Entire System Server 製品を使用する場合は、Entire System Server インターフェイスが必要です。 Entire System Server インターフェイスは Natural の一部であり、追加のインストールは必要ありません。
また、Natural にはライブラリ SYSNPE
および SYSNPR
が用意されています。
SYSNPE
は、Entire System Server オンラインチュートリアルで、Entire System
Server ユーザーのためのスタートヘルプとして提供されます。 Entire System Server の詳細については、Entire System
Server のドキュメントを参照してください。
ライブラリ SYSNPR
には、Entire System Server DDM のデータベース ID
を変更するために使用されるプログラム CHANGEDB
が含まれています。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
Entire System Server インターフェイスは、z/OS、z/VSE、および BS2000/OSD 上の Entire System Server へのアクセスを Entire Net-Work 経由で可能にします。 Entire System Server インターフェイスを完全にサポートするには、メインフレームプラットフォームに Entire Net-Work バージョン 5.8.1 以降がインストールされている必要があります。
標準 Natural コンフィグレーション設定を使用している場合は、Entire System Server
インターフェイスはアクティブになりません。 Entire System Server インターフェイスのデータベースの値(Natural
プロファイルパラメータ ESXDB
)がデフォルトで
"0" に設定されます。 Entire System Server
インターフェイスを使用するには、コンフィグレーションユーティリティを使用して、パラメータ
ESXDB
の値を "148" に設定する必要があります。
コンフィグレーションユーティリティでは、パラメータ ESXDB
はパラメータファイルのパラメータグループ[プロダクトコンフィグレーション(Product
Configuration)]に割り当てられています。
ヒント:
このパラメータを見つけるには、"ESXDB" で検索します。
詳細については、『コンフィグレーションユーティリティ』ドキュメントの「パラメータの検索」を参照してください。
ESXDB
は、Entire System Server の DDM に使用されるデータベース
ID を指定します。 この DBID は、Entire System Server 要求のターゲット DBID を指定するのではなく、カタログされた
Entire System Server DDM に使用される DBID を Natural に通知します。 有効な Entire System Server
ターゲット DBID は、すべての Entire System Server DDM の一部である NODE
フィールドで指定されます。
重要:
Entire System Server インターフェイスサポートで Natural を実行するために、ESXDB
の値を
"148" に変更します。 すべての Entire System Server DDM は DBID
148 でカタログされます。
Natural を再起動すると、メインフレームで実行されている Entire System Server ノードに Entire Net-Work 経由でアクセスできます。
Entire System Server インターフェイスのカスタマイズは、Entire System Server DDM の修正のみ可能です。
ライブラリ SYSNPR
には、すべての Entire System Server DDM のデータベース ID
を変更するために使用するプログラム CHANGEDB
が含まれています。 すべての Entire System Server DDM
はライブラリ SYSNPE
にあります。 新しい DBID 値としてプログラム CHANGEDB
に入力したデータベース ID は、コンフィグレーションユーティリティでも Entire System Server
インターフェイスのデータベースパラメータ(ESXDB
)の値として指定する必要があります。