バージョン 6.3.3
 —  エディタ  —

DDM の編集 - フィールド属性定義

このセクションでは、DDM エディタウィンドウで定義できるフィールド属性について説明します。


フィールド属性列

このセクションでは、DDM のフィールド属性の定義で使用できるDDM エディタウィンドウのフィールド列について説明します。

列の表示は、編集する DDM にその列が対応しているかどうかによって変わります。 例えば、Tamino 固有の情報は Adabas データベースから作成された DDM には表示されません。

列ヘッダー フィールド属性
なし
インジケータ列がエディタウィンドウの左端のセクションに表示されます。 そこには次の記号が含まれており、それぞれ適切な行の横に表示されます。
   
正しくない構文を示すエラー記号。 続けて、有効な値を入力するように求められます。 ツールヒントでは、エラー情報が提供されます。
   
graphics/editors_win_info.png 入力した値によって生じる可能性のある問題を警告する情報記号。 ツールヒントを使用して、問題を評価し、排除できます。
   
または フィールドの拡張または圧縮されたブロックを示すトグルキー(「フィールドの表示および非表示」を参照)。
   
タイプ
フィールドのタイプ。
   
空白 エレメンタリフィールド。
このタイプのフィールドは、データを保持できますが、他のフィールドを含むことはできません。
レコード内に値を 1 つのみ持つことができます。
   
G グループ。
グループは、共通のグループ名を使用して定義されたフィールドの集まりです。 これにより、個別のフィールドすべての名前ではなく、グループ名を使用して、複数のフィールドをまとめて参照することができます。 このようなフィールドはデータを保持することができず、他のフィールドのコンテナに過ぎません。

注意:
DDM に定義するグループは、必ずしもその DDM が参照する Natural オブジェクトのグループとして定義されている必要はありません。

   
M Tamino では使用できません。
マルチプルバリューフィールド。
このタイプのフィールドは、レコード内に複数の値を持つことができます。
プログラミングガイド』の「マルチプルバリューフィールド」も参照してください。
   
P Tamino では使用できません。
ピリオディックグループ。
1 つのレコードに複数の値を含めることのできるフィールドのグループ。
プログラミングガイド』の「ピリオディックグループ」も参照してください。
   
* コメント行。
レベル フィールドに割り当てるレベル番号。

レベルは、フィールド定義の構造およびグループ化を示すために使用します。 このレベルは、ビュー定義再定義、およびフィールドグループのレベルと対応しています(『プログラミングガイド』の該当するセクションを参照)。

有効なレベル番号は 17 です。

Tamino の場合:有効なレベル番号は 199 です。

レベル番号は、連続した昇順で指定する必要があります。

名前(Name) フィールドの名前。

Adabas フィールドの場合は 3~32 文字、SQL 列および Tamino doctype の場合は 1~32 文字になります。

メインフレームプラットフォーム上のリモート環境では、DL/I フィールドの名前は 1~19 文字になります。

名前を作成する規則はユーザー定義変数の命名規則に準拠します(『Natural の使用』ドキュメントを参照)。ただし、名前の最初の文字は常に大文字のラテン文字(A~Z)にする必要があります。 また、SQL 列の名前を L@ または N@ で始めることはできません。 これらの接頭辞を使用して、NATCONV.INI コンフィグレーションファイルの指定に従って SQL インジケータが識別されます。『オペレーション』ドキュメントの「異なる文字セットを使用する方法」にある、IDENTIFIER-VALIDATION の説明も参照してください。

フィールド名は、別の Natural オブジェクト(プログラムなど)でフィールドを参照するために使用される名前です。

フィールド名は、DDM 全体で一意です。

Tamino の場合、フィールド名は必ずしもタグ名と同じ名前である必要はありません(「拡張フィールド属性」を参照)。

ショートネーム Tamino では使用できません。

ショートネーム列には、データベースファイル内の対応するフィールドの 2 文字のショートネームが表示されます。

リモート環境の場合:DL/I のセグメントタイプに使用されている 2 文字のコードです。

フィールドの作成:

新しい DDM フィールドを作成したときにショートネーム列が非表示に設定されている場合、DDM エディタによって、まだ別のフィールドで使用されていないショートネームが新しいフィールドに割り当てられます。 これは、新しいフィールドについては、データベースファイルと DDM の間に相関性がないことを意味します。 新しいフィールドのショートネームが確実にデータベースでチェックされるようにするには、「フィールドの挿入および変更」の説明に従って、挿入機能を使用してフィールドを作成します。

フォーマット A(英数字)、P(パック型数値)、L(論理)などの、エレメンタリフィールドの Natural データフォーマットです。

有効な Natural データフォーマットについては、『プログラミングガイド』の「ユーザー定義変数のフォーマットおよび長さ」を参照してください。

フィールドのフォーマットを変更するには、「フィールドの挿入および変更」の説明も参照してください。

長さ(Length)
エレメンタリフィールドの標準長。

この長さは、Natural プログラムで上書きできます。

数値フィールド(Natural データフォーマット N)の場合、nn.m の形式で長さを指定します。nn は小数点の前の桁数、m は小数点の後の桁数を表します。

 
[フォーマット]ドロップダウンリストで選択した Natural データフォーマットによって、次の値のいずれかが[長さ]列に事前設定されます。
   
10 フォーマット AB および U に対応
4 フォーマット F および I に対応
7 フォーマット N および P に対応
6 フォーマット D に対応(標準値)
1 フォーマット L に対応(標準値)
12 フォーマット T に対応(標準値)
   

Adabas からの DDM:フィールドの長さを A (DYNAMIC) または B (DYNAMIC) として指定することはできません。

Tamino または SQL からの DDM:長さ入力フィールドには、数値としてフィールド長を指定することも、フィールド長が変数であることを示すキーワード A (DYNAMIC) または B (DYNAMIC) を入力することもできます。

詳細については、『プログラミングガイド』の「可変長の列に対する DDM の生成および編集」を参照してください。

抑制
Tamino では使用できません。

空値抑制オプション。

   
空白 Adabas の標準の抑制が使用されることを示します。英数字フィールドの末尾の空白、および数値フィールドの先行ゼロが抑制されます。
   
F Adabas の固定ストレージオプションを使用してフィールドが定義されていることを示します。つまり、抑制は行われず、フィールドは圧縮なしで保存されます。
   
N Adabas の空値抑制オプションを使用してフィールドが定義されていることを示します。 これは、フィールドの空値がインバーテッドリストに保存されないため、FIND ステートメントの WITH 節、HISTOGRAM ステートメント、または READ LOGICAL ステートメントでフィールドが使用されたときに空値が返されないことを意味します。
   
M SQL の空値オプション not null を使用してフィールドが定義されていることを示します。 このフィールドの[注釈]テキストボックス(「拡張フィールド属性」を参照)には、NN NCnot nullnot counted)が使用されます。 このフィールドの下には、対応する空値インジケータフィールドが表示されます。
ディスクリプタ
配列ではないエレメンタリフィールドの Adabas ディスクリプタタイプ。

ディスクリプタは、READ ステートメントまたは FIND ステートメントを使用して実行するデータベース検索の基準として使用できます。 例えば、[ディスクリプタ]列が D または S のAdabas データベースのフィールドは、READ ステートメントの BY 節に使用できます。 READ ステートメントを使用してデータベースからレコードが読み込まれると、この列が D または S であるすべてのフィールドを DISPLAY ステートメントで参照できます。

Tamino XML スキーマでは、全体の多重度が最大 1 の場合、つまり要素およびスキーマ内の先行要素の maxOccurs の値が 1 を超えない場合、DDM のディスクリプタとしてその要素はマークされます。

ディスクリプタタイプは次のとおりです。
   
空白 非ディスクリプタ。
このフィールドはディスクリプタではありません。
   
D エレメンタリディスクリプタ。
FIND ステートメントの検索条件および FIND ステートメントのソートキーとして使用する、または READ ステートメントでの論理順読み込みを制御するために、このフィールドの値リストが Adabas によって作成および管理されます。
   
H Tamino では使用できません。
ハイパーディスクリプタ。
ハイパーディスクリプタは Adabas のユーザー出口です。 Natural では、フォネティックディスクリプタと同じ機能を提供します(下記参照)。
   
N Tamino では使用できません。
非ディスクリプタ。
非ディスクリプタはディスクリプタではありませんが、非ディスクリプタ検索で検索フィールドとして使用できます。
   
P Tamino では使用できません。
フォネティックディスクリプタ。
フォネティックディスクリプタによって、フィールドのフォネティック検索(人の名前など)を実行できます。 フォネティック検索では、発音が検索値に類似するすべての値が返されます。
   
S Tamino では使用できません。
サブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタ。
サブディスクリプタ/スーパーディスクリプタにマルチプルバリューフィールド、ピリオディックグループのフィールド、またはこれらのフィールドの一部が含まれている場合、このサブディスクリプタ/スーパーディスクリプタのフィールドタイプ列に M または P がマークされます。これにより、Natural では、このサブディスクリプタ/スーパーディスクリプタに対する検索アルゴリズムを適切に作成できます。
ディスクリプタ情報」も参照してください。
ヘッダー DISPLAY ステートメントで指定したフィールドごとに生成されるヘッダー。「拡張フィールド属性」を参照してください。
編集マスク 使用する編集マスク。「拡張フィールド属性」を参照してください。
注釈 フィールド/DDM に適用されるコメント。
タグ名 Tamino 固有の拡張フィールド属性」に記載されている、Tamino 固有の情報。
XPath
オカレンス
フラグ
デフォルト値
固定値
SQLTYPE SQL 固有の拡張フィールド属性」に記載されている、SQL 固有の情報。

Top of page

Tamino の doctype 情報

DDM エディタウィンドウでは、Tamino 固有の doctype 情報を読み取り専用で表示できます。

Start of instruction setdoctype 情報を表示するには

次の表は、[Doctype Information]セクションに表示される属性とその説明を示しています。 『プログラミングガイド』の「Tamino XML スキーマ言語について」も参照してください。

属性 機能
Collection Tamino データベース内で使用されているコレクションの名前
Schema Tamino データベース内で使用されている Tamino XML スキーマの名前
Doctype コレクション内の doctype の名前
Namespace URI Prefix doctype に対応する、名前空間 URI/接頭辞の組み合わせのリスト

Top of page

拡張フィールド属性

拡張フィールドの編集機能では、別の Natural オブジェクト(プログラムなど)でフィールドが使用されるときに適用される、ヘッダー、編集マスク、および注釈に対するデフォルトのフィールド属性を指定するためのオプションが用意されています。

ヘッダー属性では、DISPLAY ステートメントなどの出力時にフィールドの上部に表示される、デフォルトの列ヘッダーを指定します。 ヘッダーが指定されていない場合、フィールド名が列ヘッダーとして使用されます。

編集マスク属性では、DISPLAY ステートメントなどによるフィールドの出力時に使用される、デフォルトの編集マスクを指定します。 編集マスクは、Natural 構文規則に準拠し、フィールドの Natural データフォーマットおよびデータ長に対して有効な値が指定されている必要があります。

注釈属性では、フィールドについてのコメントを指定します。

Tamino の場合、拡張フィールド編集機能にも Tamino 固有の情報が追加されています。

関連トピック:

ステートメント』ドキュメントの「DISPLAY」および「INPUT

パラメータリファレンス』ドキュメントの「EM - 編集マスク

パラメータリファレンス』ドキュメントの「EMU - Unicode 編集マスク

以下のセクションでは、次のトピックについて説明します。

拡張フィールド属性

このセクションでは、現在の DDM に含まれているフィールドの拡張属性を表示および編集する方法について説明します。

Start of instruction set拡張フィールド属性を表示および編集するには

  1. 有効な DDM エディタウィンドウで、フィールドを選択します。

  2. [フィールド]メニューの[拡張属性]を選択します。

    または:
    [拡張属性]ツールバーボタンを選択します。

    次の例のように、選択したフィールド名が事前設定された[拡張属性]ウィンドウが表示されます。

    選択したフィールドにヘッダーが存在する場合は、[ヘッダー]テキストボックスに表示されます。 ヘッダーを編集することも、存在しない場合はヘッダーを追加することもできます。

    選択したフィールドに編集マスクが存在する場合は、[編集マスク]テキストボックスに表示されます。 編集マスクを変更することも、存在しない場合は編集マスクを追加することもできます。

    選択したフィールドに注釈が存在する場合は、[注釈]テキストボックスに表示されます。 注釈を編集することも、存在しない場合は注釈を追加することもできます。

    Tamino の場合、次の例のように、Tamino 固有の拡張フィールド属性が表示されます。

  3. 現在のフィールドに加えた変更を保存および確認するには、[保存]を選択します。

    DDM ソースで次のフィールドの拡張属性を表示および編集するには、[次へ]を選択します。

    または、
    DDM ソースで前のフィールドの拡張属性を表示および編集するには、[前項]を選択します。

    (アスタリスク(*)が付けられているコメントフィールドはスキップされます。)

  4. すべてのフィールド変更を保存および確認するには、[OK]を選択します。

    DDM エディタウィンドウが表示されます。

Tamino 固有の拡張フィールド属性

Tamino 固有の拡張フィールド属性は、Tamino XML スキーマ定義から抽出されます。

[ヘッダー][編集マスク][注釈]の各テキストボックスの他に、次の読み取り専用の Tamino 固有の属性が[拡張属性]ダイアログボックスに表示されます。

属性 機能
タグ名(Tag Name) Tamino doctype 内のフィールド名。

この名前は XML ドキュメント全体で一意である必要はありません。 タグ名(Tag Name)を持たないグループフィールドもあります。

XPath Tamino doctype 内のフィールドを参照する完全な XPATH。

XPATH 情報は、指定された XML ドキュメント内のデータ要素を一意に識別するために、アプリケーションの実行時に使用されます。 したがって、XPATH 情報は変更できません。

XPATH を持たないグループフィールドもあります。

オカレンス(Occurrence) 最大および最小のオカレンス数です。

Tamino では、Tamino XML スキーマから抽出されたフィールドの多重度を表します。 フィールドの多重度は、Tamino XML スキーマの maxOccurs ファセットで表されます。

フラグ(Flags)
フラグを使用して、Tamino グループ構造内のフィールドの階層構造を表します。 フラグは、特別なグループ構造(つまり、要素タグの属性)や複数オカレンスを適切に認識するために内部的に使用されます。 また、XML ドキュメント内で必須または任意の DDM フィールドを識別できます。

フラグは、1 つのフィールドに対して組み合わせて使用できます。

次のフラグを表示できます。

   
ARRAY フィールドは配列です。つまり、maxOccurs は 1 より大きな値です。
   
GROUP_ATTRIBUTES フィールドは、先行フィールドのサブフィールド属性を持つグループです。
   
GROUP_ALTERNATIVES フィールドは、選択コンストラクタを表すグループです。選択要素がサブフィールドとして含まれます。
   
GROUP_SEQUENCE フィールドは、順序コンストラクタを表すグループです。順序要素がサブフィールドとして含まれます。
   
GROUP_ALL フィールドは、すべてのコンストラクタを表すグループです。すべての要素がサブフィールドとして含まれます。
   
ATTR_REQUIRED フィールドは、必須としてマークされている属性です。
   
ATTR_OPTIONAL フィールドは、任意としてマークされている属性です。
   
ATTR_PROHIBITED フィールドは、禁止としてマークされている属性です。
   
MULT_OPTIONAL フィールドは、XML ドキュメントで複数回使用できますが、必須ではありません。
   
MULT_REQUIRED フィールドは、XML ドキュメントで複数回使用する必要があります。
   
MULT_ONCE フィールドは、XML ドキュメントで正確に一度だけ使用する必要があります。
   
SIMPLE_CONTENT フィールドは、simpleContentcomplexType として定義されています。
デフォルト値(Default Value) フィールドに割り当てられるデフォルト値です。この属性はまだ使用されていません。
固定値(Fixed Value) フィールドに割り当てられる固定値です。この属性はまだ使用されていません。

SQL 固有の拡張フィールド属性

[ヘッダー][編集マスク][注釈]の各テキストボックスの他に、次の読み取り専用の SQL 固有の属性が[拡張属性]ダイアログボックスに表示されます。

属性 機能
SQLTYPE Oracle データベースに含まれている場合に、データタイプ BLOB(バイナリラージオブジェクト)または CLOB(文字ラージオブジェクト)から生成される情報です。

リモート環境における拡張フィールド属性

VSAM ファイルから生成された DDM にのみ適用されます。

このセクションでは、VSAM ファイルから生成された DDM の拡張フィールド属性を表示および編集する方法について説明します。

関連トピック:

Natural for VSAM』ドキュメントの「Extended Editing at Field Level

Start of instruction set拡張フィールド属性を表示および編集するには

  1. 有効な DDM エディタウィンドウで、フィールドを選択します。

  2. [フィールド]メニューの[拡張属性]を選択します。

    または:
    [拡張属性]ツールバーボタンを選択します。

    次の例のように、ウィンドウ上部に選択した(現在の)フィールド名が事前設定された[拡張属性]ウィンドウが表示されます。

  3. 選択したフィールドにヘッダーが存在する場合は、[ヘッダー]テキストボックスに表示されます。 ヘッダーを変更することも、存在しない場合はヘッダーを追加することもできます。

    選択したフィールドに編集マスクが存在する場合は、[編集マスク]テキストボックスに表示されます。 編集マスクを変更することも、存在しない場合は編集マスクを追加することもできます。

    選択したフィールドに注釈が存在する場合は、[注釈]テキストボックスに表示されます。 注釈を変更することも、存在しない場合は注釈を追加することもできます。

    フィールドに代替ディスクリプタ(タイプ A)またはスーパーディスクリプタ(タイプ X)が定義されている場合、代替インデックス名を入力できます。

    フィールドがマルチプルフィールドまたはピリオディックグループフィールドの場合、[最大オカレンス]テキストボックスにオカレンス数を指定できます。

    フィールドに代替ディスクリプタ(タイプ A)またはスーパーディスクリプタ(タイプ X)が定義されている場合、[アップグレード][ユニークキー][ソート]、および[空値]の各フラグを設定できます。

    フィールドにプライマリキーディスクリプタまたはセカンダリキーディスクリプタ(タイプ A)、あるいはスーパーディスクリプタ(タイプ X)がある場合、[フィールドの再定義]コンボボックスからフィールドのショートネームを選択できます。

  4. 現在のフィールドに加えた変更を保存および確認するには、[保存]を選択します。

    DDM ソースで次のフィールドの拡張属性を表示および編集するには、[次へ]を選択します。

    または、
    DDM ソースで前のフィールドの拡張属性を表示および編集するには、[前項]を選択します。

    (アスタリスク(*)が付けられているコメントフィールドはスキップされます。)

  5. すべてのフィールド変更を保存および確認するには、[OK]を選択します。

    DDM エディタウィンドウが表示されます。

Top of page

VSAM ファイルための追加オプション

リモート環境にのみ適用されます。

DDM エディタでは、VSAM ファイルから生成された DDM の追加情報を指定するためのオプションを使用できます。

VSAM ファイルのための追加オプションは、DDM ソースをカタログ化されたオブジェクトとして保存するときに指定できます。 追加オプションは、VSAM ファイル情報および VSAM ファイル構成の 2 つの部分から構成されます。

Start of instruction setVSAM ファイルからの DDM の追加オプションを指定するには

  1. VSAM ファイルから生成された DDM ソースをカタログ化します。

    次の例のように、[VSAM ファイルのための追加オプション]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [VSAM ファイル名]テキストボックスに、TP モニタに定義されている、またはバッチモード実行時に使用される DDNAME/FCT エントリを入力します。

  3. [VSAM ビュー]チェックボックスをオンにすると、この DDM は論理 DDM になります。 このチェックボックスをオフにすると、この DDM は物理 DDM になります。

    [VSAM ビュー]チェックボックスがオンの場合、

  4. [VSAM ファイル構成]セクションでは、オプションボタンのいずれかを選択して、VSAM ファイルのタイプを設定します。

  5. ファイルを圧縮する場合、[圧縮ファイル]チェックボックスをオンにします。

  6. [区域]コンボボックスから、VSAM ファイルの区域を選択します。 F は、区域 X'0F' の VSAM ファイルにすべてのパック型データが書き込まれることを示します。 C は、区域 X'0C' の VSAM ファイルにすべてのパック値が書き込まれることを示します。

[VSAM ファイルのための追加オプション]ダイアログボックスに表示されるオプションの詳細については、『Natural for VSAM』ドキュメントの「Natural File Access」を参照してください。

Top of page

ディスクリプタ情報

Adabas にのみ適用されます。

この機能を使用すると、サブディスクリプタフィールドまたはスーパーディスクリプタフィールドの定義を表示できます。

Start of instruction setサブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタの定義を表示するには

  1. DDM エディタウィンドウで、サブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタのフィールドであることを示す S が含まれている行またはセルを選択します。

  2. [フィールド]メニューの[ディスクリプタ情報]を選択します。

    または:
    [ディスクリプタ情報]ツールバーボタンを選択します。

    次の例のように、[ディスクリプタ情報]ダイアログボックスが表示されます。

    [フィールド名]の下にサブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタの定義(上の例では DEPT および NAME)が表示され、[開始]および[終了]の下にフィールドのオフセットが表示されます。

  3. [OK]を選択して、[ディスクリプタ情報]ダイアログボックスを終了します。

Top of page

ファイルカップリング

Adabas にのみ適用されます。

[ファイルカップリング]オプションを使用すると、DDM に物理的にカップリングされている Adabas ファイルをリストまたは指定できます。

Start of instruction setカップリングファイルをリストまたは指定するには

  1. アクティブな DDM エディタウィンドウで、[DDM]メニューの[ファイルカップリング]を選択します。

    または:
    [ファイルカップリング]ツールバーボタンを選択します。

    次の例のように、[ファイルカップリング]ダイアログボックスが表示されます。

    現在の DDM にカップリングされているすべてのファイルが、カップリングに使用されているディスクリプタのショートネームと一緒にリストされます。

  2. [ファイル名]テキストボックスに、DDM にカップリングするファイルの名前を入力します。

    [ファイル番号]テキストボックスに、DDM にカップリングするファイルの番号を入力します。

    [元ファイル]テキストボックスに、ファイルカップリングを開始するフィールドのショートネームを入力します。

    [先ファイル]テキストボックスに、ファイルカップリングを終了するフィールドのショートネームを入力します。

  3. [挿入]を選択して、定義したエントリをリストボックスに追加します。

    または:
    [削除]を選択して、選択したエントリをリストボックスから削除します。

物理ファイルのカップリングの詳細については、『Adabas』ドキュメントを参照してください。

Top of page