バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

TD - 時差

この Natural プロファイルパラメータでは、コンピュータセンタの時刻/日付ではなく実際のローカル時刻/日付の使用を保証するために、Natural 時刻/日付の設定に適用する時差を指定します。このパラメータは、リモートノードがコンピュータネットワークで使用される環境に適用できます。

可能な設定 AUTO Natural では、物理(ストアクロック)および論理(システム環境)マシンタイムを比較し、2 つの差異を TD パラメータの設定として使用します。 したがって、時間の変更を Natural に適用するためには(例えば、夏時間と冬時間の切り替え)、論理マシンタイムをリセットするだけで十分です。

+/-hh
(+/-hh,mm)
(+/-hh,mm,ss)

(-23,59,59) から (+23,59,59) への時間、分、秒。 プラス記号(省略可能)またはマイナス記号は、TD 値を加算するか減算するかを示します。

指定した時間を物理マシンタイムに加算するか、マシンタイムから減算することで、Natural で使用する時刻/日付が設定されます。

1~32 文字 使用するタイムゾーンの名前。 NATCONFG モジュールの NTTZ マクロで有効なタイムゾーンとして定義する必要があります。「コンフィグレーションテーブル - モジュール NATCONFG」を参照してください。
デフォルト設定 0  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 不可  
アプリケーションプログラミングインターフェイス USR1005N ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

例:

TD=6           (6 hours ahead)
TD=(5,30)      (5 hours and 30 minutes ahead)
TD=(-6,12,30)  (6 hours, 12 minutes and 30 seconds behind)
TD='USA-EST'   (eastern time zone as defined in NTTZ macro)

z/VSE 固有の情報:VSE タイプのオペレーティングシステムでは、// ZONE および //DATE JCL ステートメントは、TD=AUTO のときに有効になります。 これはプロファイルパラメータ DD の設定にも影響します。 プロファイルパラメータ YD および DD も参照してください。

Top of page