バージョン 6.3.3
 —  Natural スタジオの使用  —

コマンド行でのコマンドの発行

最初はコマンド行は表示されていません。 コマンド行を表示する方法については、「Natural スタジオのウィンドウの要素」セクションの「コマンド行」を参照してください。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


コマンド行に入力できるコマンド

コマンド行に付属している[コマンド]ドロップダウンリストボックスから、次のコマンドを直接実行することができます。

Top of page

コマンド実行

Natural スタジオでは、コマンド行に入力された文字列が現在のセッション用に保存されます。 ドロップダウンリストボックスには、最近の入力(履歴)が表示されます。

Start of instruction setコマンド行でコマンドを発行するには

  1. [コマンド]ドロップダウンリストボックスのテキストボックスにコマンドを入力します。

    または:
    マウスポインタを[コマンド]ドロップダウンリストボックス上に置き、マウスの右ボタンを使用してコンテキストメニューを呼び出すこともできます。 このコンテキストメニューのコマンドを使用して、テキスト文字列をコマンド行に貼り付けるなどの操作ができます。

    注意:
    コンテキストメニューには、[切り取り][貼り付け]などの Windows 標準の編集コマンドの他に、Unicode 用の Windows コマンドが含まれていることもあります。 詳細については、Windows のドキュメントを参照してください。

  2. Enter キーを押して、コマンドを実行します。

Start of instruction setコマンド行の履歴を使用してコマンドを実行するには

  1. [コマンド]ドロップダウンリストボックスを開き、エントリを選択します。

    または:
    以前に入力したことがあるコマンドの最初の文字を、[コマンド]ドロップダウンリストボックスのテキストボックスに入力します。 該当するコマンドがテキストボックスに自動的に表示されます。 同じ文字で始まる複数のコマンドを入力したことがある場合は、その中で最後に入力されたコマンドがテキストボックスに表示されます。

  2. Enter キーを押して、もう一度コマンドを実行します。

Top of page

アスタリスク表記

Natural の機能の多くでオブジェクトのリストが表示されます。 通常、これらのリストには該当するすべてのオブジェクトが含まれます(指定したタイプのすべてのオブジェクト、指定したライブラリのすべてのオブジェクトなど)。 すべてのオブジェクトではなく、特定範囲のオブジェクトのみをリストするには、アスタリスク表記を使用して範囲を指定します。

パラメータ値の末尾にアスタリスク(*)を指定することによって、名前(または ID などの何らかのパラメータ)の先頭がその値であるオブジェクトのみのリストを取得できます。 値の末尾にアスタリスクを指定して入力するこのオプションをアスタリスク表記と呼びます。

例 1

システムコマンド SCRATCH にパラメータを指定せずに入力した場合は次のようになります。

SCRATCH

現在のライブラリ内にあるすべてのオブジェクトのリストが取得されます。 ここで、削除するオブジェクトを選択できます。

例 2

システムコマンド SCRATCH を次のように入力したとします。

SCRATCH BOC*

現在のライブラリ内にある、名前の先頭が "BOC" であるオブジェクトのみのリストが取得されます。 ここで、削除するオブジェクトを選択できます。

Top of page