バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

SENDER - 非同期処理の画面出力先

この Natural プロファイルパラメータは、CICS、Com-plete、IMS/TM、および UTM での Natural にのみ適用されます。

非同期アプリケーションからの出力を表示する場所を指定します。 指定した出力先は、ハードコピー出力およびプライマリレポートに適用されます。

可能な設定 1~8 文字 出力先(例えば、プリンタ)。
デフォルト設定 なし  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 不可  

追加のレポートは、DEFINE PRINTER ステートメントで指定した出力先に送信されます(同期オンラインセッションの場合と同様)。

次のプラットフォーム固有の特性が適用されます。

プラットフォーム: コメント:
CICS プロファイルパラメータ SENDER では、CICS 一時データ(TD)の出力先、および非同期セッションからの端末出力用の端末またはプリンタを指定します。 指定した出力先が存在しない場合、セッション出力は指定した端末またはプリンタに送信されます。 指定した端末またはプリンタも存在しない場合、セッションは異常終了します。

非同期セッションのデフォルトの端末出力フォーマットは 3270 データストリームです。 SENDER 端末指定が 3270 デバイスでない場合、最初の出力ステートメントの前に Natural アプリケーションを正しい端末タイプに切り替える必要があります。そのためには、例えば、プリンタ用の SET CONTROL 'T=PRNT' を指定するか、またはプロファイルパラメータ TTYPE=PRNT で始めます。

すべての出力を CSSL などの(スプール)出力先にルーティングする場合、Natural アプリケーションを行モードに切り替える必要があります。そのためには、例えば、SET CONTROL 'T=xxxx' を指定するか、またはプロファイルパラメータ TTYPE=xxxxxxxxBTCH または ASYL)で始めます。 この場合、他の 2 つのプロファイルパラメータ EJ および INTENS が関連します。

EJ=ON を設定した場合、すべての行が先頭に ASA 制御文字を付けてルーティングされます。

EJ=OFF を設定した場合、先頭に ASA 制御文字は付けられません。 INTENS1 に設定する必要があります(特に、EJ=OFF を設定している場合)。

CICS 固有の他の機能については、『TP モニタインターフェイス』ドキュメントの「CICS での非同期 Natural 処理」を参照してください。

Com-plete Com-plete/SMARTS 環境での Natural の非同期処理」を参照してください。
IMS/TM プロファイルパラメータ SENDER では、デフォルトの LTERM を指定します。 他のプリンタが指定されていない場合、常にこの LTERM が使用されます。 NIIBOOT モジュールでは SENDER パラメータを常にダイナミックに定義する必要があります。 これは、セッションの開始時に Natural でエラーメッセージを出力するときに重要になります。SENDER パラメータが指定されていない場合、有効な LTERM が存在せず、NATIMS によってセッションが終了させられます。
オープン UTM プロファイルパラメータ SENDER では、非同期トランザクションの初期化用の ID、つまりトランザクションを非同期として識別する ID を指定します。 非同期トランザクションからの出力を出力する場合、SENDER パラメータで指定した設定によって出力先プリンタも識別されます。

オープン UTM 固有の他の機能については、『TP モニタインターフェイス』ドキュメントの「UTM での非同期トランザクション処理」を参照してください。

詳細については、プロファイルパラメータ OUTDEST、および『オペレーション』ドキュメントの「非同期処理」も参照してください。

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