バージョン 6.3.3
 —  パラメータリファレンス  —

MAXBUFF - 最大バッファサイズ

この Natural プロファイルパラメータは、クライアントサイドとサーバーサイドの両方で指定できます。

サーバーサイドでは、データを含むクライアント要求を受け取って、結果を送り返すために、サーバーが提供するバッファのサイズを決定します。 リモート CALLNAT の実行中、このバッファには CALLNAT に渡された PDA も含まれます。 バッファは、すべてのクライアント要求に対して次の 3 つのデータエリアの最大を保持できるほど十分大きくする必要があります。

クライアントサイドでは、Natural RPC コールの自動実行に提供されるバッファのサイズを決定します。 このバッファは、データを含むクライアント要求を構築し、サーバーから結果を受け取るために使用されます。 バッファは、クライアントによって送られるすべての要求に対して次の 2 つのデータエリアの最大を保持できるほど十分大きくする必要があります。

詳細については、『Natural リモートプロシージャコール(RPC)』ドキュメントの「スタブおよび RPC 自動実行」を参照してください。

クライアントおよびサーバー間で交換されるデータのサイズは、SYSRPC ユーティリティのスタブ生成機能によって提供されます。 自動 RPC 実行のサイズを計算するためにも、スタブ生成機能を使用し、その後生成されたスタブを削除する必要があります。

可能な設定 1~2097147 最大バッファサイズ(KB 単位)。
0 バッファは割り当てられません。
デフォルト設定 0  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 不可  

ACIVERS 設定への依存

EntireX Broker ノードの場合、Entire Net-Work をトランスポート層として使用しているなら、特別な考慮事項が適用されます。 Entire Net-Work では、EntireX Broker スタブに渡される受信バッファ長は起動パラメータ IUBL によって制限され、32 KB を超過しないようにする必要があります。 32 KB より大きい PDA を使用するには、受信バッファ長を MAXBUFF 設定から切り離します。

Natural プロファイルパラメータ ACIVERS の設定に応じて、受信バッファ長は次のように設定されます。

したがって、ACIVERS=1 および ACIVERS=2 で、EntireX Broker スタブで受け入れられない MAXBUFF に対する値を指定できます。 これは、入力および出力フィールドを使用するときに便利です。 この場合、それぞれ別個にカウントされる入力データのサイズと出力データのサイズは制限より小さくなることがありますが、バッファに適合する必要がある両方のサイズの合計は制限を超過します。

詳細については、『Natural リモートプロシージャコール(RPC)』ドキュメントを参照してください。

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