SYSAPI ユーティリティは、Entire Output Management などの Natural アドオン製品のアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を検索し、テストするために使用します。
Natural アドオン製品の API は、データへのアクセスやデータの変更、またはアドオン製品やサブコンポーネントに固有のサービスの実行に使用される Natural サブプログラム(カタログ化オブジェクト)です。
Natural アドオン製品の API は、特定の Natural アドオン製品に固有のオブジェクト用に提供される Natural ライブラリやシステムファイル内に用意されています。 Natural アドオン製品の API の使用方法については、各アドオン製品のドキュメントを参照してください。
SYSAPI ユーティリティでは、Natural アドオン製品の API ごとに、機能説明、1 つのプログラム例、API 固有のキーワードが提供されています。
「SYSAPI ユーティリティ- Natural アドオン製品の API」ドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
「Natural ユーザー出口」 - 『オペレーション』ドキュメント
「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」 - 『ユーティリティ』ドキュメント
適切な Natural アドオン製品がサイトにインストールされている必要があります。
インストールされている Natural アドオン製品のバージョンで SYSAPI ユーティリティ機能がサポートされている必要があります。
このセクションでは、SYSAPI ユーティリティの呼び出しと終了の手順について説明します。
SYSAPI ユーティリティを呼び出すには
次のシステムコマンドを入力します。
SYSAPI
1 つまたは複数の Natural アドオン製品がリストされている SYSAPI メニューが表示されます。製品ごとに、関連する API グループが表示されます。
各 API グループは、Natural アドオン製品に用意されている特定の API 機能を表しています。 API グループには、この機能に関連するすべてのプログラム例が含まれています。
API グループを選択すると、このグループに含まれているすべてのプログラム例が表示されます(「API プログラム例のリスト」を参照)。
注意:
SYSAPI ユーティリティ画面のコマンド行に、Natural システムコマンドを入力できます。
SYSAPI を終了するには
PF3 キーまたは PF12 キーを押します。
選択した API グループで使用可能なすべてのプログラム例のリストを表示できます。 API プログラム例の名前または名前の範囲を指定すると、このリストを短くできます。
すべての API プログラム例をリストするには
SYSAPI メニューで、目的の API グループの横にある入力フィールドに任意の文字を入力するか、カーソルを置いて選択します。
選択した API グループの SYSAPI リスト画面が表示されます。 画面の[Example]列に API プログラム例の名前が、[Function]列に該当する API の簡単な機能説明が表示されます。
このリストは、プログラム例の名前に基づいてアルファベット順にソートされます。 必要に応じて、PF8 キーを押してリストを 1 ページ下方にスクロールします。 リストの先頭に移動するには、PF6 キーを押します。
プログラム例を 1 つまたは特定の範囲のみをリストするには
SYSAPI リスト画面の[Example]入力フィールドに、次の表の入力値を入力します。value
は、1 つ以上の文字の任意の組み合わせを表します。
入力値 | 選択するプログラム例 |
---|---|
value |
value に一致するプログラム例。
|
* |
すべてのプログラム例。 これはデフォルト設定です。 |
|
任意の位置に任意の順序で入力された、1 つ以上のアスタリスク( アスタリスク( 例 |
Enter キーを押します。
SYSAPI リスト画面に、指定したプログラム例が表示されます。
キーワードは、現在のタスクに関連する API を検索する場合に役立ちます。 キーワード検索機能を使用すると、選択した API グループに関連するすべてのキーワードを表示したり、キーワード別に API プログラム例を表示したりできます。
特定のAPI グループに関連するすべてのキーワードを表示するには
コマンド行に「KEYWORDS
」と入力します。
または:
PF5 キーを押します。
[List Keywords]ウィンドウが表示されます。 その API グループに固有のすべてのキーワードがアルファベット順にリストされます。
必要に応じて、PF8 キーを押してキーワードのリストを下方にスクロールしたり、PF6 キーを押してリストの先頭に戻ったりできます。
キーワードでプログラム例をリストするには
SYSAPI リスト画面の[Keywords]の横にある入力フィールドに、正しいキーワードを入力します。 必要に応じて、PF10 キーを押してすべての[Keywords]フィールドの内容をクリアします。
または:
[List Keywords]ウィンドウで最大 3 つまでキーワードを選択します。
目的のキーワードの横に、選択するキーワードであることを示す任意の文字を入力して、Enter キーを押します。
選択したキーワードが、[List Keywords]ウィンドウの[Selected keywords]の下に表示されます。
必要に応じて、PF10 キーを押して[Selected keywords]にリストされたキーワードをクリアし、キーワードの選択を繰り返します。
PF3 キーを押して、キーワードの選択を確定します。
SYSAPI リスト画面の[Keywords]フィールドに、選択したキーワードが表示されます。 また、指定したキーワードが含まれているプログラム例が画面にリストされます。
必要に応じて、[And/Or]フィールドに「A
」または「O
」(デフォルト設定は「A
」)を入力し、論理条件に基づいてキーワードを組み合わせます。
Enter キーを押して、キーワード検索を実行します。
指定したキーワードが含まれているプログラム例が画面にリストされます。
SYSAPI ユーティリティには、API プログラム例の表示、変更、または実行に使用できる行コマンドがあります。 SYSAPI リスト画面の目的のプログラム例の横にある[Cmd]列に行コマンドを入力します。 この列に疑問符(?
)を入力すると、有効な行コマンドがリストされます。
SYSAPI リスト画面では次の行コマンドを使用できます。
行コマンド | 機能 |
---|---|
L |
ソースコードをリストします。 |
E |
ソースコードを編集します。 |
X |
プログラムを実行します。 |