このセクションでは、Natural Web インターフェイスの構成方法について説明します。 わからない製品がある場合は、詳細について対応する製品ドキュメントを参照してください。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
最新のドキュメントは、Software AG のドキュメントサイト(http://documentation.softwareag.com)で公開されています。
オペレーティングシステム | HTTP サーバー |
---|---|
Windows(Intel) |
|
(*) |
|
以下の構成の説明で、例に使用している ETB255 はブローカーの名前、NATWEB1 は RPC サーバーの名前です。
インストールおよび構成について、Natural RPC、Entire Net-Work、および EntireX Communicator のドキュメントを参照してください。
以下では次のトピックについて説明します。
ACIVERS の設定
プロファイルパラメータ ACIVERS の値は、6 以上に設定することをお勧めします。 詳細については、『Natural リモートプロシージャコール(RPC)』ドキュメントの「ACI バージョンの設定」を参照してください。
MAXBUFF と MAX-MESSAGE-LENGTH の設定
Natural RPC サーバーのプロファイルパラメータ MAXBUFF の値は、1024 以上に設定することをお勧めします。 このように設定した場合は、EntireX Communicator に含まれる EntireX Broker の MAX-MESSAGE-LENGTH の値を 1048576 以上に設定する必要があります。
RPC 環境で 2 つの追加の steplib にアクセスできるように NATPARM ファイルを変更するには、次の手順に従います。
[Natural Execution Configuration]パラメータグループで、steplib パラメータサブセクションに 2 つの steplib(SYSWEB と SYSEXT)を追加します。
RPC 環境で 2 つの追加の steplib にアクセスできるように NATPARM ファイルを変更するには、次の手順に従います。
[Natural Execution Configuration]パラメータグループで、steplib パラメータサブセクションに 2 つの steplib(SYSWEB3 と SYSEXT)を追加します。
Natural Security がインストールされている場合:
ユーザーライブラリに steplib SYSWEB および SYSEXT を定義します。
Natural Security がインストールされていない場合:
ライブラリ SYSWEB および SYSEXT の関連 FNAT システムファイルの DBID とファイル番号を入力して、ライブラリ SYSWEB の Natural プログラム WEB-STLB を修正します。 必要に応じて steplib を追加できます。
プログラムを STOW します。
RPC サーバーの STACK パラメータの値が STACK=(LOGON SYSWEB;WEB-STLB)
に設定されている必要があります。
環境変数の設定は必要ありません。
EntireX 関連のすべての環境変数は HTTP サーバーによって渡される必要があります。
DCOM サーバーをインストールおよび構成するには、「NaturalX」の手順に従います。
以下の構成の説明で、NATWEBEXT は外部 DCOM サーバーの名前、NATWEB はローカル DCOM サーバーの名前です。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
Natural Web インターフェイスをサポートするすべてのサーバーで、ライブラリ SYSWEB3(または SYSWEB)と SYSEXT を steplib として追加する必要があります。「現在のバージョンの Natural for Mainframes/UNIX/Windows」を参照してください。
以下では次のトピックについて説明します。
メインフレーム、Windows、および UNIX 環境の場合は、構成は不要です。
外部エディタを使用してコンフィグレーションファイルを調整します。
RPC_ETB_ID_NAME=ETB255 RPC_SERVER_NAME=NATWEB1
コンフィグレーションファイルにパラメータ NWW_OUT_CSS_TRANSLATE
を設定する必要があります。 値は使用されるコードページに依存します。
ローカル通信の場合は、調整は不要です。
外部 DCOM(すべてのプラットフォーム)
外部通信の場合は、「NaturalX」を参照してレジストリを変更するか、外部エディタを使用してコンフィグレーションファイルを調整します。
DCOM_SERVER_NAME=NATWEBEXT
Windows(Internet Information Server)
Internet Information Server を使用する場合は、匿名ログオン用のユーザー名を使用します。例えば、NATWEB を使用します。 この場合は、NATWEB がグループ USER に属しているか、GUEST アカウントが有効になっている必要があります。
Apache Server を使用する場合は、httpd.conf に指定された User/Group のデフォルト設定をそのまま使用できます。
# User/Group: The name (or # number) of the user/group to run httpd as User nobody Group #-1
注意:
このセクションの内容は、SYSWEB3 にのみ適用されます。
Natural Web サーバーエクステンションをインストールします。
HTTP サーバーの ...\conf\httpd.conf
ファイルを開き、RPC インターフェイス用に以下の行を追加します。
... LoadModule nww3_module modules/nww3mod2.dll <Location /nww3/mod> AllowOverride None NWWiniFile "<yourRoot>/nww3/nww3mod.ini" SetHandler nww3 </Location> ...
... LoadModule nww3_module modules/nww3mod22.dll <Location /nww3/mod> AllowOverride None NWWiniFile "<yourRoot>/nww3/nww3mod.ini" SetHandler nww3 </Location> ...
複数のサーバーまたはブローカーを使用する場合は、/nww3
ディレクトリに追加のファイルを指定します。
.ini ファイルのスタティックな読み込みが必要な場合(パフォーマンスに影響します)、イタリック体で示している行を obj.conf
に追加します。
Natural Web サーバーエクステンションをインストールします。
HTTP サーバーの ...\conf\httpd.conf
ファイルを開き、DCOM インターフェイス用に以下の行を追加します。
... LoadModule nww3d_module modules/nww3dmod2.dll <Location /nww3d/mod> AllowOverride None NWWiniFile "<yourRoot>/nww3d/nww3dmod.ini" SetHandler nww3d </Location> ...
... LoadModule nww3d_module modules/nww3dmod22.dll <Location /nww3d/mod> AllowOverride None NWWiniFile "<yourRoot>/nww3d/nww3dmod.ini" SetHandler nww3d </Location> ...
複数のサーバーまたはブローカーを使用する場合は、/nww3d
ディレクトリに追加のファイルを指定します。
.ini ファイルのスタティックな読み込みが必要な場合(パフォーマンスに影響します)、イタリック体で示している行を obj.conf
に追加します。
Natural Web サーバーエクステンションをインストールします。
HTTP サーバーの ...\conf\httpd.conf
ファイルを開き、SPoD(PAL)インターフェイス用に以下の行を追加します。
... LoadModule nww3p_module modules/nww3pmod2.dll <Location /nww3p/mod> AllowOverride None NWWiniFile "<yourRoot>/nww3p/nww3pmod.ini" SetHandler nww3p </Location> ...
... LoadModule nww3p_module modules/nww3pmod22.dll <Location /nww3p/mod> AllowOverride None NWWiniFile "<yourRoot>/nww3p/nww3pmod.ini" SetHandler nww3p </Location> ...
複数のサーバーまたはブローカーを使用する場合は、/nww3p
ディレクトリに追加のファイルを指定します。
.ini ファイルのスタティックな読み込みが必要な場合(パフォーマンスに影響します)、イタリック体で示している行を obj.conf
に追加します。
Internet Information Server を使用する場合は、匿名ログオン用のユーザー名を使用します。例えば、|USR_NATWEB を使用します。 この場合は、|USR_NATWEB がグループ USER に属しているか、GUEST アカウントが有効になっている必要があります。
EntireX 開発者キットの新しいバージョンでは、パスワードとユーザー ID の組み合わせを 2 つ使用できます。
1 つ目のユーザー IDは EntireX Security 経由でのアクセスに使用され、2 つ目は Natural Security 用に使用されます。
HTTP サーバーセキュリティは、3 番目のセキュリティシステムとして関係します。
HTTP サーバーで NWW インターフェイスのアクセスを制限します。 詳細については、HTTP サーバーのドキュメントを参照してください。
コンフィグレーションファイルに NWW_USER_ID
と NWW_PASSWORD
を指定する必要があります。
2 つ目のユーザー ID/パスワード(RPC_USER_ID
、RPC_PASSWORD
)を設定する必要があります。
パラメータ USE_REMOTE_USER
が有効になると、RPC_USER_ID
が設定または上書きされます。 RPC_PASSWORD
は変更されません。
パスワードなしでセキュリティを通過するには、Natural Security を "AUTO=ON"
で設定する必要があります。 RPC_USER_ID
/RPC_PASSWORD
のペアを設定しなかった場合は、既存の実装との互換性を確保するために NWW_USER_ID
/NWW_PASSWORD
が使用されます。