バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

TF - データベース ID/ファイル番号の変換

注意:
このパラメータはユーザーファイルにのみ適用されます。 システムファイルには適用されません。

この Natural プロファイルパラメータは、アプリケーションの実行中にデータベース ID/ファイル番号を別のデータベース ID/ファイル番号に変換するために使用します。 パラメータモジュール NATPARMNTTF マクロに対応します。

可能な設定 production-DBID 0~254 または 256~65535 の範囲にする必要があります。あるいは、すべての DBID を表すアスタリスク(*)にすることもできます。 データベース ID 255 は、Software AG 製品の論理システムファイル用に予約されています(プロファイルパラメータ LFILE を参照)。
production-FNR 1~65535 の範囲、またはすべての FNR を表すアスタリスク(*)にする必要があります。
test-DBID 0~254 または 256~65535 の範囲にする必要があります。あるいは、DBID を変更しないまま残すアスタリスク(*)にすることもできます。
test-FNR 1~65535 の範囲、または FNR を変更しないまま残すアスタリスク(*)にする必要があります。
デフォルト設定 なし  
ダイナミックな指定 このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 Natural パラメータモジュール NATPARM では、代わりにマクロ NTTF を使用する必要があります。
セッション内の指定 不可  
アプリケーションプログラミングインターフェイス USR1034N

ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

* 推奨。

USR2005N *

この機能は、実稼働環境でアプリケーションを開発するときに関連します。 この機能により、テストデータベースでアプリケーションを開発し、完了したアプリケーションを本番データベースに転送できます。この際、アプリケーションを変更したり再コンパイルしたりする必要はありません。Natural オブジェクトは本番 DBID/FNR でカタログされます。ただし、データベースアクセスが実行されるたびに、TF パラメータ指定に応じて、テスト DBID/FNR に転送されます。つまり、テストデータベースが使用されます。 言い換えると、実際の稼働環境で稼働データではないデータを使ってテストを実行できます。

TF パラメータまたは NTTF マクロは、ファイル番号の組み合わせを変更するために、複数回指定できます。

以下では次のトピックについて説明します。


TF パラメータの構文

TF プロファイルパラメータは次のように指定します。

TF=(本番 DBID,本番 FNR,テスト DBID,テスト FNR)

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NTTF マクロの構文

NTTF マクロは次のように指定します。

NTTF 本番 DBID,本番 FNR,テスト DBID,テスト FNR

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TF パラメータの例

TF=(777,39,17,88),TF=(251,*,9,*)

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NTTF マクロの例

Natural パラメータモジュールで同じ値を指定した場合:

NTTF 777,39,17,88
NTTF 251,*,9,*

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