25 Event Replicator Server から Adabas ニュークリアスにコマンドが送信されましたが、ADARUN REPLICATION=YES を指定して Adabas ニュークリアス が稼動していません。
26 メッセージのターゲットが、実際には Event Replicator Server ではなく別の Adabas ニュークリアスであるにもかかわらず、Adabas ニュークリアスから Event Replicator Server に接続しようとしました。
29 Event Replicator Server データベースから接続しようとしたときに、エラーが発生しました。 接続先が Event Replicator Server ではなく別の Adabas ニュークリアスであることを確認し、再試行してください。
32 シングルユーザーモードでレプリケートされたファイルを更新しようとしました。 レプリケートされたファイルはマルチモードでのみ更新することができます。レプリケーションはシングルモードではサポートされていません。 レプリケーションに対応したニュークリアスをメンテナンスする場合は、シングルモードで開始することができます。
50 ルーター(LCC)が無効なコマンドコードを検出しました。 新しい ACBX タイプのコールがバックレベルルーターに送信されるときに、このエラーが発生することがあります。

Response 23
説明:

L2/L5 コマンドシーケンスに対して、無効な開始 ISN が指定されました。

  • この ISN は、ファイル内のレコードに割り当てられていません。

  • この ISN は、ファイルに指定された MAXISN よりも大きい値です。


Response 24
説明:

S9 コマンド

  • ISN バッファ内の ISN リストは、すでにソートされていました。

  • ISN バッファ内の ISN リストに無効な ISN が含まれていました。

  • ISN リストを ISN 順にソートしようとしましたが、D オプションが指定されていました。


Response 25
説明:

S1/S4 または S2/S9 コマンドの ISN 下限フィールドに指定された ISN が見つかりませんでした。


Response 26
説明:

S9 コマンドに無効な ISN バッファ長が検出されました。 ISN の数の指定に従うと、ソート対象の ISN の数が 0 になります。

2 ISN バッファを指定した S9 コマンドに、ファイルの TOP-ISN よりも大きな ISN が含まれています。

Response 27
説明:

サーチバッファ長フィールドとバリューバッファ長フィールドに示されたサーチバッファとバリューバッファの合計サイズに対して、ワークスペースが不足しています。

1 フォーマット変換の生成に必要なワークスペースがありません。

Response 28
説明:

L3/L6 または S2/S9 コマンドで、アディション 1 フィールドの最初の 2 バイトに指定されたディスクリプタが正しくありません。

  • アディション 1 フィールドに指定されたディスクリプタは、サーチバッファに指定されたディスクリプタと異なります。

  • 指定されたフィールドはディスクリプタではありません。

  • 一連のコール間でディスクリプタが変更されました。

  • 指定されたディスクリプタは、ピリオディックグループに含まれています。


Response 29
説明:

L3/L6 コマンドで、バリューによる再位置決めが試行されましたが(アディション 1 フィールドの 3~4 バイトは空白)、コマンドオプション 2 のフィールドには、V が指定されていません。 コマンド ID は解放されます。


Response 34
説明:

無効なコマンドオプションが指定されています。

対処:

無効なコマンドオプションを削除するか、または正しいコマンドオプションを指定します。


Response 35
説明:

ユーザー/DBA は、Adabas クラスタデータベースにのみ有効な非クラスタ Adabas ニュークリアスに対する機能を実行しようとしました。


Response 40
説明:

次の構文エラーのいずれかが、フォーマットバッファに検出されました。

  • 終了のピリオドがありません。

  • 先頭にピリオドが指定されています。

  • 長さ/フォーマットに範囲定義が指定されています。

  • 無効な要素が検出されました。

  • サーチバッファに指定された L9 ディスクリプタ名がフォーマットバッファに指定された名前と一致しません。

  • 更新コマンドにフォーマット C. が指定されました。

  • サブコード 9:バッファが複数あるフォーマットを選択することはできません。


Response 41
説明:

フォーマットバッファに 1 つ以上の指定エラーが存在します。 エラーが発生したフィールドのショートネームは、ACB のアディション 2 フィールドのオフセット 2 または ACBX のエラー文字フィールド(ACBXERRB)に格納されます。 次の指定エラーが存在する可能性があります。

1 フォネティックディスクリプタまたはハイパーディスクリプタが指定されました。
2. 次のフィールド指定エラーが発生しました。
  • 指定されたフィールド名は、編集マスク用に予約されています。

  • 選択されたファイルにこのフィールドがありません。

3 次のインデックスエラーが発生しました。
  • ピリオディックグループ名またはフィールドに、インデックスが指定されていません。

  • 上限を超えるグループまたはマルチプルバリューフィールドインデックスが指定されました。 バージョン 8 より前の Adabas バージョンでは上限が "191"、バージョン 8 以降では上限が "65,534" です。

  • 指定されたインデックスはゼロ(0)です。

  • インデックスの範囲指定が降順になっています。

  • マルチプルバリューフィールドの一部にインデックスが指定されていません。

  • マルチプルバリューフィールドカウントの参照に、インデックスが指定されていません。

4 次のピリオディックグループエラーが発生しました。
  • ピリオディックグループ参照に、インデックスが指定されていません。

  • マルチプルバリューフィールドを含むグループ名が指定されています。

  • ピリオディックグループ参照に、長さ/フォーマットが指定されています。

  • ピリオディックグループ参照に、インデックスが指定されていません。

5 グループエラーが発生しました。グループ参照に長さ/フォーマットが指定されています。
6 次のマルチバリューフィールドのエラーが発生しました。
  • マルチプルバリューフィールドでないフィールドにカウントが指定されています。

  • マルチプルバリューフィールドのインデックスの付け方が混在しています。 フォーマットバッファでは、1 種類の方法しか使用できません。

7 FDT/SDT 内にディスクリプタ名がありません。
8 長さインジケータ(fldL)またはアスタリスク表記(fld,*)をフィールド fld に指定することはできません(例えば fld がスーパーディスクリプタまたはサブディスクリプタフィールドの場合)。
9 ピリオディックグループのエレメンタリラージオブジェクト(LB)フィールドに 1-N または x-N 範囲表記を指定することはできません。
10 L9 コマンドに LB フィールドを指定することはできません。
11 長さインジケータ(fldL)またはアスタリスク表記(fld,*)をフィールド fld に指定することはできません(例えば fld に LA または LB オプションがない場合)。
12 LB フィールドで旧式の MU 構文を使用することはできません。
13 長さインジケータ(fldL)またはアスタリスク表記(fld,*)は、カウントインジケータ(fldC)またはフィールド範囲(例えば AA-ZZ)と組み合わせて指定することはできません。
14 長さインジケータ(fldL)とアスタリスク表記(fld,*)を組み合わせて指定することはできません(例えば fldL,*)。
15 長さインジケータ(fldL)またはアスタリスク表記(fld,*)と有意性演算子を組み合わせて指定することはできません(例えば fldS)。
対処:

指定エラーを修正し、コマンドを再発行するか、ジョブを再実行します。 マルチプルフィールドおよびピリオディックグループにインデックスをつける際の構文の詳細については、『Adabas コマンドリファレンスマニュアル』を参照してください。


Response 42
説明:

スペースの問題が発生しました。 以下にサブコードとその意味を示します。

1 ワークプールが小さすぎるため、ユーザーフォーマットを格納できません。

対処:LWP 指定値を大きくし、再試行してください。

2 内部フォーマットバッファが小さすぎるため、内部的な構造に変換されたユーザーフォーマットを格納することができません。

対処:LFP 指定値を大きくし、再試行してください。


Response 43
説明:

L9 コマンドに誤りがあります。フォーマットバッファに指定されたディスクリプタ値が、サーチバッファに指定されたディスクリプタ値と一致しません。


Response 44
説明:

次のフォーマットバッファエラーが発生しました(サブコードは左端の列に表示)。

1,3 フォーマットバッファ指定に誤りがあります(条件フォーマットバッファは更新処理に使用できません)。
2,4 L9 コマンドのフォーマットバッファ形式は他のコマンドに使用できません。
5 L9 コマンドにより、フォーマットバッファの条件フォーマットが指定されました。
6 浮動小数点フィールドが 4 または 8 以外の長さで指定されました。または、固定小数点フィールドが 4 以外の長さで指定されました。
7 条件フォーマットと複数のフォーマットバッファが指定されています。
8 現在の Adabas コールは、フォーマットバッファの番号が CID によるフォーマット参照とは異なっています。

Response 45
説明:

内部フォーマットバッファは 64K 以上を必要としています。


Response 46
説明:

NQCID パラメータの最大値を超えました。TBI 要素と TBQ 要素のいずれかの数、または両方の数が NQCID を超えています。


Response 47
説明:

NISNHQ パラメータの最大値を超えました。 この値は ADARUN NH パラメータ値の 1/4 から 65535 までの間です。


Response 48
説明:

OP、N1 などのコマンドの処理中にエラーが発生しました。 ACB のアディション 2 フィールドの下位(右端)2 バイトまたは ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールドの 16 進サブコードを参照してください。

1 指定されたファイルは、要求された使用方法に対してロックされています。
2 指定されたファイルは他のユーザーが使用しています。
3 オンラインセーブ操作の実行中のため、ユーティリティを開始できません。
5 オンラインセーブ操作の実行中のため、データベースの排他制御を必要とするユーティリティは開始できません。
6 ユーザーキューが空でないので、データベースの排他制御を必要とするユーティリティは開始できません。
8 OP コマンドに指定されたユーザー ID は、すでに他のユーザーが使用しています。
9 オープンコマンドで EXU/EXF/UTI ロックが要求されましたが、ファイルは現在 UPD/ EXU/EXF/UTI ステータスのユーザーのファイルリストにあります。
10 オープンコマンドで EXF/UTI ロックが要求されましたが、ファイルは現在 ACC ステータスのユーザーのファイルリストにあります。
11 特権を持たないユーザーが、UTIONLY ステータスのニュークリアスにオープンコマンドを発行しました。
13 アドバンスロックファイルに対してオンラインファイルセーブが試行されました。
14 アドバンスロックファイルに対して UPD/ACC のオープンが試行されました。
15 オンラインユーティリティ(Adabas Online System または ADADBS)または E1 プログラムリフレッシュに要求されたファイルは、現在使用中です。
16 コマンドのレコードバッファに ACODE または WCODE が指定されましたが、ニュークリアスで UES サポートがアクティブになっていません。
17 指定されたファイルは、要求された使用方法に対してロックされたアドバンスロックファイルです。
18 2 フェーズコミット(予備的に ET が完了し、最終の ET が未解決)に参加しているか、またはトランザクションがヒューリスティックに終了されたユーザーによって、2 番目のコマンドが発行されました。
20 未確定のトランザクションまたはヒューリスティックに終了されたトランザクションが WORK パート 4 にあるので、データベースの排他制御を使用した再生成/バックアウトが拒否されました。
21 ユーティリティによる使用のため、ファイルがロックされています。
25 - 30 Adabas Transaction Manager 用に予約済みです。 Adabas Transaction Manager が使用中のときにだけこれらのサブコードは出力されます。 詳細は Adabas Transaction Manager のドキュメントを参照してください。
31 通常の使用により、ファイルがロックされています。
32 排他更新(EXU)ユーザーがファイルを使用中です。 別のユーザーからの更新要求は許可されません。
33 ファイルの排他制御(EXF)またはユーティリティ更新(UTI)で使用されるため、ファイルがロックされています。 別のタイプのユーザーからの要求は許可されません。

Response 49
説明:

圧縮レコードが長すぎます。 ファイルに許可された最大圧縮レコード長を超過しました。 次のサブコードが示される可能性があります。

1 マルチプルバリュー(MU)フィールド
2 ピリオディック(PE)グループフィールド
3 MU フィールド
4 PE グループ
5 PE グループレベル
6 その他のフィールド
7 プロテクションロギングに対してレコードが長すぎます(内部エラー)。
8 圧縮レコードが長さの制限を超えています。 マルチプルフィールドの更新中にエラーが検出されました。
10 ロングアルファまたはワイドフィールド

Response 50
説明:

OP コマンドの処理中、レコードバッファに構文エラーが検出されました。


Response 51
説明:

OP コマンドの処理中、レコードバッファにエラーが検出されました。


Response 52
説明:

レコードバッファ、バリューバッファ、またはサーチバッファの処理中に、次のいずれかのエラーが発生しました。 ACB のアディション 2 フィールドの右端 2 バイトにサブコードが格納されます。また、サブコードが 1~5 の場合は、エラーが発生した Adabas フィールド名が左端 2 バイトに格納されます。 ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールドにサブコードが格納されます。サブコードが 1~5 の場合は、エラーが発生した Adabas フィールド名がエラー文字フィールド(ACBXERRB)に格納されます。

1 レコードバッファのパックまたはアンパック 10 進値が無効です。
2 レコードバッファに指定された可変長フィールドの長さが無効です。
3 NN オプションのフィールドに無効な NULL 値が指定されたか、値が指定されませんでした。
4 レコードバッファの S 要素の値が正しくありません。
5 バリューバッファの S 要素の値が正しくありません。
6 照合ディスクリプタのエンコードが失敗しました。照合ディスクリプタ出口がリターンコードを返しました。
7 照合ディスクリプタのデコーディングが失敗しました。照合ディスクリプタ出口がリターンコードを返しました。

Response 53
説明:

次のいずれかのエラーが発生しました(サブコードは左端の列に表示)。

0 レコードバッファが小さすぎます。

対処:レコードバッファサイズの状態によって、次のようになります。

  • レコードバッファサイズがフォーマットバッファに指定された長さと一致しない場合、レコードバッファサイズまたはフォーマットバッファ指定を変更して、矛盾点を解決してください。

  • レコードバッファサイズが、設定されたグローバルフォーマットID(GFID)と一致しない場合、GFID を解放するか、レコードバッファサイズを変更して GFID と一致させてください。

  • レコードバッファサイズのデフォルト値が小さすぎて、ADAULD ユーティリティの実行中、DVT を含むファイルにレコードを保持できない場合、ADAULD LRECL パラメータを設定して、レコードバッファのサイズを増やしてください。 詳細は『Adabas ユーティリティマニュアル』を参照してください。

2 ISN バッファが小さすぎます。

対処:バッファサイズを増やします。

7 対応するフォーマットバッファに定義されたデータに対して、1 つ以上のレコードバッファが小さすぎます。 EDEERE のバッファ番号にエラーがあります。
8 参照先の既存のフォーマットバッファでは、レコードバッファに指定されたスペースよりも大きなスペースが必要です。

ADACMP DECOMPRESS の使用時にこのサブコードが発生した場合は、出力レコードの LRECL が小さすぎることを示します。

249 Adabas Vista が使用中のときにだけこのサブコードは出力されます。 詳細については、Adabas Vista のドキュメントを参照してください。

Response 54
説明:

C3、C5、または ET コマンドに対するレコードバッファが長すぎます。 最大長は 2048 バイトです。 次のサブコード(16 進)が示される可能性があります。

1 C3 コマンドのレコードバッファが長すぎます。
2 C5 コマンドのレコードバッファが長すぎます。
3 ET コマンドのレコードバッファが長すぎます。
対処:

レコードバッファの指定値を修正し、C3、C5、または ET コマンドを再発行します。


Response 55
説明:

次のいずれかが発生しました。

  • 読み込み操作を実行中、SQL NULL(NC)オプションで定義されたフィールドに NULL 値が見つかりましたが、フォーマットバッファはこのフィールドに対して S(有意性 NULL)インジケータを保持していませんでした。

    ACB のアディション 2 の左端 2 バイトにフィールド名が返され、右端 2 バイトにレコードバッファ内へのオフセットが返される場合があります。 ACBX のエラー文字フィールド(ACBXERRB)にフィールド名が返され、バッファ内のエラーオフセット(ACBXERRA または ACBXERRG)フィールドにレコードバッファ内のオフセットが返される場合があります。

  • 互換性のないデータフォーマットまたはその他の互換性の問題が原因で、フォーマット変換が実行できませんでした。

    ACB のアディション 2 の左端 2 バイトにフィールド名が返され、右端 2 バイトにレコードバッファ内へのオフセットが返されます。 ACBX のエラー文字フィールド(ACBXERRB)にフィールド名が返され、エラーサブコード(ACBXERRC)フィールドにサブコードが返されます。

    0 レコードの圧縮解除での変換エラーです。
    1 フォーマット間の変換が無効です。
    2 無効な固定エンコード長です。 例えば、コードポイントサイズが 2 バイトのユーザーエンコード Unicode に、偶数以外の長さが指定されている場合です。
    4 非 IBM 浮動小数点フォーマット変換時の浮動小数点フィールドの変換エラー(アンダーフロー)です。
    5 NV オプションを使用したフィールドのフォーマット変換は許可されません。
    6 無効な長さが指定されました(例えば、Unicode エンコードのワイド文字フィールドの長さは偶数である必要があります)。
    7 フォーマット間の変換が無効です(サブコード 1 とは別の状況)。
    8 非 IBM 浮動小数点フォーマット変換時の浮動小数点フィールドの変換エラー(オーバーフロー)です。
    n ユーザーおよびシステムデータ表現間のデータ変換でエラーが発生しました。ECS からの 2 バイトエラーコードはありません。
    255 変数フィールド用のフィールド長が最大長を超えました。

Response 56
説明:

次のいずれかが発生しました。

  ディスクリプタ値が長すぎます。
n 照合値が最大値の 253 バイトを超えました。 サブコード n は、照合ディスクリプタ出口番号です。

Response 57
説明:

L9 コマンドに誤りがあります。サーチバッファまたはアディション 1 フィールドに指定されたディスクリプタが正しくないか、ディスクリプタが指定されていません。


Response 58
説明:

フォーマット選択条件に該当するフォーマットが見つかりませんでした。


Response 59
説明:

サブフィールドのフォーマット変換が実行できません。 ソースフィールドは F または G フォーマットです。


Response 60
説明:

フォーマットバッファまたはサーチバッファで構文エラーが検出されました。 通常 ACB では、アディション 2 フィールドの最初の 2 バイトには、エラーが検出されたときに調査中だった 2 文字が返され、このフィールドの右端の 2 バイトには、次のいずれかのサブコードが返されます。 ACBX のエラー文字フィールド(ACBXERRB)にはエラーが検出されたときに調査中だった 2 文字が返され、エラーサブコード(ACBXERRC)フィールドには次のいずれかのサブコードが返されます。

1 フォーマットバッファ長が正しくありません。
2 サーチバッファの構文要素が正しくありません。
3 リテラル値に対する開始/終了の引用符がありません。
4 リテラル値が 0 バイトです。
5 デリミタが正しくないか、ピリオドがありません。
6 閉じカッコ ")" がありません。
7 ソフトカップリングまたは条件フォーマットが空です。
8 FN 定義の 2 番目の文字が正しくありません。
9 編集マスク番号に 15 より大きい値が指定されています。
10 フィールド名指定の後に無効な文字があります。
11 ABN(xxx)/ AB3(xxx)/ AB3-6(1-4)の形式が正しくありません。
12 8 桁を超える数値は許可されません。
14 L 要素の定義が無効です。

Response 61
説明:

サーチバッファでエラーが検出されました。 このレスポンスコードには、次のいずれかのサブコードが含まれる場合があります。

サブコード 説明
3 S8 コマンドのコマンドオプション 2 に無効な論理演算子が指定されました。
7 このサブコードは、次のいずれかのエラーが発生したことを示します。
  • ディスクリプタ値の長さが 253 バイトを超えています。

  • ファイル番号の指定が正しくありません。

  • Event Replicator の初期状態定義で選択条件が無効です。

  • S または N 演算子の使用方法が正しくありません。

  • 要素の順序が正しくありません。

  • 指定フィールドはディスクリプタではありません。

  • 指定されたフィールドに、アクティブな LA オプションがあります。

  • ピリオディックグループ内のディスクリプタがインデックスなしで指定されました。

  • ピリオディックグループ内のディスクリプタに対して部分条件が正しくないか、異なるインデックスが使用されました。

  • ピリオディックグループのインデックスが正しくありません。

  • フォネティックディスクリプタの使用方法が正しくありません。

  • ピリオディックグループから派生したディスクリプタ、またはピリオディックグループ内のディスクリプタは使用できません。

  • フォネティックディスクリプタの指定に FROM-TO 演算子が使われています。

  • FROM-TO の範囲指定が正しくないか、FROM に、TO より大きい値が指定されています。

  • BUT-NOT に指定された値が、先に指定された FROM-TO の範囲外です。

  • ISN リスト処理に無効なオプションが指定されています(S8 コマンド)。

  • サーチバッファの S 有意性空値インジケータが、EQ(等しい)以外の値演算子に指定されましたが、これは許可されていません。

8 指定された FROM-TO の範囲は無効です。 BUT-NOT に指定された値が、先に指定された FROM-TO の値の範囲外です。
9 無効な検索条件が指定されました。

Response 62
説明:

次のいずれかが発生しました。

  • サーチバッファ長フィールドおよびバリューバッファ長フィールドに指定されたサーチバッファ/バリューバッファの長さが、指定された検索条件に対して不足しています。

  • サーチバッファの最初の文字がピリオド(.)です。

  • サーチバッファ内にピリオド(.)がありません。


Response 63
説明:

サーチバッファに指定された コマンド ID 値が見つかりませんでした。


Response 64
説明:

このレスポンスコードは、Adabas ユーティリティおよび Adabas Online System(AOS)とのコミュニケーションに使用されます。このレスポンスが返された理由は、次のいずれかです。

  • 要求した機能は、Adabas システムファイル(チェックポイントおよびセキュリティファイルを含む)に対して実行できません。 ADAREP 出力レポートでシステムファイルのリストを参照するか、ジョブ出力のサブコードで詳細な情報を確認してください。

  • AOS またはユーティリティ機能でエラーが発生しました。 AOS については、AOS モジュール番号に続いて、エラーメッセージにサブコードが表示されます。 ユーティリティ機能については、メッセージテキスト内にサブコードが示されます。

対処:

レスポンスコード 64/サブコードの対処方法が不明な場合は、サブコードに加え、レスポンスコードの原因となった機能を記録して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 65
説明:

内部エラーが発生しました。 ニュークリアスは、スペース計算エラーを検出しました。


Response 66
説明:

マルチクライアントファイルでの更新処理中に変換できないオーナー ID が検出されました。 オーナーID が空白か、長すぎます。


Response 67
説明:

次のエラーのいずれかが発生しました。

  Sx コマンドの実行中に内部エラーが発生しました。
2 スーパーフィールド生成中にエラーが発生しました。
対処:

すべての関連情報を取得して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 68
説明:

検索条件に非ディスクリプタフィールドが使用されましたが、非ディスクリプタ検索機能はオフに設定されています(デフォルトはオン)。

対処:

ADARUN パラメータ NONDES は、非ディスクリプタ検索を拒否するように設定されています。NONDES パラメータをデフォルト値にリセットするか、アプリケーションから非ディスクリプタ検索を削除してください。 Natural には、このような Natural アプリケーションの定義を確認するためのトレース機能が備わっています。 詳しくは Software AG にお問い合わせください。


Response 70
説明:

シーケンシャルコマンドテーブルがオーバーフローしました。

対処:

DBA は、LQ パラメータに指定している値を大きくするか、RC コマンドを使用します。


Response 71
説明:

ISN 結果リストテーブルがオーバーフローしました。

対処:

DBA は LI パラメータに指定している値を大きくするか、RC コマンドを使用します。


Response 72
説明:

次のエラーのいずれかが発生しました。

7 ユーザーキューでオーバーフローが発生しました。
8,9 ユーザーキューファイルリストプールでオーバーフローが発生しました。
対処:

DBA は、NU パラメータに指定している値を大きくします。


Response 73
説明:

ISN 結果リストを格納する WORK データセットのセクションでオーバーフローが発生しました。

対処:

DBA は、WORK データセットのサイズを大きくするか、Adabas セッション中に保存される ISN リストの数を少なくします。


Response 74
説明:

複合 FIND コマンドを処理するためのスペースが WORK データセットにありません。

対処:

この問題は、WORK データセットのサイズを大きくするだけでは解決しません。 代わりに、LWKP2(WORK パート 2)の値を(任意の)計算値よりも大きく設定します。 その後、WORK パート 3 に十分なスペースが得られるように、WORK データセットのサイズを大きくします。


Response 75
説明:

追加の論理ファイルエクステント割り当てが発行されましたが、FCB で処理できる最大値がすでに割り当てられています。 エクステントのスペースが不適切だと、BT または自動再スタート処理によって、ファイルがロックされることがあります(レスポンスコード 48 参照)。

対処:

DBA に連絡してください。アソシエータまたはデータストレージエクステントの再割り当てが必要な場合があります。


Response 76
説明:

インバーテッドリストインデックスでオーバーフローが発生しました(最大値は 15 レベル)。


Response 77
説明:

要求されたアソシエータまたはデータストレージエクステントに十分なスペースがありません。 次のサブコードでエラーの詳細が特定されます。

1 FST が空です。
2 AC START RABN が利用可能ではありません。
3 AC END RABN が利用可能ではありません。
4 FST が 5 つの ASSO ブロックに適合しません。
5 AC エクステントの割り当てで FST の残量がなくなりました。
6 ASSO スペース割り当て RABN がデバイス上にありません。
7 必須デバイスの ASSO スペースが利用可能ではありません。
8 FROM RABN は利用可能ですが、連続したスペースが不足しています。
9 要求されたデータストレージスペースが確保できません。
10 前のエクステントと同じデバイス上のデータストレージスペースが確保できません。
11 FST が空か、現在の MAXRECL 値のためのデータストレージがありません。
12 FST が空です。

Response 78
説明:

このレスポンスの原因は、次のいずれかのサブコードで示されます。

1 AC ファイルは拡張できません。許可されるのは、1 つのファイルエクステントだけです。
2 ファイルに 40 億個または 16 MB(ISN 長による)を超える ISN が存在します。
対処:

ファイルが 16 MB の制限に達した場合、4 バイト ISN オプションのファイルまたは拡張ファイルに変換します。


Response 79
説明:

ADARUN に、照合ディスクリプタ出口(サブコード CDXn:n は 1 バイトのバイナリ照合ディスクリプタ出口番号)またはハイパーディスクリプタ出口(hyperexit)が指定されていません。

対処:

CDXnn または HEXnn パラメータを指定して、ADARUN を再発行します。 ADARUN パラメータについての詳細は、『Adabas オペレーションマニュアル』を、ユーザー出口の詳細については『Adabas DBA リファレンスマニュアル』を、それぞれ参照してください。


Response 82
説明:

ハイパー出口ルーチンが無効な ISN を返しました。


Response 83
説明:

ハイパーテーブルでオーバーフローが発生しました。


Response 84
説明:

サブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタの値が多すぎます。


Response 85
説明:

レコードの更新/追加コマンドで、ディスクリプタ値が多すぎます。


Response 86
説明:

ハイパーディスクリプタ出口で次の原因によるエラーが発生しました。

  • パック 10 進のディスクリプタ値に対して、無効な符号が作成されました。

  • 無効な長さバイトの値が返されました。

  • 更新コマンドによって ISN が変更されました。


Response 87
説明:

Adabas バッファプールがロックされています。Adabas バッファプールが小さすぎるため、コマンド実行(パラレル)に必要なすべてのブロックを格納できません。

対処:

次の方法でバッファプール(LBP)の大きさを確認します。

1 DPARM を指定して LBP 値を調べます。
2 ADARUN LBP パラメータ値を大きくします。
3 操作を再試行します。 エラーが繰り返し発生する場合は、Software AG サポートに連絡してください。

Response 88
説明:

このレスポンスコードは、通常ワークプール(LWP)不足になったときに返されます。 このレスポンスコードが返された場合は、ACB のアディション 2 フィールドの下位(右端)2 バイト、または ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールドの 16 進サブコードを参照してください。 次にサブコードとその意味を示します。

1 十分な LWP ワークプールスペースがありません。
2 コマンドを実行するために必要なスペースまたはホールドキューのリソースを取得できませんでした。 これは、ニュークリアスがシングルユーザーモード(MODE=SINGLE)の場合、またはニュークリアスがマルチユーザーモードでコマンドがスペースを取得しようとしたときに 1 つのスレッドだけが使用されている場合に発生します。
4 ワークプールの更新中にスペースの問題が発生しました。 更新される DVT(32K に制限)のワークプール(LWP)に十分なフリースペースがない場合、または更新コマンドで LWP の 8 分の 1 を超えるスペースを必要としている場合に、この問題が発生することがあります。
対処:

次の表に示すサブコード固有の対処の他に、すべてのサブコードについて、LWP ADARUN パラメータ値を大きくして操作を再試行することが可能です。

1

ワークプールの上限設定を確認してください。

LWP ADARUN パラメータの値を大きくして、操作を再試行してください。

セッションの自動再スタート中にサブコード 1 が発生するときは、NU パラメータの値が小さすぎる可能性があります。 再発する場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 89
説明:

UQE はすでに使用されていますが、同一ユーザーに対して同時に 2 つのコマンドを実行しようとしました。


Response 94
説明:

DDWORKR4 で I/O エラーが発生しました。


Response 95
説明:

ワーク LP エリアで I/O エラーが発生しました。


Response 96
説明:

ADARES REPAIR ユーティリティの実行中にエラーが発生しました。

2 ニュークリアス終了時に I/O エラーが発生しました。アディション 2 に RABN が含まれている可能性があります。

Response 97
説明:

バッファフラッシュ時に I/O エラーが発生しました。 アディション 2 に RABN が含まれている可能性があります。


Response 99
説明:

I/O エラーが発生しました。


Response 101
説明:

Adabas System Coordinator、Adabas Fastpath、Adabas Vista、Adabas Transaction Manager、Adabas SAF Security などの、クライアントベースのいずれかの Adabas アドオン製品を使用しているとき、エラーが発生しました。

  • サブコード 1~20 は Adabas Fastpath で生成されます。

  • サブコード 21~69、32766 および 32767 は Adabas System Coordinator で生成されます。

エラーの解決に役立つサブコードおよびコンソールメッセージの詳細については、適切なアドオン製品のマニュアルを参照してください。


Response 102
説明:

スペース計算エラーです。

対処:

オープン操作を再試行してください。


Response 106
説明:

UCB に指定されたプリフェッチテーブルレコードバッファが小さすぎます。


Response 107
説明:

プリフェッチ実行中に、GETMAIN エラーが発生したか、十分なスペースを確保できませんでした。 プリフェッチ機能を無効にします。


Response 109
説明:

指定されたコマンド ID は、このユーザーに対して別のデータベース上ですでにアクティブになっています。


Response 110
説明:

コマンド ID プールがいっぱいです。

対処:

ADARUN NQCID または NU パラメータのいずれかまたは両方のサイズを増やしてください。


Response 113
説明:

次のいずれかが発生したため、指定された ISN が無効になりました。

  • HI コマンドの発行時に MINISN より小さい ISN が指定されました。

  • N2 コマンドの発行時に、ISN が 0 か、ファイルに指定された MAXISN よりも大きい値に指定されました。

  • N2 コマンドは発行されましたが、指定された ISN はファイルの他のレコードに割り当てられました。

  • 存在しない ISN に対して、A1、L1/L4、E1、または S1/S2/S4(FB)のいずれかのコマンドが発行されました。

  • N1/N2 コマンドは、セキュリティバイバリューによって保護されたファイルにアクセスしようとしましたが、コマンドユーザーはファイルのアクセス権を持っていません。

  • 読み込みまたは更新コマンドが、空白または無効な長さのオーナー ID、またはレコードに該当しないオーナー ID を使用して、マルチクライアントファイルのレコードにアクセスしようとしました。

  • サブコード 249 は、Adabas Vista が使用中の場合にのみ出力されます。 詳細については、Adabas Vista のドキュメントを参照してください。


Response 114
説明:

ファイルのリフレッシュエラーが発生しました。 次のサブコードのいずれかが示されることがあります。

サブコード 説明
1 ファイル(PGMREFRESH=NO)に対してファイルのリフレッシュが許可されていないか、またはコマンド ID フィールド(ACBCID または ACBXCID)が完全に空白ではありません。
2 ユーザーは、ファイルに対するトランザクションを完了していません。 更新が実行されたか、レコードがホールド状態ですが、ユーザーは更新をコミットまたはバックアウトするための ET または BT コマンドを発行していません。
3 他のユーザーがファイルにアクセス中か、ファイルを更新中です。 これは、Adabas 内部で使用できるユーザーのアクセス数または更新数によって特定されます。
4 このファイルはマルチクライアントファイルであり、ユーザーはスーパーユーザーではありません。

Response 123
説明:

送信側の Adabas クラスタメッセージングサービスによってエラーが報告されました。 メッセージが送信されませんでした。 次のサブコードのいずれかが示されることがあります。

サブコード 説明
4 有効な宛先(複数可)がありません。
8 宛先が多すぎます。
12 メッセージタイプが無効です。
16 環境が無効です。
20 送信バッファ長を超過しました。
24 受信バッファ長を超過しました。
28 返信または承認(複数可)がありません。
32 AXMCB を割り当てることができません。
36 送信元のシステムでタイムアウトになりました。
40 宛先のシステムでタイムアウトになりました。
44 宛先のシステムでキャンセルされました。
48 宛先のシステムでエラーを受け取ります。
52 バッファを割り当てることができません。
80 メッセージングはアクティブではありません。
96 メンバの終了が失敗しました。
128 他のトランスポートサービスエラー
対処:

問題が解決されない場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 124
説明:

受信側の Adabas クラスタメッセージングサービスによってエラーが報告されました。 メッセージが送信されました。 レスポンスコード 123 で説明されているサブコードのいずれかが示されることがあります。

対処:

問題が解決されない場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 125
説明:

1 つのクラスタニュークリアスがニュークリアス間コマンドを他の 1 つ以上のクラスタニュークリアスに発行しようとしたとき、内部エラーが発生しました。 通常この状態は異常終了を引き起こします。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 126
説明:

ニュークリアス間コミュニケーションでメッセージングエラーが発生しました。

  • ニュークリアスは割り当てられた時間内(ADARUN MXMSG パラメータ参照)に応答しませんでした。

  • ブロードキャスト(複数ターゲットとの通信)で 1 つ以上の問題が発生しました。 この場合、各 ACB にレスポンスコード 0 か、123 または 124 が含まれています。

対処:

問題が解決されない場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 129
説明:

Adabas クラスタ環境で、ユーザーは、Adabas クラスタニュークリアスによってサポートされていない Adabas 機能を実行しようとしました。


Response 130
説明:

次のサブコードのいずれかによって識別されるエラーが Adabas シスプレックスクラスタ環境で発生しました。

サブコード 説明
1 MPM 8 コールでユーザーテーブルエントリ(UTE/PLXUSER)が見つかりませんでした。 DBID ではなく、Adabas Cluster Services または Adabas Parallel Services ニュークリアス ID(NUCID)にコマンドが送られたことを示す場合があります。
2 MPM 12 コールでユーザーテーブルエントリ(UTE/PLXUSER)が見つかりませんでした。
3 MPM 8 コールでコマンドキューエントリ(CQE)が見つかりませんでした。
4 MPM 8 コールで中間ユーザーバッファ(IUB)が見つかりませんでした。
5 MPM 8 コールで Adabas コントロールブロックが見つかりませんでした。
6 ニュークリアスチェーンで無効な UTE/PLXUSER が見つかりました。
7 ユーザーチェーンの追加で無効な UTE/PLXUSER が見つかりました。
8 "lura" チェーン(リモートに割り当てられたローカルユーザーを表す UTE のリンクリスト)の削除で無効な UTE/PLXUSER が見つかりました。
23 無効な CQE が見つかりました。
対処:

サブコード 1 の場合は、NUCID を使用してコマンドを発行しようとするアプリケーションプログラムを修正してください。 これに該当しない場合、または別のサブコードの場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 131
Explanation

ほとんどの場合、このレスポンスコードは、URBR ブロックの URBRRSP フィールドに出力されます。また、URBRSUB フィールドのサブコードも同時に出力されます。 サブコードは、アディション 2 フィールドの下位(右端) 2 バイト、または URBRSUB フィールドに出力されます。 サブコードは、このレスポンスコードに特有の原因および対処を示します。 以下にサブコードとその意味を示します。

サブコード 説明
1 URBD とペイロードデータの組み合わせが、出力バッファに収まりません。

対処:サブスクリプション定義を変更して、レコードを短くします。

2 サブスクリプションユーザー出口が URBRERRC に値を設定しました。

対処:URBRERRC フィールドを調べて、必要に応じてエラーを修正します。

3 ニュークリアスのレプリケーションプールに十分なスペースがありません。 すなわち、LRPL により指定された値を超過しています。

対処:ニュークリアスの LRPL サイズを大きくしてやり直します。

4 Event Replicator Server のレプリケーションプールに十分なスペースがありません。 すなわち、LRPL により指定された値を超過しています。

対処:LRPL パラメータのサイズを大きくしてやり直します。

5 サブスクリプションユーザー出口は、データ長(URBDLEND)を無効な値に変更しました。

対処:サブスクリプションユーザー出口をチェックします。

6 ステータス要求で指定される応答先(URBIRNAM)が未定義か、応答の送信に使用できません。

対処:ステータス要求を修正して、既存の応答先を指定します。

7 ステータス要求で指定されるサブスクリプション(URBISNAM)および応答先(URBIDNAM)が見つかりません。 少なくともどちらか 1 つを指定する必要があります。

対処:ステータス要求を修正します。

8 ステータス要求で指定されるサブスクリプション(URBISNAM)が未定義です。

対処:ステータス要求を修正します。

9 指定された初期状態名が見つかりません。

対処:初期状態要求を修正します。

10 URBI 1 に続く URBI の応答先が URBI 1 と異なります。

対処:初期状態要求を修正します。

11 URBI 1 に続く URBI の初期状態名が、URBI 1 と異なります。

対処:初期状態要求を修正します。

12 DBID と初期状態要求で指定されるファイルの組み合わせが、初期状態定義で見つかりません。

対処:初期状態要求を修正します。

14 一部の DBID とファイルの組み合わせが初期状態要求で定義されていません。 URBI は、初期状態要求で指定される DBID とファイルの各組み合わせに対して送信される必要があります。

対処:初期状態要求を修正します。

15 URBILEND フィールドが正しくありません。

対処:初期状態要求を修正します。

16 指定された ISNLIST が正しくありません。

対処:初期状態要求を修正します。

17 初期状態処理が、オペレータの要求により終了しました。

対処:対処は不要です。

18 異なる要求トークンが同一のメッセージ内の異なる URBI 要素で指定されています。

対処:初期状態要求を修正します。

19 すべてのレコードに対する初期状態定義において、データの選択が許可されていません。

対処:初期状態要求を修正します。

20 サブスクリプションフェーズにおいて、圧縮解除する無効な入力データが見つかりました。

対処:レプリケートされたファイルのインデックスをチェックします。

22 初期状態処理用に提供されたファイルおよび DBID はレプリケーションが無効化されました。

対処:無効化の原因をチェックして、再度アクティブにしてから要求を繰り返します。

23 URBI 内の UES パラメータが正しくありません。 URBIARC、URBIACOD および URBIWCOD は、正しくない値を持つ必要があり、また完全に空白にすることはできません。

対処:URBIARC、URBIACOD および URBIWCOD 要素が完全に空白ではないことを確認します。

24 URBI 内の UES パラメータが正しくありません。

URBIARC、URBIACOD および URBIWCOD は、エンコードおよびアーキテクチャが評価されていない入力要求(ステータス要求、"初期状態のすべてのレコード要求" または "初期状態 ISN リスト要求")に対してゼロである必要があります。

対処:URBIARC、URBIACOD および URBIWCOD 要素は、"初期状態のすべてのレコード要求"、"初期状態 ISN リスト要求"、またはステータス要求に対してゼロである必要があります。 上記のようになっていることを確認します。

25 未使用の URBIRES1 および URBIRES2 フィールドは、すべての要求に対してバイナリの 0 を含む必要があります。

対処:これらのフィールドがバイナリの 0 を含んでいることを確認します。

26 ステータス要求で指定される応答先(URBIDNAM)が未定義か、応答の送信に使用できません。

対処:ステータス要求を修正します。

27 ステータス要求に対するアクティブな応答先がありません。

対処:対処は不要です。

28 初期状態要求が、ADAEND または HALT コマンドにより終了した Event Replicator Server アドレススペースに発行されました。 初期状態要求は、Event Replicator Server がアクティブなときのみ発行できます。

対処: Event Replicator Server が再起動されてから、初期状態要求を再発行します。

30 先行トランザクション要求に対する URBIRNAM 内の未知の応答先名です。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

31 先行トランザクション要求に対する URBIDNAM 内の未知の応答先名です。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

32 先行トランザクション要求に対する、URBISNAM 内の未知または省略されたサブスクリプション名です。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

33 URBIDNAM 内の応答先が、先行トランザクション要求に対する URBISNAM 内のサブスクリプションと関連がありません。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

34 URBISNAM 内のサブスクリプションに、先行トランザクション要求に対して定義される再送バッファがありません。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

35 サブスクリプション URBISNAM に対するトランザクション URBITSNR が再送バッファ内に見つかりませんでした。 トランザクションは、循環再送バッファ内で上書きされた可能性があります。

対処:このトランザクション番号のリソースをチェックします。

36 URBISNAM 内のサブスクリプションがアクティブではありません。

対処:対処は不要です。

37 再送バッファ内に無効なトランザクションが見つかりました。 これは内部エラーです。

対処:Software AG 技術サポートにお問い合わせください。

38 先行トランザクション要求に対するアクティブな応答先がありません。

対処:対処は不要です。

39 先行トランザクション要求に対して、URBILEND はゼロである必要があります。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

40 先行トランザクション要求に対して URBIDBID および URBIFNR が指定されていない可能性があります。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

41 先行トランザクション要求に対して URBIINAM が指定されていない可能性があります。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

42 先行トランザクション要求に対して、UES パラメータ URBIARC、URBIACOD および URBIWCOD が指定されていない可能性があります。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

43 先行トランザクション要求に対して、予約フィールド URBIRES1 および URBIRES2 はゼロである必要があります。

対処:先行トランザクション要求を修正します。

44 同時にアクティブな初期状態要求が IMAXREQ を超えました。

対処:IMAXREQ 設定を大きくするか、同時にアクティブな初期状態要求を減らします。

45 入力要求 URBH アイキャッチャが正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

46 入力要求 URBHLEN が正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

47 入力要求 URBHBORD が正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

48 入力要求 URBHVERS が正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

49 入力要求メッセージが切り捨てられました。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

50 入力要求 URBHLENT が正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

51 入力要求 URBILENH が正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

52 入力要求 URBILEND が正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

53 入力要求 URBILEN が正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

54 入力要求予約エリアがゼロではありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

55 複数のステータスの入力要求を受信しました。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

56 無効な URBI 要求の入力要求を受信しました。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

57 異なる入力要求を交互に受信しました。

対処:1 種類の要求のみを Event Replicator Server に送信していることを確認します。 同時に 1 種類の要求のみを送信できます。例えば、同一のメッセージで初期状態処理とトランザクションステータス情報を要求することはできません。

入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

58 応答先が正しくありません。

対処:入力情報を修正してやり直します。 詳細は、『Event Replicator for Adabas Application Programmer's Reference Guide』の「Event Replicator Client Requests」を参照してください。

59 Event Replicator Server に定義されていないデータベースに対して再生要求が発行されました。

対処:再生要求の DBID を修正します。または、データベースを Event Replicator Server に定義します。

60 再生トークンが正しくありません。 再生トークンが定義されていないか期限切れです。

対処:有効な再生トークンを指定します。

61 無効な要求が Event Replicator Server に送信されました。 RBL が不十分です。初期ハンドシェークで提供される FB が存在しないか、類似のエラーです。

対処:Software AG 技術サポートにお問い合わせください。

62 Adabas に障害が発生しセッションが自動再スタートした後に、レプリケーションデータが回復されましたが、そのデータに対応する FDT はもう存在しません。 FDT は変更されたか、ユーティリティ操作により削除されました。 対応する FDT が存在しないと Event Replicator Server はレプリケートされたレコードのイメージを処理できないため、Adabas はこのイメージを削除しました。

対処:アプリケーション固有の手法を使用して、必要に応じてレプリケートされたデータを同期状態に戻します。

63 C5 コマンドで R オプションとともに指定されたファイルがレプリケートされません。

対処:レプリケートされるファイルのファイル番号を指定します。

64 フィルタに比較が無効な 2 つのフィールドタイプの比較が定義されています。

対処:フィルタ定義を修正します。

65 フィルタで参照されているフィールドが内部フォーマットバッファに定義されていません。

対処:フィルタ定義を修正するか、フィールドをデータベースに定義します。

66 タイプなしとして選択することのできないフィールド(スーパーディスクリプタなど)に対する比較がフィルタに定義されています。

対処:フィルタ定義を修正します。

67 無効または範囲外の FLIST 指定の値がフィルタで使用されています。

対処:フィルタ定義を修正します。

69 同一の DBID/FNR の再生がすでに実行されています。
71 日付/時刻の形式または値が誤っているため再生できません。

対処:指定した日付と時刻の値の構文をチェックします。 未来の日時を指定しないでください。

72 再生パラメータが正しくありません。

対処:指定した再生パラメータをチェックして修正します。

73 再生に関連するサブスクリプションが再生処理の開始時に非アクティブであったか、再生実行中に非アクティブ化されました。

対処:非アクティブ化されたサブスクリプションを再アクティブ化し、サブスクリプションの再生処理を再実行します。

74 再生に関連する宛先が再生処理の開始時に非アクティブであったか、再生実行中に非アクティブ化されました。

対処:非アクティブ化された宛先を再アクティブ化し、宛先の再生処理を再実行します。

75 SLOG なしで定義された再生の宛先が、再生処理の開始時または再生実行中にクローズされました。

対処:クローズされた宛先を再オープンし、宛先の再生処理を再実行します。

76 ADARPL が異常終了しました。

対処:エラーの原因を調査して修正し、新しい再生ジョブを実行します。

77 再生ステータスの遷移が無効です。 再生処理のステータスの変化が予期しない順序で発生しました。

対処:Software AG 技術サポートにお問い合わせください。

78 同期モードで再生中、Adabas からの新しいトランザクションのホールドを維持できませんでした。

対処:前の再生処理と同じサブスクリプションと宛先に関連する新しい再生処理を実行し、最初の再生実行中に Adabas が生成したレプリケーションデータを復元します。

79 再生処理はユーザーによってキャンセルされました(RPLCLEANUP オペレータコマンド)。

対処:修正したパラメータで新しい再生ジョブを実行します(該当する場合)。

80 Adabas のファイルのレプリケーションを再アクティブ化した後、Event Replicator Server が同期処理の終了を待機しているときにタイムアウトが発生しました。 同期処理は、再アクティブ化前にファイルを更新したすべてのトランザクションが完了した後に終了します。

対処:Event Replicator Server がファイルのアクティブ化を報告するまで(ADAF2L メッセージ)待機します。 その後、新しい再生ジョブを実行します。

81 Event Replicator Server に接続するときに、ADARPL 以外のユーティリティによって再生トークンが指定されました。

対処:Software AG 技術サポートにお問い合わせください。

82 TOKEN パラメータを使用して再生処理を開始したときに、Event Replicator Server が Adabas に接続されていません。

対処:Adabas を開始し、Event Replicator Server に接続させます。 TOKEN パラメータを使用して再生を実行する場合は、Adabas がアクティブになっている必要があります。

83 再生要求にサブスクリプションも宛先も指定されませんでした。

対処:少なくとも 1 つのサブスクリプションまたは宛先を指定します。

84 再生のみモードでの再生が要求されましたが、Adabas からのレプリケーションデータが、再生に関連するアクティブなサブスクリプション/宛先のペアに流れています。 再生モードで再生する場合、Adabas からのデータが ADARPL からの再生データと同じサブスクリプション/宛先のペアに流れないように、一部のサブスクリプションと宛先を非アクティブにする必要があります。

対処:再生パラメータを変更するか、再生に関連するサブスクリプションまたは宛先のアクティブ化ステータスを変更します。

85 再生に関連するファイルが再生開始時に非アクティブであったか、再生実行中に非アクティブ化されました。

対処:非アクティブ化したファイルを再アクティブ化し、そのファイルからデータを取得する再生に関連するサブスクリプションの再生処理を再実行します。

86 宛先タイプの Adabas 更新コマンドに対して無効なフォーマットバッファが指定されました。

対処:フォーマットバッファを修正します。

87 予期しないメッセージシーケンス番号が検出されました。

対処:Software AG サポートに連絡してください。

88 URBH の次のコントロールブロックで認識されていないアイキャッチャーが検出されました。

対処:Software AG サポートに連絡してください。

89 Adabas 自動再生に対して、同一のサブスクリプション名が複数回指定されました(Adabas Event Replicator Subsystem または Event Replicator Administration を使用して定義)。

対処:自動再生でサブスクリプションが 1 回だけ指定されていることを確認して、再試行してください。

90 Adabas 自動再生に対して、同一の宛先名が複数回指定されました(Adabas Event Replicator Subsystem または Event Replicator Administration を使用して定義)。

対処:自動再生で宛先が 1 回だけ指定されていることを確認してから再試行します。

91 自動再生の再生開始日時が指定されませんでした(Adabas Event Replicator Subsystem または Event Replicator Administration を使用して定義)。

対処:Software AG サポートに連絡してください。

92 自動再生に対して指定されたタイムアウトパラメータが大き過ぎます。

対処:タイムアウトパラメータ値を小さくして再試行します。

93 Event Replicator Server システムファイルに PLOG 情報が記録されませんでした。

対処:Software AG サポートに連絡してください。

94 AI/BI フォーマットバッファがキーに対しても使用されました。 キー値を圧縮解除する試みが実行されましたが、関連フォーマットバッファはデータストレージ用であり、キー用ではありません。

対処:Software AG サポートに連絡してください。

95 ユーザー/Event Replicator Server エンコード 01-RPEQU * を設定する試みが失敗しました。 このエラーは、拡張フィルタロジックを使用し、サブスクリプションに UES SACODE/SWCODE/SARC 値が設定されている場合に発生することがあります。

対処:Software AG サポートに連絡してください。

96 初期状態要求のターゲットの Adabas ニュークリアスがレスポンスコード 148 を返しました。これはその Adabas ニュークリアスを利用できないことを示します。

対処:ターゲットの Adabas ニュークリアスを開始し、初期状態要求を再試行します。


Response 132
説明:

このレスポンスコードは、Adabas が LOB ファイルを読み込んだり更新したりしていたときにエラーが発生したことを示します。 サブコードは、エラーの種類を表します。

サブコードが 256 より小さい場合は、ファイルの処理中に発生した元のレスポンスコードと同じことを示します。 一般的なサブコードを次の表に示します。 表にないサブコードについては、同じ値の Adabas レスポンスコードの説明を参照してください。

サブコードが 256 より大きい場合は、LOB ファイルの処理に特有のエラー状況であることを意味します。 このようなサブコードを次の表に示します。

サブコード 説明
8 ユーザーのコマンドまたはトランザクションの未解決のバックアウトが原因で、LOB ファイル操作が中止されました。 このバックアウトの原因の一つに、WORK データセットのプロテクションエリアでユーザーのトランザクションの占めるスペースが多すぎることが考えられます(レスポンスコード 9 のサブコード 15 を参照)。
17 LOB ファイルがロードされていません。
48 LOB ファイルは、他のユーザーによる排他的な読み込みまたは更新のためにロックされています。
65 LOB ファイルの処理中に、ワークプールスペースの計算で内部エラーが発生しました。
113 LOB ファイルインデックスによって参照されているアドレスコンバータエレメントで、LOB ファイルセグメントレコードが見つかりませんでした。 LOB ファイルに物理的な不一致があるか、LOB ファイル読み込み操作時に LOB ファイルの無効な同時更新が発生しました。
145 LOB ファイルセグメントレコードをホールド状態に設定できません。他のユーザーによってすでにホールドされています。 このサブコードは、同一のラージオブジェクトフィールド値に対して無効な更新の競合が発生したことを意味します。 対の基本ファイルと LOB ファイルに不一致が生じている可能性があります。
165 LOB ファイルのディスクリプタがインデックスに見つかりません。LOB ファイルインデックスが正しくありません。
172 LOB ファイルインデックスの ISN が正しくありません。 LOB ファイルが物理的に不一致である可能性があります。
175 LOB ファイルセグメントレコードのディスクリプタ値が、LOB ファイルインデックスのディスクリプタ値と異なります。 LOB ファイルに物理的な不一致があるか、LOB ファイル読み込み操作時に LOB ファイルの無効な同時更新が発生しました。
177 アドレスコンバータで参照されるデータストレージブロックで、LOB ファイルセグメントレコードが見つかりませんでした。 LOB ファイルが物理的に不一致になっているか、LOB ファイル読み込み操作時に LOB の無効な同時更新が発生しました。
257 基本ファイルと LOB ファイルのリンクにエラーがあります。LB フィールドが設定されたファイルは、実際の LOB グループ基本ファイルではありません。
258 基本ファイルと LOB ファイルのリンクにエラーがあります。LOB グループの基本ファイルにリンクされたファイルは、実際の LOB ファイルではありません。
259 基本ファイルと LOB ファイルのリンクにエラーがあります。LOB グループの基本ファイルにリンクされた LOB ファイルは、別の基本ファイルを参照しています(または何も参照していません)。
260 基本ファイルと LOB ファイルのリンクにエラーがあります。基本ファイルにリンクされた LOB ファイルが存在しないか、LOB ファイルの番号が無効です。
261 ユーティリティの実行が中断されたため、LOB ファイルの状態に不一致が残っています。
262 フォーマットバッファで LB フィールドの長さ要素の指定エラーが発生しました(xxL,4,B が予期されていました)。
263 無効な LOB ファイルセグメントディスクリプタが検出されました。 LB フィールド値に関連する LOB ファイルセグメントレコードセットに矛盾があります。 LOB ファイルが正しくないか、LOB ファイル読み込み操作時に LOB ファイルの無効な同時更新が発生しました。
264 無効な LOB ファイルセグメントレコードが検出されました。 LOB ファイルレコードの内容に矛盾があります。 LOB ファイルが正しくありません。
265 LOB ファイルの LB フィールド値の長さが、関連する基本ファイルレコードに保存されている長さと異なります。 基本ファイルまたは LOB ファイルが同期していないか、LOB ファイル読み込み操作時に LOB ファイルの無効な同時更新が発生しました。
266 基本ファイルレコードで、無効な LB フィールド値参照が検出されました。 基本ファイルが正しくありません。
297 ラージオブジェクト(LB)フィールドで予定されている機能(フィールド値の文字コード変換など)は、まだサポートされていません。
298 フォーマットバッファで指定された LB フィールドのオカレンス数が多すぎます(32,767 を超過)。
299 LOB ファイルの処理によって内部エラーが発生しました。

Response 144
説明:

次のいずれかが発生しました。

  • 更新コマンド(A1)で指定された ISN は、ユーザーに対してホールド状態に設定されていません(コマンドオプションに H が指定されていません)。

  • M(マルチフェッチ)オプションを指定する ET または BT コマンドが、ユーザーに対してホールド状態ではない ISN バッファに ISN を指定しました。 現在ホールドされている ISN は、すべてホールド状態から解放されます。

対処:

Adabas Transaction Manager を使用中の場合は、実行中のプログラムに対してトランザクションモデルパラメータの設定が適切であり、使用中のランタイム環境に対しても適切であることを確認します。


Response 145
説明:

次のいずれかが発生しました。

  • N1/N2 コマンドが発行されましたが、ホールドキューエントリがありませんでした。

  • RETURN オプションが指定されたコマンドが発行され、ISN をホールド状態に設定しようとしましたが、この ISN はすでに別のユーザーのホールドキューに含まれています。 コマンドは WAIT 状態にはなりません。

このレスポンスコードに関連するサブコードを参照して、レスポンスの原因を確認してください。

サブコード 説明
0 既存の ISN に対して N2 コマンドが発行されました。
1 ホールドキューのスペースに関する問題が検出されました。 このユーザーは、アクティブな唯一のユーザーであり、-R オプションを実行しています。
2 ISN は他のユーザーによってホールドされています。 読み込み要求は、-R オプションを指定して実行されています。
9 ISN のホールド中に別の ISN をホールド状態にしようとしたとき、2 人以上のユーザーにデッドロックが発生しました。

Response 146
説明:

Adabas インターフェイスルーチンによって、無効なバッファ長が検出されました。 コマンドで従来の ACB を使用している場合、バッファは 32,767 より大きくなります。 コマンドで ACBX を使用している場合、バッファが 2,147,483,647 より大きくなるか、ABD 内の送信長がバッファ長より長くなります。 サブコードは、バッファタイプを表します。

サブコード バッファタイプ
1 フォーマットバッファ
2 レコードバッファ
3 サーチバッファ
4 バリューバッファ
5 ISN バッファ
6 ユーザー情報バッファ
7 パフォーマンスバッファ
8 マルチフェッチバッファ

Response 147
説明:

ISN が正しくありません。 ISN 変換によって、ISN がマイナスになったか、ファイルで使用可能な最大 ISN を超過しました。


Response 148
説明:

Adabas ニュークリアスがアクティブではないか、アクセスできません。

ACB の場合は、アディション 2 フィールドの下位(右端)2 バイトに示された 16 進のサブコードを参照してください。ACBX の場合は、エラーサブコード(ACBXERRC)フィールドに示された 2 進のサブコードを参照してください。

注意:
Entire Net-Work で実行している場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトに、このレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノードの ID が含まれることがあります。

サブコード 説明
1 データベースの排他制御が要求されましたが、ニュークリアスが読み取り専用ステータスです。
2 ユーティリティ専用(UTI)モードのニュークリアスに対して、非特権コールが行われました。
3 ニュークリアスが ADAEND オペレーションを実行しているときに、新しいユーザーが操作を開始しようとしているか、ET ステータスの既存ユーザーが操作を続行しようとしています。
4 排他データベース制御を伴ったユーティリティが実行中です。
5 修正できないエラーのため、シングルユーザーニュークリアスはオペレーションを開始できませんでした。
50 MPM ルーチンの MPM12 が設定されます。
51 SVCCLU を呼び出した後に SVC ルーチンの L04 が設定されます。
52 SVCCLU を呼び出さずに SVC ルーチンの L04 が設定されます。
53 SVC ルーチンの PCR04 が設定されます。
54 SVC ルーチンの L16 が設定されます。
55 SVC ルーチンの PCR16 が設定されます。

Response 151
説明:

コマンドキューでオーバーフローが発生しました。

注意:
Entire Net-Work で実行している場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトに、このレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノードの ID が含まれることがあります。

対処:

DBA が NC パラメータの値を大きくするか、コマンド処理レベルの低いときにコマンドを発行します。


Response 152
説明:

内部ユーザーバッファが、ユーザーバッファエリアを格納するのに、十分な大きさではありません。

対処:

DBA は LU パラメータの値を大きくします。


Response 153
説明:

ユーザーが直前に出したコールの処理が終了する前に、同じユーザーによって CALL ADABAS が発行されました。


Response 154
説明:

コマンドによってトリガが起動されましたが、その時点でキューがいっぱいだったので、そのコマンドは拒否されました。

対処:

コマンドを再実行してください。


Response 155
説明:

コマンドによってプレコマンドトリガが起動されました。 トリガされたプロシージャが 0 以外のコマンドを返したため、コマンドは実行されませんでした。

対処:

アディション 4 フィールドで、プロシージャから返されたエラーを確認してください。


Response 156
説明:

コマンドによってポストコマンドトリガが起動されました。 トリガされたプロシージャは、プロシージャが正常に実行されなかったことを示す、ゼロ以外のコマンドを返しました。

対処:

アディション 4 フィールドで、プロシージャから返されたエラーを確認してください。


Response 157
説明:

コマンドによってプレコマンドトリガまたはポストコマンドトリガが起動されましたが、トリガを起動するすべてのコマンドが拒否される状態で Adabas トリガがシャットダウンされています。

対処:

シャットダウンの原因を調べ、問題を解決してください。 このような状況でコマンドを拒否する必要がない場合、Adabas トリガプロファイルのエラーアクションフィールドに HALT または IGNORE を設定します。


Response 159
説明:

Adabas リンクモジュールがないか、無効です。 次のいずれかが発生しました。

  • Adabas リンクモジュールが Natural ニュークリアスにリンクされていないので、Natural プロファイルパラメータ ADANAME に指定されている Adabas リンクモジュールをロードできませんでした。

  • CICS のみ。コマンドレベル専用環境にあるマクロレベルの Adabas リンクモジュールがロードされました。

対処:

Natural プロファイルパラメータ ADANAME の設定を確認し、現在の STEPLIB のいずれかに正しいバージョンの Adabas リンクモジュールを指定してください。


Response 160
説明:

1 つのコマンドに対して、バッファプール内でアクティブだとマークされるアソシエータおよびデータストレージのブロックが多すぎます。


Response 161
説明:

Adabas バッファプールのヘッダーリストにある RABN チェーンが正しくありません。


Response 162
説明:

Adabas バッファプールのヘッダーブロックに、追加用のスペースがありません。


Response 163
説明:

RABN ヘッダーチェーンにリンクしようとした RABN は、すでにチェーン内に存在します。


Response 164
説明:

コマンドに対して割り当てられているワークエリアが多すぎます。


Response 165
説明:

ディスクリプタ名が無効か、ディスクリプタバリューテーブル(DVT)内に存在しません。 拡張ファイルの場合:すべてのコンポーネントファイルでディスクリプタが存在しません。 ACB では、アディション 2 の左端 2 バイトにディスクリプタ名が返されます。ACBX では、エラー文字フィールド(ACBXERRB)にディスクリプタ名が返されます。 拡張ファイルの場合、ファイルのコンポーネント間に FDT 不一致がないかどうかを確認してください。


Response 166
説明:

インバーテッドリストインデックスでエラーが検出されました。 原因として、アソシエータ内の損傷が考えられます。


Response 167
説明:

カップリングされたファイル内のフィールドが存在しないか、カップリングリストが正しくありません。


Response 168
説明:

カップリング処理に必要な内部コマンド ID が見つかりませんでした。


Response 170
説明:

次のいずれかの原因により、コマンド処理に必要な Adabas RABN が見つかりませんでした。

  • バッファセグメントが RABN 0 でコールされました。

  • 指定された RABN が現在のデータベースに存在しないか、正しくありません。


Response 171
説明:

Adabas で使用される定数セットが見つかりませんでした。


Response 172
説明:

ISN がファイルに対して有効な MINISN 設定に満たないか、MAXISN 設定を超過しています。


Response 173
説明:

無効なデータストレージ RABN が検出されました。


Response 174
説明:

開始 ISN が指定された L2/L5 コマンドに対して、ファイルのアドレスコンバータに保存されたデータストレージ RABN が無効です。


Response 175
説明:

インデックスとデータストレージの間で矛盾が検出されました。

対処:

該当のファイルに対してチェックユーティリティ(特に ADAICK と ADAVAL)を実行し、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 176
説明:

インバーテッドリストで矛盾が検出されたか、インバーテッドリストの処理中に内部エラーが発生しました。 このレスポンスコードには、次のサブコードが関連付けられている場合があります。

サブコード 説明
2 不良インデックス
3 無効な検索要求
4 フォーマットインジケータが無効か、FDT/SDT でフィールドが見つかりません
11 無効な検索要求
12 不良インデックスブロック
13 不良 UI ブロック
14 ブロック長の不一致
15 不良 MI ブロック
16 ブロック長の不一致
17 不良 NI ブロック
18 不良 ISN カウント
21 不良インデックスブロック
22 ブロック長の不一致
23 無効な ISN カウント
29 非アクティブのインデックスブロック
31 不良インデックスブロック
32 ブロック長の不一致
33 無効な ISN カウント
39 非アクティブのインデックスブロック
41 不良インデックスブロック
42 ブロック長の不一致
43 不良 MI ブロック
44 不良 NI ブロック
81 無効なレベルインジケータ
82 ブロック内での無効な要素位置
83 ブロック内の位置と要素の長さとの不一致
84 不良 MI ブロック
85 不良 NI ブロック
86 不良 NI ブロック
87 無効な ISN カウント
88 ブロック内の位置と要素の長さとの不一致
89 非アクティブのインデックスブロック
91 レベルの誤り
92 ブロック長の不一致
対処:

ADAICK を実行して、インバーテッドリストに矛盾がないかどうか確認します。 矛盾が見つからない場合は、担当地域の Software AG 技術サポートに連絡してください。 ご連絡の際は、必ずサブコードをお知らせください。


Response 177
説明:

アドレスコンバータによって示されたレコードが、データストレージブロックに見つかりませんでした。 このレスポンスコードが、SORTSEQ パラメータを指定した ADAULD UNLOAD ユーティリティ機能に対して返された場合、ファイルに矛盾がが発生し、データが失われている可能性があります。

対処:

このファイルに対してチェックユーティリティ(特に ADAACK)を実行し、Software AG 技術サポートに連絡してください。


Response 178
説明:

マルチプルバリューフィールドの更新時に、内部エラーが発生しました。

1 ディスクリプタバリューテーブル(DVT)に矛盾があります。
2 フィールド定義テーブル(FDT)と内部フォーマットバッファとの間に矛盾が見つかりました。
3 フォネティックディスクリプタの更新時に矛盾が見つかりました。

Response 179
説明:

内部エラーです。WORK パート 3 で ID が見つかりませんでした。


Response 181
説明:

AUTOBACKOUT を実行しようとしましたが、トランザクション開始位置が見つかりませんでした。


Response 182
説明:

必要な ET データが、適切な WORK ブロックに見つかりませんでした。


Response 183
説明:

データベース I/O オペレーション用に内部的に割り当てられた番号が正しくありません。


Response 184
説明:

フォネティックフィールド名が見つかりませんでした。


Response 185
説明:

ADAM フィールドが圧縮レコードに見つかりませんでした。


Response 197
説明:

DEUQ プールが小さすぎます。

対処:

ADARUN LDEUQP パラメータを大きくします。


Response 198
説明:

ユニークディスクリプタのディスクリプタ値を複製しようとしました。 ACB では、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトにディスクリプタ名が返されます。ACBX では、エラー文字フィールド(ACBXERRB)にディスクリプタ名が返されます。


Response 199
説明:

更新処理中に、インバーテッドリストインデックスで矛盾が見つかりました。 ACB では、アディション 2 の左端 2 バイトにディスクリプタ名が返されます。ACBX では、エラー文字フィールド(ACBXERRB)にディスクリプタ名が返されます。 このレスポンスコードは、シーケンシャル(SIBA)ログを使用する ADARES BACKOUT オペレーションに、UTYPE=EXU が指定された場合にも発生する場合があります。


Response 200
説明:

サイファコードが無効であるか、または Adabas あるいは Adabas SAF Security のセキュリティ違反が検出されました。

Adabas SAF Security 処理から、必要なセキュリティチェックをコマンドでは満たすことがでないため、次のようなサブコードを伴う場合があります。

0 標準ユーザーチェックが失敗しました。
1 ワークステーションユーザーのためのフリーユーザーファイルキャッシュエントリはありません。
2 クロスレベルのセキュリティチェックが失敗しました。
3 このコマンドにセキュリティ情報は使用できません。
4 ワークステーションログオン中にタイムアウトが発生しました。

Adabas SAF Security の詳細は、Adabas SAF Security のドキュメントを参照してください。


Response 201
説明:

指定されたパスワードが見つかりませんでした。


Response 202
説明:

ユーザーが権限のないファイルを使用しようとしたか、ファイルのパスワードが変更されています。

対処:

権限を修正するか、新しいパスワードを指定して操作をやり直してください。


Response 203
説明:

ユーザーが権限のないファイルのレコードを削除しようとしました。


Response 204
説明:

パスワードプールにオーバーフローが発生しました。


Response 207
説明:

Adabas SAF Security はログオンのフェーズ 1 を完了し、フェーズ 2 を要求しました。 これは、リモートワークステーションログオンに対する内部的な Adabas SAF Security および ADALNK の 2 フェーズレスポンスコードです。 通常このコードは表示されません。

詳細については、Adabas SAF Security のドキュメントを参照してください。

対処:

フェーズ 2 ログオン要求を Adabas SAF Security に送ります。


Response 208
説明:

Adabas SAF Security リモートユーザーは、フェーズ 1 ログオンを実行する必要があります。 ログオン ID およびパスワードが Adabas SAF Security に送られました。 このレスポンスは、2 フェーズログオンが続行できることを示します。

詳細については、Adabas SAF Security のドキュメントを参照してください。

対処:

このレスポンスがユーザーアプリケーションに返された場合、ワークステーションプラットフォームに適切な Adabas リンクルーチンがインストールされていないことを示します。 このレスポンスコードは、ワークステーションの Adabas リンクルーチンによってインターセプトされました。フェーズ1 ログオンが実行されます。


Response 209
説明:

Adabas SAF Security により、期限切れのパスワードがサーバーで検出されました。

対処:

ACF2、RACF、または TOP SECRET のサーバーに有効なパスワードを作成します。 Entire Net-Work ユーザーは Adabas SAF Security 機能を使用できます。


Response 210
説明:

論理 ID が 255 を超過しています(内部エラー)。

Entire Net-Work で実行していた場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトにこのレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノード ID が含まれます。


Response 211
説明:

UB 内の ID テーブルインデックスが無効です(内部エラー)。

Entire Net-Work で実行していた場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトにこのレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノード ID が含まれます。


Response 212
説明:

内部コマンドに使用される入力/出力バッファが無効です。


Response 213
説明:

ID テーブルが見つかりません(SVC が正しくインストールされていません)。

Entire Net-Work で実行していた場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトにこのレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノード ID が含まれます。

次の表で、Adabas DBID/SVC ルーティングテーブルエラーが発生した場合に表示される可能性のあるサブコードを説明します。

サブコード 説明
16 指定された SVC 番号は、z/OS または VSE システムに現在インストールされている SVC と一致しません。 指定された SVC 番号が正しいことを確認し、正しい場合は、その SVC 番号を使用して Adabas SVC がインストールされていることを確認します。
20 指定された SVC 番号は、z/OS または VSE システムにインストールされている SVC と一致しますが、SVC が Adabas SVC ではありません。 指定された SVC 番号が正しいことを確認し、正しい場合は、その番号でインストールされた SVC が z/OS または VSE では Adabas SVC でない理由を調べます。
対処:

DBA に連絡します。 Adabas のインストール手順が正しく行われていません。


Response 214
説明:

内部コマンドが、Adabas バージョン 4 の ADALINK から発行されました。


Response 215
説明:

Adabas バージョン 5/6/7 の UB または AMODE=31 属性をもつ Adabas バージョン 4 の ADALINK から、SVC04/16 コールを受け取りました。


Response 216
説明:

ユーザー出口により、コマンドが拒否されました。

Entire Net-Work で実行していた場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトにこのレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノード ID が含まれます。


Response 217
説明:

ユーザー出口により、コマンドが拒否されました。

Entire Net-Work で実行していた場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトにこのレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノード ID が含まれます。


Response 218
説明:

次の表で、このレスポンスコードのサブコードを説明し、そのレスポンスの原因を示します。

サブコード 説明
X'00'(00) UB(TP モニタユーザーブロック)プールが小さすぎます。 各同時ユーザーに対して 1 つ以上のユーザーブロックが必要です。 これは TP モニタリンクルーチンによって制御されます。 UB に対する GETMAIN が失敗しました。
X'48'(72) IPC メッセージ呼び出しパラメータエラーが発生しました。 これは、内部的な製品エラーまたは TP モニタのストレージオーバーレイを示している場合があります。 Software AG 技術サポートに連絡してください。
X'49'(73) IPC メッセージ呼び出し元が拡張ユーザー ID ブロックへのポインタを渡していません。 これは内部的な製品エラーの可能性があります。 Software AG 技術サポートに連絡してください。
X'4C'(76) IPC メッセージ呼び出しに渡される拡張ユーザー ID データはバイナリの 0 か空白です。 これは内部的な製品エラーの可能性があります。 Software AG 技術サポートに連絡してください。
X'4D'(77) IPC メッセージ呼び出しで使用されるワークエリアで GETMAIN が失敗しました。 TP モニタがストレージ不足になっている原因を特定します。 ストレージは、呼び出し側プログラムの AMODE で取得されます。Natural トランザクションの場合は通常 31 ビットです。
対処:

リンクルーチンの NUBS パラメータを再指定して UB プールを拡張します。 ADAGSET マクロについては、『Adabas インストールマニュアル』を参照してください。


Response 219
説明:

このレスポンスコードは、Adabas Transaction Manager を使用中の場合にのみ発生します。

2 グローバルトランザクションはコール可能な状態ではありません。
3 トランザクション ID(XID)のエントリが 2 つ存在します。
4 R および J オプションがサポートされていないか、グローバルトランザクションではありません。 トランザクション ID(XID)が存在しないか、見つかりませんでした(指定された XID が、この UQE に属していない場合など)。
5 レコードまたはバリューバッファ定義が無効である可能性があります(長さサイズが無効(144 バイト以下)など)。または、バリューバッファの内容が無効である可能性があります(トランザクション ID(XID)が無効など)。
6 ユーザーが、更新ユーザーまたは ET ユーザーではないか、グローバルトランザクションに関連しているか、またはすでに PET(予備的なトランザクション終了)ステータスにあります。
7 プロトコルエラーが発生しました。ユーザーがワーク 4 にコピーされたか、トランザクションがバックアウトしました。
8 プロトコルエラーが発生しました。トランザクションが終了したか、ユーザーにトランザクション ID(XID)が設定されていないか、またはアクティブユーザーの回復コールが許可されていません。
9 ワークエリア 4 または DDWORKR4 のオーバーフローが未解決のため、現在システムがロックされています。
10 このコールは許可されていません。ニュークリアスに対して ADAEND または ET 同期地点の処理中です。 ATM ニュークリアスでトランザクションのバックアウト(BT)が強制されました。
11 このユーザーは更新を行っていません。 そのため、予備的な ET コマンドは許可されていません。
12 論理エラーが発生しました。
20 トランザクション ID(XID)が不明です。 このエラーは、クラスタ環境でのみ発生します。

Response 220-227
説明:

レスポンスコードは Entire Net-Work 用に予約されています。

対処:

レスポンスコードの意味および使用の詳細については、適切な Software AG Entire Net-Work のドキュメントを参照してください。


Response 228
説明:

このレスポンスは Adabas リンクルーチンによって発行されます。 これは、ASCII 形式のユーザー要求が、変換処理用に正しく構成されていない EBCDIC 形式のデータベースに対して発行されたことを示します。

1 SVC は、Adabas バージョン 7 の有効な SVC ではありません。
2 データベースは UES 有効データベースではありません。
対処:

お使いの Adabas で UES が有効であることを確認してください。 UES 情報を参照してください。


Response 229
説明:

レスポンスコードは Entire Net-Work 用に予約されています。

対処:

レスポンスコードの意味および使用の詳細については、適切な Software AG Entire Net-Work のドキュメントを参照してください。


Response 231-239
説明:

これらのレスポンスコードは、Adabas ユーザー出口に割り当てられ、それぞれ、ユーザーが定義した意味を示します。 例として、ユーザー出口 4 で発行される ADALOG ログデータフィールドのレスポンスコードがあります。

対処:

ユーザー出口の詳細については、Adabas ユーザー出口 のドキュメント参照してください。


Response 240-244
説明:

レスポンスコードは Adabas Transaction Manager から返されます。 詳細は、Adabas Transaction Manager のドキュメントを参照してください。


Response 245
説明:

このレスポンスコードは、Adabas への System Coordinator(COR)インターフェイスを使用するアドオン製品(Adabas Fastpath、Adabas Vista、Adabas SAF Security、Adabas Transaction Manager など)間でコミュニケーションの問題が発生した場合に発行されます。

サブコード 説明
1 内部エラーです。
2 必要なモジュールをロードできませんでした。 これはインストールエラーの可能性があります。
対処:

サブコード 1 については、Software AG 技術サポートに連絡してください。 サブコード 2 については、アドオン製品のインストール指示を確認してください。


Response 249
説明:

このレスポンスコードは、Adabas Vista が使用中の場合にのみ出力されます。 詳細については、Adabas Vista のドキュメントを参照してください。


Response 250
説明:

ACBX(ACBX)は検証に失敗しました。 予期されるサブコードは次のとおりです。

サブコード 説明
1 サポートされていない ACBX バージョンです
2 UBE なしで ADACBX が指定されました
3 ACBX ファイル番号 > 65,535
4 予約されたフィールドが 0 ではありません
5 ACBX 長が正しくありません
対処:

サブコード 3 が発生した場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 これ以外のサブコードが発生した場合は、ACBX の指定を修正して再実行します。


Response 251
説明:

Adabas クラスタ処理でエラーが発生しました。

特定の条件下で、ADASVC の Adabas クラスタ SVC(SVCCLU)コンポーネントは、ACB のレスポンスコードフィールドにレスポンスコード 251 を返します。これに加えて、アディション 2 フィールドの下位(右端)2 バイトに 16 進数のサブコード(下記リストの 10 進数を参照)も返します。 ACBX の場合、ADASVC は ACBX のレスポンスコード(ACBXRSP)フィールドにレスポンスコード 251を、エラーサブコード(ACBXERRC)フィールドにサブコードを返します。

  • ローカル SVCCLU が条件を検出すると、2~30 の範囲でサブコードが返されます。

  • リモート SVCCLU の場合は、102~130 の範囲になります。

注意:
Entire Net-Work を使用して実行している場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトには、このレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノードの ID が含まれることもあります。

サブコード 説明
2 ユーザーが割り当てられるリモートクラスタニュークリアスにアクセスできません。
4 使用可能なユーザーテーブルエントリ(UTE)がありません。
5 内部エラーです。 内部コマンドによって指定されたニュークリアスが見つかりませんでした。
7 内部エラーです。 ユーザーはローカルシステムによってリモートニュークリアスに割り当てられましたが、リモートシステムはニュークリアスがアクティブでないことを検出しました。
9 内部エラーです。 28 バイトのユーザー ID がすべて 0 です。
17 Entire Net-Work はアクティブでありません。
19 内部エラーです。 内部コマンドコードが無効です。
20 リモートニュークリアスがアクティブです。コマンドはリモートに割り当てられる必要がありますが、リモートニュークリアスがコマンドを受け入れていません。
21 ユーザーが割り当てられるリモートイメージに使用可能なニュークリアスがありません。
22 ユーザーをリモートに割り当てようとしましたが、Entire Net-Work がアクティブではありません。
27 内部エラーです。
28 PLXCB と ADASVC の SVCCLU 部分とのバージョンが一致しません。
29 制限された範囲の NUCID 値が使用された可能性があります。 それ以外の場合は、内部エラーです。

対処:NUCID 割り当てが有効であることを確認してください。

30 32 個を超える NUCID が同じ SVC/DBID の組み合わせに対して検出されました。

対処:SVC/DBID の NUCID の数を 32 個に減らしてください。

対処:

内部エラーの場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 その他のエラーについては、システム管理者にお問い合わせください。


Response 252
説明:

Adabas SVC 処理中にエラーが発生しました(ポストエラー)。

Entire Net-Work で実行していた場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトにこのレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノード ID が含まれます。


Response 253
説明:

バッファの処理中にエラーが発生しました。 予期されるサブコードは次のとおりです。

サブコード 説明
0 バッファ長が 0 です(ACB ユーザーのみ)
1 フォーマットバッファアドレスが 0 です
2 レコードバッファアドレスが 0 です
3 サーチバッファアドレスが 0 です
4 バリューバッファアドレスが 0 です
5 ISN バッファアドレスが 0 です
6 ユーザー情報バッファアドレスが 0 です
7 パフォーマンスバッファアドレスが 0 です
8 マルチフェッチバッファアドレスが 0 です
9 サポートされていない ABD バッファタイプです
10 アタッチドバッファのオーバーランが発生しました
11 サポートされていない ABD バージョンです
12 ターゲットで ACBX を受け入れられません
13 ACBX を ACB に変換できません
14 許可されていない ALET 値です
15 64 ビットバッファアドレスを処理できません
16 無効なバッファロケーションインジケータです
17 ABD 検索の論理エラー
18 ABD が 32,767 を超過しています
19 予約されたフィールドが 0 ではありません
20 ADABDX 長が正しくありません
対処:

サブコード 10 および 17 は、内部論理エラーです。Software AG サポートに連絡してください。 その他のサブコードの場合は、バッファ指定エラーを修正し、再実行します。


Response 254
説明:

呼び出し元に結果を返そうとしたときに、コマンド完了処理で整合性エラーが発生しました。

CT パラメータリミットを超過した場合、ニュークリアスは、ユーザーを終了させ、BT コマンドに相当するコマンドを内部的に生成します。次に CQE およびアタッチドバッファスペースを解放し、ADAM93(または同様のメッセージ)を発行します。

ユーザーが終了されなかった場合、ACB のアディション 2 フィールドの右端 2 バイト、または ACBX のエラーサブコード(ACBXERRC)フィールドのサブコードに、失敗した整合性チェックが示されます。

サブコード 説明
1 UBCQEX が 0 以下です
2 UBCQEX が CQHNCQES の値を超えています
3 CQEFLAG が CQEFAB と CQEFW16 の合計に等しくありません
4 CQEAUB が A'UB に等しくありません
5 CQEAUPL が A'APL に等しくありません
6 CQECKSUM の下位 6 バイトが UBCKSUM に等しくありません
7 CQE がタイムアウトしました
8 CQE に次のような矛盾があります:CQE が別のコールによって予期されずに取得されました。ユーザーバッファ(UB)が予期されたユーザー情報を受け取っていません。ターゲットの移動データ長が矛盾しています。
9 レコードバッファのオーバーフロー
10 ISN バッファのオーバーフロー
11 フォーマットバッファ長の不一致
12 サーチバッファ長の不一致
13 バリューバッファ長の不一致
14 ユーザーバッファ長の不一致
15 アタッチドバッファの無効な ABD インデックス(内部論理エラー)
16 バッファオーバーフロー(ACBXERRD および ACBXERRE を参照)
対処:

コマンドの処理中は、呼び出し元の制御構造およびパラメータが変更されないようにしてください。 エラーを解決できない場合は、Software AG サポートに連絡してください。


Response 255
説明:

コマンド処理時に、全アタッチドバッファが割り当て済みでした。 バッファ割り当てが実行されていない場合、バッファ割り当て(NAB)の最大数には、この状態が反映されていない可能性があります。

Entire Net-Work で実行していた場合、アディション 2 フィールドの左端 2 バイトにこのレスポンスコードを発行した Entire Net-Work ノード ID が含まれます。


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