バージョン 6.3.3
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Entire System Server インターフェイスの設定

Entire System Server 製品を使用する場合は、Entire System Server インターフェイスが必要です。 Entire System Server インターフェイスは Natural の一部であり、追加のインストールは必要ありません。

また、Natural にはライブラリ SYSNPE および SYSNPR が用意されています。

SYSNPE は、Entire System Server オンラインチュートリアルで、Entire System Server ユーザーのためのスタートヘルプとして提供されます。 Entire System Server の詳細については、Entire System Server のドキュメントを参照してください。

ライブラリ SYSNPR には、Entire System Server DDM のデータベース ID を変更するために使用されるプログラム CHANGEDB が含まれています。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


前提条件

Entire System Server インターフェイスは、z/OS、z/VSE、および BS2000/OSD 上の Entire System Server へのアクセスを Entire Net-Work 経由で可能にします。 Entire System Server インターフェイスを完全にサポートするには、メインフレームプラットフォームに Entire Net-Work バージョン 5.8.1 以降がインストールされている必要があります。

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有効化

標準 Natural コンフィグレーション設定を使用している場合は、Entire System Server インターフェイスはアクティブになりません。 Entire System Server インターフェイスのデータベースの値(Natural プロファイルパラメータ ESXDB)がデフォルトで "0" に設定されます。 Entire System Server インターフェイスを使用するには、コンフィグレーションユーティリティを使用して、パラメータ ESXDB の値を "148" に設定する必要があります。

コンフィグレーションユーティリティでは、パラメータ ESXDB はパラメータファイルのパラメータグループ[プロダクトコンフィグレーション(Product Configuration)]に割り当てられています。

ヒント:
このパラメータを見つけるには、"ESXDB" で検索します。 詳細については、『コンフィグレーションユーティリティ』ドキュメントの「パラメータの検索」を参照してください。

ESXDB は、Entire System Server の DDM に使用されるデータベース ID を指定します。 この DBID は、Entire System Server 要求のターゲット DBID を指定するのではなく、カタログされた Entire System Server DDM に使用される DBID を Natural に通知します。 有効な Entire System Server ターゲット DBID は、すべての Entire System Server DDM の一部である NODE フィールドで指定されます。

重要:
Entire System Server インターフェイスサポートで Natural を実行するために、ESXDB の値を "148" に変更します。 すべての Entire System Server DDM は DBID 148 でカタログされます。

Natural を再起動すると、メインフレームで実行されている Entire System Server ノードに Entire Net-Work 経由でアクセスできます。

Entire System Server インターフェイスのカスタマイズは、Entire System Server DDM の修正のみ可能です。

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Entire System Server DDM のデータベース ID の変更

ライブラリ SYSNPR には、すべての Entire System Server DDM のデータベース ID を変更するために使用するプログラム CHANGEDB が含まれています。 すべての Entire System Server DDM はライブラリ SYSNPE にあります。 新しい DBID 値としてプログラム CHANGEDB に入力したデータベース ID は、コンフィグレーションユーティリティでも Entire System Server インターフェイスのデータベースパラメータ(ESXDB)の値として指定する必要があります。

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