バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

LFILE - 論理システムファイルの定義

この Natural プロファイルパラメータでは、Software AG 製品の論理システムファイルに関連付ける物理データベースファイルに関する情報を指定します。

独自のシステムファイルを持つ Software AG 製品(例えば、Con-nect や Natural Elite)で、これらのシステムファイルの配置場所を指定するために使用できます。 これらの製品では、それぞれのデータ定義モジュール(DDM)でデータベース ID 255 および論理ファイル番号(FNR)を使用しています。 LFILE パラメータまたはマクロ NTLFILE で、その論理ファイル番号に関連付ける物理データベース ID(DBID)とファイル番号(および適用可能な場合はパスワードとサイファキー)を指定します。

Natural では物理ファイル情報を記録し、データベース ID=255 およびファイル番号=logical-ID. へのデータベースコールにその情報を使用します。

可能な設定 logical-FNR 1 - 251 論理ファイル番号(LFL) このパラメータは必須です。
physical-DBID 0~65535255 は除く 物理データベース ID(DBID)。 データベース ID 255 は、Software AG 製品の論理システムファイル用に予約されています。
physical-FNR 1 - 65535 物理ファイル番号(FNR)。
password   1~8 文字に設定する必要があります。 *
cipher-key   8 桁の数値に設定する必要があります。 *
options RO 読み取り専用アクセス用。
デフォルト設定 なし
ダイナミックな指定 このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 Natural パラメータモジュール NATPARM では、代わりにマクロ NTLFILE を使用する必要があります。 引き続き使用可能ではあるが、今後使用してはならない論理システムファイル定義用の古いマクロ NTFILE の代わりとなります。
セッション内の指定 不可
アプリケーションプログラミングインターフェイス USR0011N ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

* 推奨。

USR2004N *

* データベースファイルが Adabas セキュリティ機能を使用してパスワード保護/暗号化されている場合、パスワードとサイファキーのみ必要となります。

注意:
LFILE は、論理ファイル番号 212 のスクラッチパッドファイルを定義するためにも使用できます。プロファイルパラメータ ROSY も参照してください。また、『オペレーション』ドキュメントの「Natural スクラッチパッドファイル」を参照してください。

異なる論理ファイルを定義するには、LFILE パラメータまたはマクロ NTLFILE を複数回指定する必要があります。

以下では次のトピックについて説明します。


LFILE パラメータの構文

LFILE パラメータは次のように指定します。

LFILE=(論理 FNR,物理 DBID,物理 FNR,パスワード,サイファキー,RO)

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NTLFILE マクロの構文

キーワードサブパラメータを含む旧 NTFILE マクロとは異なり、NTLFILE マクロには位置指定サブパラメータ(LFILE パラメータと同様)が含まれます。このマクロは次のように指定します。

NTLFILE 論理 FNR,物理 DBID,物理 FNR,パスワード,サイファキー,RO

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古い NTFILE マクロの構文

互換性の理由で、古いマクロ NTFILE も引き続きサポートされています。 このマクロは次のように指定します。

NTFILE ID=論理 FNR,DBID=物理 DBID,FNR=物理 FNR,PASSW=パスワード,CIPH=サイファキー,OPT=RO

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LFILE パラメータの例

LFILE=(180,73,10),LFILE=(251,40,9,TEST99)

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NTLFILE マクロの例

Natural パラメータモジュールで同じ値を指定した場合:

NTLFILE 180,73,10
NTLFILE 251,40,9,TEST99

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