バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

TRACE - トレース対象コンポーネントの定義

この Natural プロファイルパラメータは、デバッグ用として Software AG の内部で使用することを主に目的としています。 どのコンポーネントについてトレースデータを書き込むかを定義するために使用できます。 トレース記録は有効にはなりません。

トレース記録は、プロファイルパラメータ ITRACE(内部トレース)および ETRACE(外部トレース)で有効にするか、セッション中に対応する端末コマンド %TRI および %TRE で有効にすることができます。

注意:
このパラメータは、必ず事前に Software AG サポートに相談したうえで使用してください。

TRACE は、Natural パラメータモジュール NATPARMNTTRACE マクロに対応します。

可能な設定 trace-ID のリスト trace-ID(それぞれ 1~8 バイト)では、トレース対象の Natural コンポーネントの名前を定義します。 コンポーネント名は大文字で入力する必要があります。
デフォルト設定 なし  
ダイナミックな指定 このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 Natural パラメータモジュール NATPARM では、代わりにマクロ NTTRACE を使用する必要があります。
セッション内の指定 不可  

複数の TRACE パラメータ指定の設定リストは連結されません。つまり、TRACE パラメータは、前に指定した TRACE パラメータと NTTRACE マクロ定義を上書きします。

以下では次のトピックについて説明します。


TRACE パラメータの構文

TRACE パラメータは次のように指定します。

TRACE=(trace-ID1,trace-ID2,...)

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NTTRACE マクロの構文

NTTRACE マクロは次のように指定します。

NTTRACE trace-ID1,trace-ID2,...

NTTRACE マクロの複数指定は 1 つのトレースリストに連結されます。

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TRACE パラメータの例

TRACE=(NATGETM,NATFREM,DYNPARMS) 

この例では、Natural ニュークリアスコンポーネントの "ストレージ確保"、"ストレージ解放"、"ダイナミックパラメータ評価" について書き込むトレースを定義しています。

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NTTRACE マクロの例

Natural パラメータモジュールで同じ値を指定した場合:

NTTRACE NATGETM,NATFREM,DYNPARMS

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