注意:
このパラメータはユーザーファイルにのみ適用されます。 システムファイルには適用されません。
この Natural プロファイルパラメータは、アプリケーションの実行中にデータベース ID/ファイル番号を別のデータベース ID/ファイル番号に変換するために使用します。 パラメータモジュール NATPARM
の NTTF
マクロに対応します。
可能な設定 | production-DBID |
0~254 または 256~65535 の範囲にする必要があります。あるいは、すべての DBID を表すアスタリスク(*)にすることもできます。 データベース ID 255 は、Software AG 製品の論理システムファイル用に予約されています(プロファイルパラメータ LFILE を参照)。
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production-FNR | 1~65535 の範囲、またはすべての FNR を表すアスタリスク(*)にする必要があります。
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test-DBID | 0~254 または 256~65535 の範囲にする必要があります。あるいは、DBID を変更しないまま残すアスタリスク(*)にすることもできます。
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test-FNR | 1~65535 の範囲、または FNR を変更しないまま残すアスタリスク(*)にする必要があります。
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デフォルト設定 | なし | |
ダイナミックな指定 | 可 | このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 Natural パラメータモジュール NATPARM では、代わりにマクロ NTTF を使用する必要があります。
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セッション内の指定 | 不可 | |
アプリケーションプログラミングインターフェイス | USR1034N |
『ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。 * 推奨。 |
USR2005N *
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この機能は、実稼働環境でアプリケーションを開発するときに関連します。 この機能により、テストデータベースでアプリケーションを開発し、完了したアプリケーションを本番データベースに転送できます。この際、アプリケーションを変更したり再コンパイルしたりする必要はありません。Natural
オブジェクトは本番 DBID/FNR でカタログされます。ただし、データベースアクセスが実行されるたびに、TF
パラメータ指定に応じて、テスト DBID/FNR に転送されます。つまり、テストデータベースが使用されます。 言い換えると、実際の稼働環境で稼働データではないデータを使ってテストを実行できます。
TF
パラメータまたは NTTF
マクロは、ファイル番号の組み合わせを変更するために、複数回指定できます。
以下では次のトピックについて説明します。
TF
プロファイルパラメータは次のように指定します。
TF=(本番 DBID,本番 FNR,テスト DBID,テスト FNR) |
NTTF
マクロは次のように指定します。
NTTF 本番 DBID,本番 FNR,テスト DBID,テスト FNR |
TF=(777,39,17,88),TF=(251,*,9,*)
Natural パラメータモジュールで同じ値を指定した場合:
NTTF 777,39,17,88 NTTF 251,*,9,*