機能

SYSERR ユーティリティ機能を呼び出すには、SYSERR メインメニューの入力フィールドに、必要な機能に対応するコードおよび 1 つ以上のパラメータを入力します。このセクションでは、メニューに表示される機能と、各機能に対して指定できるパラメータについて説明します。パラメータの一般的な使用方法については、「パラメータ」を参照してください。


メッセージの追加

Start of instruction set新しいメッセージを追加するには

  1. SYSERR ユーティリティでは、デフォルトで大文字と小文字が区別されます。作成されるメッセージで大文字と小文字の変換を行う場合は、次の端末コマンドを入力します。

    %U

    メッセージテキストを追加するときに入力するすべての小文字は、現在の Natural セッション中に大文字に変換されます。

    %U の詳細については、『端末コマンド』ドキュメントを参照してください。

  2. SYSERR メインメニューを呼び出し、次の値を入力します。

    フィールド 入力値
    Code AD
    Message type
    NS Natural システムショートメッセージ
    NL Natural システムロングメッセージ
    US ユーザー定義ショートメッセージ
    UL ユーザー定義ロングメッセージ

    ロングメッセージは、ショートメッセージの説明であるため、対応するショートメッセージがある場合にのみ追加できます。

    Library 任意の既存 Natural ライブラリ。
    Message number 追加するメッセージの範囲を示す、最初と最後のメッセージの番号(最大 4 桁)。メッセージを 1 つのみ追加する場合は、左側の[Message number]フィールドに新しいメッセージの番号を入力して右側のフィールドをクリアするか、または両方のフィールドに番号を入力します。
    Language codes メッセージを追加する言語のコード。メッセージタイプが NS または NL の場合、言語コードは英語の 1 である必要があります。その他のメッセージタイプの場合は、フィールドに入力した最初の言語コードが使用され、他の言語は無視されます。
  3. ENTER キーを押します。

    次のような[Add Short Message]画面が表示されます。

    15:53:03              ***** NATURAL SYSERR UTILITY *****             2008-11-28
                                - Add Short Message -                              
                                                                                   
    Number        Short Message (Language code=1)                                  
    ------------  -----------------------------------------------------------------
    SYSERR1004                                                                     
                  ....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+..        
                                                                                   
    Sample ...... Message sample number 0000                                       
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
    Add               Exit                    -     +                       Canc

    Number]フィールドには、メッセージ番号(上記の例では 1004)が表示されます。メッセージ番号の前にはライブラリ ID が付きます(上記の例では SYSERR)。

  4. メッセージ番号の横の入力行にショートメッセージテキストを入力し、ENTER キーを押します。

    または:
    Sample]というラベルの付いた行に上記の例に示すようなサンプルメッセージテキストが含まれている場合は、.C を入力して ENTER キーを押し、このテキストを入力行にコピーします。サンプルメッセージテキストに文字列 0000 が含まれている場合、次の例で示すように、この文字列は新しいメッセージ番号に置き換えられます。

    15:57:14              ***** NATURAL SYSERR UTILITY *****             2008-11-28
                                - Add Short Message -                              
                                                                                   
    Number        Short Message (Language code=1)                                  
    ------------  -----------------------------------------------------------------
    SYSERR1004    Message sample number 1004                                       
                  ....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+..        
                                                                                   
    Sample ...... Message sample number 0000                                       
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
    Message has been added.                                                        
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
    Mod               Exit                    -     +     Long              Canc   

    サンプルメッセージの作成方法については、「ダイレクトコマンド」の SAMPLE コマンドの説明を参照してください。

  5. 対応するロングメッセージテキストを追加するには、PF9 キーを押します。

    次のような[Add Long Message]画面が表示されます。

    11:21:59          - Add Long Message SYSERR1004 Language 1 -         2003-09-16
     1 Tx. Message sample number 1004                                              
     2     .                                                                       
     3     .                                                                       
     4 Ex. .                                                                       
     5     .                                                                       
     6     .                                                                       
     7     .                                                                       
     8     .                                                                       
     9     .                                                                       
    10     .                                                                       
    11     .                                                                       
    12     .                                                                       
    13     .                                                                       
    14     .                                                                       
    15     .                                                                       
    16     .                                                                       
    17     .                                                                       
    18 Ac. .                                                                       
    19     .                                                                       
    20     .                                                                       
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
    Add               Exit                    -     +           Copy        Canc
  6. 3 つの入力エリア[Tx.](テキスト)、[Ex.](説明)、[Ac.](アクション)にテキストを入力します。

  7. ENTER キーを押して、ロングメッセージを保存します。

  8. PF9 キーを押して、ショートメッセージに戻るか、またはメッセージ番号の範囲を選択している場合は次のショートメッセージを昇順で追加します。

  9. PF3 キーまたは PF12 キーを押して、SYSERR メインメニューに戻ります。

    または:
    メッセージ番号の範囲を選択している場合は、PF8 キーまたは PF7 キーを押して、次のショートメッセージを昇順または降順で追加します。

メッセージの削除

Start of instruction setメッセージを削除するには

  • SYSERR メインメニューのフィールドに、次の値を入力します。

    フィールド 入力値
    Code DE
    Message type
    NS Natural システムショートメッセージ
    NL Natural システムロングメッセージ
    US ユーザー定義ショートメッセージ
    UL ユーザー定義ロングメッセージ

    対応するショートメッセージを削除しないでロングメッセージを削除することはできますが、対応するロングメッセージを削除しないでショートメッセージを削除することはできません。ロングメッセージが存在するショートメッセージを削除すると、両方削除することを確認するメッセージが表示されます。

    Library 任意の既存 Natural ライブラリ。
    Message number 削除するメッセージの範囲を示す、最初と最後のメッセージの番号(最大 4 桁)。
    Language codes メッセージを削除する言語のコード。指定したメッセージが、使用可能なすべての言語で削除されることを示すには、アスタリスク(*)を入力します。

メッセージの表示

Start of instruction setメッセージを表示するには

  1. SYSERR メインメニューのフィールドに、次の値を入力します。

    フィールド 入力値
    Code DI
    Message type
    NS Natural システムショートメッセージ
    NL Natural システムロングメッセージ
    US ユーザー定義ショートメッセージ
    UL ユーザー定義ロングメッセージ
    Library 任意の既存 Natural ライブラリ。
    Message number 表示するメッセージの範囲を示す、最初と最後のメッセージの番号(最大 4 桁)。
    Language codes メッセージを表示する言語のコード。指定可能な言語コードは 1 つのみです。複数の言語コードを指定した場合は、最初のコードのみが使用され、他のコードはすべて無視されます。
  2. ENTER キーを押します。

    ショートメッセージの場合、次のような[Display Short Messages]画面が表示されます。

    15:41:11              ***** NATURAL SYSERR UTILITY *****             2008-11-28
                              - Display Short Messages -                           
                                                                                   
    Number        Short Message (English)                                          
    ------------  -----------------------------------------------------------------
    NAT0001       Missing/invalid syntax; undefined variable name/keyword.         
    NAT0002       No file is available with specified name or number.              
    NAT0003       Invalid character string for file name or file number.           
    NAT0004       DEFINE DATA must be the first statement if present.              
    NAT0005       Closing parenthesis missing in arithm/logical expression.        
    NAT0006       ESCAPE statement used when no processing loop active.            
    NAT0007       Invalid THRU or TO clause in READ LOGICAL or HISTOGRAM.
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
    +                 Exit                          +                       Canc

    次のページを表示するには、PF8 キーを押します。

    ロングメッセージの場合、[Display Long Message]画面が表示されます。PF8 キーを押して次のページを表示するか、または PF7 キーを押して前のページを表示すると、メッセージが 1 つずつ表示されます。[Display Long Message]画面は、「メッセージの変更」で説明する[Modify Long Message]画面に類似しています。

メッセージの変更

Start of instruction setメッセージを変更するには

  1. SYSERR ユーティリティでは、デフォルトで大文字と小文字が区別されます。変更されるメッセージで大文字と小文字の変換を行う場合は、次の端末コマンドを入力します。

    %U

    メッセージテキストを編集するときに入力するすべての小文字は、現在の Natural セッション中に大文字に変換されます。

    %U の詳細については、『端末コマンド』ドキュメントを参照してください。

  2. SYSERR メインメニューのフィールドに、次の値を入力します。

    フィールド 入力値
    Code MO
    Message type
    NS Natural システムショートメッセージ
    NL Natural システムロングメッセージ
    US ユーザー定義ショートメッセージ
    UL ユーザー定義ロングメッセージ
    Library 任意の既存 Natural ライブラリ。
    Message number 変更するメッセージの範囲を示す、最初と最後のメッセージの番号(最大 4 桁)。
    Language codes メッセージを変更する言語のコード。指定可能な言語コードは 1 つのみです。複数の言語コードを指定した場合は、最初のコードのみが使用され、他のコードはすべて無視されます。
  3. ENTER キーを押します。

    次のような[Modify Short Message]画面が表示されます。

    18:52:33              ***** NATURAL SYSERR UTILITY *****             2003-09-16
                              - Modify Short Message -                             
                                                                                   
                                                                                   
    Number        Short Message (English)                                          
    ------------  -----------------------------------------------------------------
    SYSERR1004    Message sample number 1004                                       
                  ....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+..        
                                                                                   
                                                                                   
     1 Tx. Input missing.                                                          
     2     .                                                                       
     3     .                                                                       
     4 Ex. Input value missing in field XYZ.                                       
     5     Enter an alphanumeric value.                                            
     6     .                                                                       
     7     .                                                                       
     8     .                                                                       
    18 Ac. Enter value in field XYZ.                                               
    19     .                                                                       
    20     .                                                                       
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
    Mod               Exit                    -     +           Copy        Canc

    参照用に、ロングメッセージが画面の下半分に表示されます。

    ロングメッセージを変更する場合は、[Modify Long Message]画面が表示されます。

    18:54:02      - Modify Long Message SYSERR1004 (English) -           2003-09-16
     1 Tx. Input missing.                                                          
     2     .                                                                       
     3     .                                                                       
     4 Ex. Input value missing in field XYZ.                                       
     5     Enter an alphanumeric value.                                            
     6     .                                                                       
     7     .                                                                       
     8     .                                                                       
     9     .                                                                       
    10     .                                                                       
    11     .                                                                       
    12     .                                                                       
    13     .                                                                       
    14     .                                                                       
    15     .                                                                       
    16     .                                                                       
    17     .                                                                       
    18 Ac. Enter value in field XYZ.                                               
    19     .                                                                       
    20     .                                                                       
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
    Mod               Exit                    -     +           Copy        Canc
  4. ENTER キーを押して変更を保存します。

  5. メッセージ番号の範囲を選択している場合は、PF8 キーまたは PF7 キーを押して、次のメッセージを昇順または降順で変更します。

メッセージの出力

Start of instruction setメッセージを出力するには

  1. SYSERR メインメニューのフィールドに、次の値を入力します。

    フィールド 入力値
    Code PR
    Message type
    NS Natural システムショートメッセージ
    NL Natural システムロングメッセージ
    US ユーザー定義ショートメッセージ
    UL ユーザー定義ロングメッセージ
    Library 任意の既存 Natural ライブラリ。
    Message number 出力するメッセージの範囲を示す、最初と最後のメッセージの番号(最大 4 桁)。
    Language codes メッセージを出力する言語のコード。指定可能な言語コードは 1 つのみです。複数の言語コードを指定した場合は、最初のコードのみが使用され、他のコードはすべて無視されます。
  2. ENTER キーを押します。

    以下の例のようなプリントウィンドウが表示されます。

    +------Print Natural System Messages-------+ 
    !                                          ! 
    !   Language code .... 1                   ! 
    !                                          ! 
    !   Long texts, too .. N                   ! 
    !   Message number ... 1___ -  25          ! 
    !   Lines per page ... 60_                 ! 
    !   Left margin ...... 10                  ! 
    !   Top margin ....... 0_                  ! 
    !   Bottom margin .... 0_                  ! 
    !   Printer ID ....... PRT1____            ! 
    !                                          ! 
    !                                          ! 
    +------------------------------------------+
  3. プリントウィンドウに表示されているオプションおよび論理プリンタ名を指定します。

    論理プリンタ名の詳細については、『Natural ステートメント』のステートメント「DEFINE PRINTER」を参照してください。

  4. ENTER キーを押して、選択したメッセージをプリンタに出力します。 

Start of instruction setすべての Natural システムメッセージを印刷するには

  • SYSERR メインメニューのフィールドに、次の値を入力します。

    • コード PR

    • メッセージタイプ NS または NL

    • メッセージ番号の範囲 19999,

    • 言語コード 1(英語)または 2(ドイツ語)

    ライブラリ ID は必要なく、入力しても無視されます。

メッセージのスキャン

この機能を使用すると、メッセージをスキャンして特定の文字列を検索できます。スキャンできるのは、ショートメッセージのみです。

Start of instruction setメッセージをスキャンするには

  1. SYSERR メインメニューのフィールドに、次の値を入力します。

    フィールド 入力値
    Code SC
    Message type
    NS Natural システムショートメッセージ
    US ユーザー定義ショートメッセージ
    Library 任意の既存 Natural ライブラリ。
    Message number スキャンするメッセージの範囲を示す、最初と最後のメッセージの番号(最大 4 桁)。
    Language codes 1~9、A~Z、および a~y を使用して 9 文字以内の言語コードを指定するか、またはアスタリスク(*)を入力してすべての言語を指定します。
  2. ENTER キーを押します。

    以下の例のようなスキャンウィンドウが表示されます。

    +--------------------------------------+
    |   Scan value(s)       Or/And/Not     |
    |   ----------------    ----------     |
    |   ________________       OR_         |
    |   ________________                   |
    |   ________________                   |
    |   ________________                   |
    |                                      |
    |   Absolute ..... X                   |
    |   Immediate .... _                   |
    |                                      |
    +--------------------------------------+

    表示されるフィールドで、スキャンに使用する検索条件を指定できます。

    Scan value(s) 4 つの空のフィールドに、検索する文字列を 4 つまで入力します。スキャンでは、大文字および小文字の該当する用語が検索されます。
    Or/And/Not
    次のいずれかの演算子を入力して、ブール検索クエリを実行できます。
     
    OR Scan value(s)]に入力された文字列を 1 つまたは複数検索します。これはデフォルト設定です。
    AND Scan value(s)]に入力された文字列のすべてを検索します。
    NOT Scan value(s)]に入力された文字列をいずれも検索しません。
     
    1 つの[Scan value(s)]フィールドにのみ入力した場合、演算子は無視されます。
    Absolute このフィールドをマークすると、単語に含まれている文字列も検索されます。例えば、値「meter」を探してスキャンすると、「parameter」や「millimeter」などの単語も検索されます。

    マークを削除すると、検索は単語全体にのみ一致するように制限されます。

    Immediate このフィールドをマークすると、個別のメッセージが順に表示されます。マークしない場合は、検索の終了後にメッセージのリストが表示されます。

    Language codes]フィールドで複数の言語またはアスタリスク(*)を指定した場合は、[Immediate]をマークする必要があります。

  3. 次の例に示すように、検索条件を指定します。

    +--------------------------------------+
    !   Scan value(s)       Or/And/Not     !
    !   ----------------    ----------     !
    !   BUFFER__________       AND         !
    !   POOL____________                   !
    !   ________________                   !
    !   ________________                   !
    !                                      !
    !   Absolute ..... X                   !
    !   Immediate .... _                   !
    !                                      !
    +--------------------------------------+

    上記の例では、次の両方を含むすべてのショートメッセージが検索されます:bufferpool.

  4. ENTER キーを押します。

    次の例に示すように、指定した検索条件が適用されるすべてのメッセージが画面に表示されます。

    11:32:27              ***** NATURAL SYSERR UTILITY *****             2008-11-28
                              - Scan in Short Messages -                           
                                                                                   
    Number        Short Message (English)                                          
    ------------- -----------------------------------------------------------------
    NAT0777       Buffer pool full.
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
    End of scan reached.                                                           
                                                                                   
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
    +                 Exit                          +           Crit        Canc

    検索文字列が含まれる単語は強調表示されます。

    この画面で PF10 キーを押すと、現在のスキャンで使用されている検索条件を表示できます。

リストからのメッセージの選択

この機能を使用すると、メッセージの範囲を表示し、さらに処理する個別のメッセージを選択できます。表示できるのは、ショートメッセージのみです。

Start of instruction setメッセージを選択するには

  1. SYSERR メインメニューのフィールドに、次の値を入力します。

    フィールド 入力値
    Code SE
    Message type
    NS Natural システムショートメッセージ
    US ユーザー定義ショートメッセージ
    Library 任意の既存 Natural ライブラリ。

    ライブラリ ID にアスタリスク(*)が追加されている場合は、使用可能なすべてのライブラリのリストが選択用に表示されます。

    Message number 選択用に表示するメッセージの範囲を示す、最初と最後のメッセージの番号(最大 4 桁)。
    Language codes メッセージを表示する言語のコード。

    複数の言語コードを指定すると、最初のコードのショートメッセージのみが表示されます。各メッセージの使用可能な言語を表示するには、アスタリスク(*)を入力します。

  2. ENTER キーを押します。

    次のような[Select Messages]画面が表示されます。

    17:08:13             ***** NATURAL SYSERR UTILITY *****              2008-11-28
                                 - Select Messages -                               
                                                                     Languages     
    Se Number       Short Message (English)                          short     long
    -- ------------ ------------------------------------------------ --------- ----
    __ NAT0001      Missing/invalid syntax; undefined variable name/ 1         1   
    __ NAT0002      No file is available with specified name or numb 1         1   
    __ NAT0003      Invalid character string for file name or file n 1         1   
    __ NAT0004      DEFINE DATA must be the first statement if prese 1         1   
    __ NAT0005      Closing parenthesis missing in arithm/logical ex 1         1   
    __ NAT0006      ESCAPE statement used when no processing loop ac 1         1   
    __ NAT0007      Invalid THRU or TO clause in READ LOGICAL or HIS 1         1   
    __ NAT0008      Invalid search syntax.                           1         1   
    __ NAT0009      Invalid relational operator in a relational expr 1         1   
    __ NAT0010      Error in value specification in a relational exp 1         1   
    __                                                                             
    __                                                                             
    __                                                                             
    __                                                                             
    __                                                                             
    __                                                                             
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
          Help        Exit                          +                       Canc
  3. Se]列で、次の行コマンドのいずれかを入力します。

    Command 説明
    DE メッセージを削除します。
    DI Select Messages]画面を、「メッセージの表示」で説明する[Display Short Messages]画面に変換します。また、このコマンドを使用して選択したメッセージをリストの先頭に配置し、「.X」で説明されているように表示されるメッセージの数を減らします。
    LA 翻訳が存在する言語のコードを表示します。
    MO メッセージを変更します。
    PR メッセージをプリンタに出力します。
    SH ショートメッセージを表示します。

    このコマンドは、SYSERR メインメニューの[Language codes]フィールドにアスタリスク(*)が入力されている場合にのみ使用できます。

    TR メッセージを別の言語に翻訳します。
    .X 選択したメッセージをリストの先頭に配置して、より狭いメッセージ範囲を定義します。これにより、表示されるメッセージの数が削減されます。

    このコマンドを使用して選択したメッセージがリストの先頭に配置され、このメッセージの上にリストされていたメッセージは表示から削除されます。これにより、SYSERR メインメニューのメッセージ範囲がリセットされ、[Select Messages]画面はここで選択したメッセージで始まります。

    .Y 選択したメッセージ以前のメッセージのみをリストして、より狭いメッセージ範囲を定義します。

    このコマンドを使用して選択したメッセージ以降にリストされていたすべてのメッセージは、表示から削除されます。これにより、SYSERR メインメニューのメッセージ範囲がリセットされ、[Select Messages]画面はここで選択したメッセージで終わります。

  4. ENTER キーを押して次に進みます。

メッセージの他の言語への翻訳

この機能を使用すると、ある言語のショートメッセージを 1 つ以上の他の言語に翻訳できます。ロングメッセージを他の言語に翻訳するには、「メッセージの追加」の手順に従います。

Start of instruction setショートメッセージを翻訳するには

  1. SYSERR メインメニューのフィールドに、次の値を入力します。

    フィールド 入力値
    Code TR
    Message type
    NS Natural システムショートメッセージ
    US ユーザー定義ショートメッセージ
    Library 任意の既存 Natural ライブラリ。
    Message number 選択用に表示するメッセージの範囲を示す、最初と最後のメッセージの番号(最大 4 桁)。
    Language codes 言語コードを 9 つまで指定します。言語コードは、1~9、A~Z、および a~y の単一英数字です。
  2. ENTER キーを押します。

    次のような[Translate Short Message]画面が表示されます。

    13:42:31             ***** NATURAL SYSERR UTILITY *****              2009-01-16
                             - Translate Short Message -                           
                                                                                   
    Number ...... SYSERR0001                                                       
    Languages ... 1..45.......................................................     
                                                                                   
    ------------- ....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+..        
    English       Short message English (1)________________________________________
    German        _________________________________________________________________
    French        _________________________________________________________________
    Spanish       Short message Spanish (4)________________________________________
    Italian       Short message Italian (5)________________________________________
                  _________________________________________________________________
                  _________________________________________________________________
                  _________________________________________________________________
                  _________________________________________________________________
    ------------- ....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+..        
                                                                                   
     1 Short message English (1)                                                   
     4 Explanation: English long message                                           
    18 Action: English long message                                                
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
    Mod   Help        Exit                    -     +           Opts        Canc

    Languages]フィールドには、メッセージがすでに存在する言語コードが表示されます(上の例では、1、4、および 5)。

    以下のセクションでは、[Number]および[Languages]に、SYSERR メインメニューの[Language codes]フィールドに事前に言語コードが入力されたすべての言語を示します(上記の例では1、2、3、4、5)。英語(1)、スペイン語(4)、イタリア語(5)の翻訳はすでに存在しますが、ドイツ語(2)とフランス語(3)の翻訳は新しく入力できます。

    参照用に、画面下部には、言語/ショートメッセージのセクションで最初にリストされている言語(画面例では英語)に対応しているロングメッセージが 3 行表示されます。行 1、4、および 18 は、デフォルトで表示されます。ロングメッセージの他の行を表示するには、3 つの行番号(14、または 18)を別の行番号で上書きし、ENTER キーを押します。

  3. 指定した新しい言語の横の入力行に翻訳を入力します。

  4. ENTER キーを押します。

Start of instruction setショートメッセージの翻訳を変更するには

  1. Translate Short Message]画面で PF10 キーを押します。

    以下の例のような[Options]ウィンドウが開きます。

    +------------------------ Options ------------------------+ 
    !                                                         ! 
    !  Modification of all fields allowed ....... N           ! 
    !                                                         ! 
    !  Currently recognized language codes ...... 123456789   ! 
    !                                                         ! 
    +---------------------------------------------------------+
  2. 上のフィールドで N(デフォルト)を Y に置き換え、下のフィールドで必要な言語コードを入力します。翻訳する新しい言語コードを 9 個まで指定できます。

Start of instruction set翻訳を空の入力行にコピーするには

  1. Translate Short Message]画面で、空の行の最初の 2 つの位置に .C を入力します。 

  2. 別の言語ですでに存在しているショートメッセージの任意の場所にカーソルを合わせます(コピーできるのは表示モードで表示されているテキストのみです)。

  3. ENTER キーを押します。