このセクションでは、DDM エディタウィンドウで定義できるフィールド属性について説明します。
このセクションでは、DDM のフィールド属性の定義で使用できるDDM エディタウィンドウのフィールド列について説明します。
列の表示は、編集する DDM にその列が対応しているかどうかによって変わります。 例えば、Tamino 固有の情報は Adabas データベースから作成された DDM には表示されません。
列ヘッダー | フィールド属性 | ||||||||||||||||||||||||||
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なし |
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タイプ |
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レベル | フィールドに割り当てるレベル番号。
レベルは、フィールド定義の構造およびグループ化を示すために使用します。 このレベルは、ビュー定義、再定義、およびフィールドグループのレベルと対応しています(『プログラミングガイド』の該当するセクションを参照)。 有効なレベル番号は Tamino の場合:有効なレベル番号は レベル番号は、連続した昇順で指定する必要があります。 |
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名前(Name) | フィールドの名前。
Adabas フィールドの場合は 3~32 文字、SQL 列および Tamino doctype の場合は 1~32 文字になります。 メインフレームプラットフォーム上のリモート環境では、DL/I フィールドの名前は 1~19 文字になります。 名前を作成する規則はユーザー定義変数の命名規則に準拠します(『Natural
の使用』ドキュメントを参照)。ただし、名前の最初の文字は常に大文字のラテン文字(A~Z)にする必要があります。
また、SQL 列の名前を フィールド名は、別の Natural オブジェクト(プログラムなど)でフィールドを参照するために使用される名前です。 フィールド名は、DDM 全体で一意です。 Tamino の場合、フィールド名は必ずしもタグ名と同じ名前である必要はありません(「拡張フィールド属性」を参照)。 |
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ショートネーム | Tamino では使用できません。
ショートネーム列には、データベースファイル内の対応するフィールドの 2 文字のショートネームが表示されます。 リモート環境の場合:DL/I のセグメントタイプに使用されている 2 文字のコードです。 フィールドの作成:
新しい DDM フィールドを作成したときにショートネーム列が非表示に設定されている場合、DDM エディタによって、まだ別のフィールドで使用されていないショートネームが新しいフィールドに割り当てられます。 これは、新しいフィールドについては、データベースファイルと DDM の間に相関性がないことを意味します。 新しいフィールドのショートネームが確実にデータベースでチェックされるようにするには、「フィールドの挿入および変更」の説明に従って、 機能を使用してフィールドを作成します。 |
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フォーマット | A (英数字)、P (パック型数値)、L (論理)などの、エレメンタリフィールドの
Natural データフォーマットです。
有効な Natural データフォーマットについては、『プログラミングガイド』の「ユーザー定義変数のフォーマットおよび長さ」を参照してください。 フィールドのフォーマットを変更するには、「フィールドの挿入および変更」の説明も参照してください。 |
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長さ(Length) |
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抑制 |
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ディスクリプタ |
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ヘッダー | DISPLAY ステートメントで指定したフィールドごとに生成されるヘッダー。「拡張フィールド属性」を参照してください。
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編集マスク | 使用する編集マスク。「拡張フィールド属性」を参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||
注釈 | フィールド/DDM に適用されるコメント。 | ||||||||||||||||||||||||||
タグ名 | 「Tamino 固有の拡張フィールド属性」に記載されている、Tamino 固有の情報。 | ||||||||||||||||||||||||||
XPath | |||||||||||||||||||||||||||
オカレンス | |||||||||||||||||||||||||||
フラグ | |||||||||||||||||||||||||||
デフォルト値 | |||||||||||||||||||||||||||
固定値 | |||||||||||||||||||||||||||
SQLTYPE | 「SQL 固有の拡張フィールド属性」に記載されている、SQL 固有の情報。 |
DDM エディタウィンドウでは、Tamino 固有の doctype 情報を読み取り専用で表示できます。
doctype 情報を表示するには
メニューの を選択します。
または:
ツールバーボタンを選択します。
[DDM ヘッダー]ダイアログボックスが表示されます(「DDM ヘッダー情報」も参照)。
次の表は、[Doctype Information]セクションに表示される属性とその説明を示しています。 『プログラミングガイド』の「Tamino XML スキーマ言語について」も参照してください。
属性 | 機能 |
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Collection | Tamino データベース内で使用されているコレクションの名前 |
Schema | Tamino データベース内で使用されている Tamino XML スキーマの名前 |
Doctype | コレクション内の doctype の名前 |
Namespace URI Prefix | doctype に対応する、名前空間 URI/接頭辞の組み合わせのリスト |
拡張フィールドの編集機能では、別の Natural オブジェクト(プログラムなど)でフィールドが使用されるときに適用される、ヘッダー、編集マスク、および注釈に対するデフォルトのフィールド属性を指定するためのオプションが用意されています。
ヘッダー属性では、DISPLAY
ステートメントなどの出力時にフィールドの上部に表示される、デフォルトの列ヘッダーを指定します。
ヘッダーが指定されていない場合、フィールド名が列ヘッダーとして使用されます。
編集マスク属性では、DISPLAY
ステートメントなどによるフィールドの出力時に使用される、デフォルトの編集マスクを指定します。 編集マスクは、Natural 構文規則に準拠し、フィールドの
Natural データフォーマットおよびデータ長に対して有効な値が指定されている必要があります。
注釈属性では、フィールドについてのコメントを指定します。
Tamino の場合、拡張フィールド編集機能にも Tamino 固有の情報が追加されています。
『ステートメント』ドキュメントの「DISPLAY
」および「INPUT
」
『パラメータリファレンス』ドキュメントの「EM - 編集マスク」
『パラメータリファレンス』ドキュメントの「EMU - Unicode 編集マスク」
以下のセクションでは、次のトピックについて説明します。
このセクションでは、現在の DDM に含まれているフィールドの拡張属性を表示および編集する方法について説明します。
拡張フィールド属性を表示および編集するには
有効な DDM エディタウィンドウで、フィールドを選択します。
メニューの を選択します。
または:
ツールバーボタンを選択します。
次の例のように、選択したフィールド名が事前設定された[拡張属性]ウィンドウが表示されます。
選択したフィールドにヘッダーが存在する場合は、[ヘッダー]テキストボックスに表示されます。 ヘッダーを編集することも、存在しない場合はヘッダーを追加することもできます。
選択したフィールドに編集マスクが存在する場合は、[編集マスク]テキストボックスに表示されます。 編集マスクを変更することも、存在しない場合は編集マスクを追加することもできます。
選択したフィールドに注釈が存在する場合は、[注釈]テキストボックスに表示されます。 注釈を編集することも、存在しない場合は注釈を追加することもできます。
Tamino の場合、次の例のように、Tamino 固有の拡張フィールド属性が表示されます。
現在のフィールドに加えた変更を保存および確認するには、
を選択します。DDM ソースで次のフィールドの拡張属性を表示および編集するには、
を選択します。または、
DDM
ソースで前のフィールドの拡張属性を表示および編集するには、 を選択します。
(アスタリスク(*)が付けられているコメントフィールドはスキップされます。)
すべてのフィールド変更を保存および確認するには、
を選択します。DDM エディタウィンドウが表示されます。
Tamino 固有の拡張フィールド属性は、Tamino XML スキーマ定義から抽出されます。
[ヘッダー]、[編集マスク]、[注釈]の各テキストボックスの他に、次の読み取り専用の Tamino 固有の属性が[拡張属性]ダイアログボックスに表示されます。
[ヘッダー]、[編集マスク]、[注釈]の各テキストボックスの他に、次の読み取り専用の SQL 固有の属性が[拡張属性]ダイアログボックスに表示されます。
属性 | 機能 |
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SQLTYPE | Oracle データベースに含まれている場合に、データタイプ BLOB(バイナリラージオブジェクト)または CLOB(文字ラージオブジェクト)から生成される情報です。 |
このセクションでは、VSAM ファイルから生成された DDM の拡張フィールド属性を表示および編集する方法について説明します。
『Natural for VSAM』ドキュメントの「Extended Editing at Field Level」
拡張フィールド属性を表示および編集するには
有効な DDM エディタウィンドウで、フィールドを選択します。
メニューの を選択します。
または:
ツールバーボタンを選択します。
次の例のように、ウィンドウ上部に選択した(現在の)フィールド名が事前設定された[拡張属性]ウィンドウが表示されます。
選択したフィールドにヘッダーが存在する場合は、[ヘッダー]テキストボックスに表示されます。 ヘッダーを変更することも、存在しない場合はヘッダーを追加することもできます。
選択したフィールドに編集マスクが存在する場合は、[編集マスク]テキストボックスに表示されます。 編集マスクを変更することも、存在しない場合は編集マスクを追加することもできます。
選択したフィールドに注釈が存在する場合は、[注釈]テキストボックスに表示されます。 注釈を変更することも、存在しない場合は注釈を追加することもできます。
フィールドに代替ディスクリプタ(タイプ A)またはスーパーディスクリプタ(タイプ X)が定義されている場合、代替インデックス名を入力できます。
フィールドがマルチプルフィールドまたはピリオディックグループフィールドの場合、[最大オカレンス]テキストボックスにオカレンス数を指定できます。
フィールドに代替ディスクリプタ(タイプ A)またはスーパーディスクリプタ(タイプ X)が定義されている場合、[アップグレード]、[ユニークキー]、[ソート]、および[空値]の各フラグを設定できます。
フィールドにプライマリキーディスクリプタまたはセカンダリキーディスクリプタ(タイプ A)、あるいはスーパーディスクリプタ(タイプ X)がある場合、[フィールドの再定義]コンボボックスからフィールドのショートネームを選択できます。
現在のフィールドに加えた変更を保存および確認するには、
を選択します。DDM ソースで次のフィールドの拡張属性を表示および編集するには、
を選択します。または、
DDM
ソースで前のフィールドの拡張属性を表示および編集するには、 を選択します。
(アスタリスク(*)が付けられているコメントフィールドはスキップされます。)
すべてのフィールド変更を保存および確認するには、
を選択します。DDM エディタウィンドウが表示されます。
DDM エディタでは、VSAM ファイルから生成された DDM の追加情報を指定するためのオプションを使用できます。
VSAM ファイルのための追加オプションは、DDM ソースをカタログ化されたオブジェクトとして保存するときに指定できます。 追加オプションは、VSAM ファイル情報および VSAM ファイル構成の 2 つの部分から構成されます。
VSAM ファイルからの DDM の追加オプションを指定するには
VSAM ファイルから生成された DDM ソースをカタログ化します。
次の例のように、[VSAM ファイルのための追加オプション]ダイアログボックスが表示されます。
[VSAM ファイル名]テキストボックスに、TP モニタに定義されている、またはバッチモード実行時に使用される DDNAME/FCT エントリを入力します。
[VSAM ビュー]チェックボックスをオンにすると、この DDM は論理 DDM になります。 このチェックボックスをオフにすると、この DDM は物理 DDM になります。
[VSAM ビュー]チェックボックスがオンの場合、
[FNR への論理的関連]テキストボックスに、論理ファイルまたは DDM の派生元となる物理 DDM のファイル番号を入力します。
[ユーザー定義接頭辞]テキストボックスに、論理ファイルに割り当てられる接頭辞の値を入力します。
[VSAM ファイル構成]セクションでは、オプションボタンのいずれかを選択して、VSAM ファイルのタイプを設定します。
ファイルを圧縮する場合、[圧縮ファイル]チェックボックスをオンにします。
[区域]コンボボックスから、VSAM ファイルの区域を選択します。 F
は、区域 X'0F'
の VSAM ファイルにすべてのパック型データが書き込まれることを示します。 C
は、区域 X'0C'
の VSAM ファイルにすべてのパック値が書き込まれることを示します。
[VSAM ファイルのための追加オプション]ダイアログボックスに表示されるオプションの詳細については、『Natural for VSAM』ドキュメントの「Natural File Access」を参照してください。
この機能を使用すると、サブディスクリプタフィールドまたはスーパーディスクリプタフィールドの定義を表示できます。
サブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタの定義を表示するには
DDM エディタウィンドウで、サブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタのフィールドであることを示す S
が含まれている行またはセルを選択します。
メニューの を選択します。
または:
ツールバーボタンを選択します。
次の例のように、[ディスクリプタ情報]ダイアログボックスが表示されます。
[フィールド名]の下にサブディスクリプタまたはスーパーディスクリプタの定義(上の例では
DEPT
および
NAME
)が表示され、[開始]および[終了]の下にフィールドのオフセットが表示されます。
[ディスクリプタ情報]ダイアログボックスを終了します。
を選択して、オプションを使用すると、DDM に物理的にカップリングされている Adabas ファイルをリストまたは指定できます。
カップリングファイルをリストまたは指定するには
アクティブな DDM エディタウィンドウで、
メニューの を選択します。または:
ツールバーボタンを選択します。
次の例のように、[ファイルカップリング]ダイアログボックスが表示されます。
現在の DDM にカップリングされているすべてのファイルが、カップリングに使用されているディスクリプタのショートネームと一緒にリストされます。
[ファイル名]テキストボックスに、DDM にカップリングするファイルの名前を入力します。
[ファイル番号]テキストボックスに、DDM にカップリングするファイルの番号を入力します。
[元ファイル]テキストボックスに、ファイルカップリングを開始するフィールドのショートネームを入力します。
[先ファイル]テキストボックスに、ファイルカップリングを終了するフィールドのショートネームを入力します。
を選択して、定義したエントリをリストボックスに追加します。
または:
を選択して、選択したエントリをリストボックスから削除します。
物理ファイルのカップリングの詳細については、『Adabas』ドキュメントを参照してください。