バージョン 4.2.5
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SCTAB - スキャナ文字

この Natural プロファイルパラメータでは、コンフィグレーションモジュール NATCONFG に含まれるスキャナ文字タイプテーブル NTSCTAB 内の定義を上書きできます。 NTSCTAB テーブルでは、次のような文字のプロパティを定義します。

SCTAB は、Natural パラメータモジュール NATPARMNTSCTAB マクロに対応します。

可能な設定 下記の「SCTAB パラメータの構文」を参照してください。
デフォルト設定 NATCONFG のマクロ NTSCTAB 内で指定
ダイナミックな指定

このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 Natural パラメータモジュール NATPARM では、代わりにマクロ NTSCTAB を使用する必要があります。

セッション内の指定 不可  

以下では次のトピックについて説明します。


SCTAB パラメータの構文

SCTAB パラメータは次のように指定します。

SCTAB=(文字1,属性タイプ1,属性タイプ2,...,character2,attribute-type1,attribute-type2,...)

character

文字を指定し、その後に属性タイプを指定します。

文字を指定するには、1 バイトの文字自体を(アポストロフィで囲んで)指定するか、その文字の 16 進表現として指定します。

attribute-type(s)

指定できる属性タイプは次のとおりです。

UPPER 大文字の英字
LOWER 小文字の英字
NUM 数値
HEX 16 進
ALFANUM 英数字
SPECIAL 特殊
NDELIM 非デリミタ

値のリストには複数の文字を指定できます。 文字/属性ペアの文字列全体をカッコで囲む必要があります。

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NTSCTAB マクロの構文

NTSCTAB マクロは次のように指定します。

NTSCTAB 文字1,属性タイプ1,属性タイプ2,...
NTSCTAB character2,attribute-type1,attribute-type2,... ...

上書きする文字ごとに、別々の NTSCTAB マクロを指定する必要があります。

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NTSCTAB マクロの例

NTSCTAB  5E,LOWER,NDELIM
NTSCTAB  'ß',SPECIAL
NTSCTAB  7B,SPECIAL
NTSCTAB  'Ä',UPPER,NDELIM

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SCTAB パラメータの例

SCTAB=(5E,LOWER,NDELIM,'ß',SPECIAL,7B,SPECIAL,'Ä',UPPER,NDELIM)

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