リモートプロシージャコール(RPC)技法は、同一コンピュータ上に配置することが可能であるか、または同一あるいは異種のマシンおよびオペレーティングシステムのネットワークに基づいた、サーバーシステムとクライアントシステム間の通信のフレームワークを確立します。 いくつかの基本的に類似したメソッドが知られています。
このドキュメントでは、設計を可能にし、分散ソフトウェアシステムのアプリケーションを単純化するために、Natural により提供される RPC 技法の使用および動作のセオリーについて説明します。 Natural RPC ベースの環境に関係する可能性がある他の製品の詳細については、EntireX RPC for 3GL、Entire Network、EntireX Broker のドキュメントを参照してください。
リモートプロシージャコールを管理するために提供されている機能の詳細については、Natural『SYSRPC ユーティリティ』ドキュメントを参照してください。
このドキュメントは次の項目で構成されています。
Natural RPC について | 非会話型および会話型モードでの Natural RPC の動作など、基本的な情報について説明します。クライアントおよびサーバー側のデータベーストランザクションについて説明し、SYSRPC ユーティリティおよび Natural RPC ドキュメントで使用される重要な用語のリストを示します。
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前提条件および予備情報 | 一般的な前提条件の概要を説明し、Natural リモートプロシージャコール(RPC)環境を実装するために Natural で使用できる機能について簡単に説明します。 | |
制限および制約事項 | Natural RPC を使用するときに注意する必要がある制限、および制約事項について説明します。 | |
Natural RPC 環境の設定 | Natural RPC 環境を設定するために、すべてのクライアントおよびサーバー Natural に対して実行する必要がある基本的な手順について説明します。 | |
Natural RPC サーバーの起動 | さまざまなプラットフォームで Natural RPC サーバーを起動する方法。 | |
Natural RPC サーバーの終了 | Natural RPC サーバーを終了するさまざまな方法について説明します。 | |
EntireX Broker サービスの終了 | EntireX Broker サービスを終了するさまざまな方法について説明します。 | |
Natural RPC 環境の運用 | Natural RPC 環境を運用する方法。 | |
会話型 RPC の使用 | Natural RPC を会話型モードで使用する方法。会話を開く/閉じる、会話コンテキストの定義、複数の会話が並行して使用される場合のシステム変数 *CONVID の変更。 | |
リモートディレクトリサーバー(RDS)の使用 | RDS の原則および使用方法について説明します。RDS インターフェイス、リモートディレクトリサービスルーチンの作成方法。ディレクトリ情報をワークファイルから読み取るために必要な RDS ディレクトリサービスプログラム RDSSCDIR に関する情報。
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Security の使用 | Natural RPC を Natural Security または EntireX Security とともに使用する方法。 |
注意:
このドキュメントは、Natural を使用できるすべてのプラットフォームに適用されます。 ただし、現在使用している Natural ドキュメントセットに応じて、次のような違いがあります。
Natural ユーティリティ SYSRPC
の使用例では、GUI または CUI インターフェイスを使用した、プラットフォーム固有のマップが示されます。
Natural for Windows、UNIX、および OpenVMS では、RPC 固有のパラメータがプロファイルパラメータとして説明されます。
Natural for Mainframes では、パラメータは、プロファイルパラメータ RPC
またはパラメータマクロ NTRPC
のキーワードサブパラメータとして説明されます。