バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

RELO - ストレージスレッドの再配置

この Natural プロファイルパラメータでは、スレッド環境(CICS、Com-plete、IMS/TM、UTM、およびサーバーとしての Natural)で端末 I/O の後に Natural スレッドの再配置を制御します。

可能な設定 ON 端末 I/O の後に元のストレージエリアが別のユーザーによって占有されている場合、Natural スレッドとその中に含まれるすべてのバッファを別のストレージエリアに再配置できます。
OFF

再配置は行われません。 端末 I/O の後、Natural スレッドとその中に含まれるすべてのバッファは、同じ仮想アドレスに配置されたままです。

この設定は、CICS、Com-plete、およびサーバー環境にのみ適用されます。 他のすべてのスレッド環境では、Natural はスレッドを同じアドレスに配置したままにすることを保証できません。

CICS に関する注:
  • CICS で TYPE=GETM スレッドを使用する場合、RELO=OFF には、PSEUDO プロファイルパラメータの PSEUDO=OFF 設定と同じ効果があります。 『TP モニタインターフェイス』ドキュメントの「CICS 環境での Natural」セクションで、TYPE(グループのスレッドタイプ)に関する記載も参照してください。

  • RELO=OFF の指定は、TYPE=GETM スレッドを使用する CICS での Natural サーバーセッションでは無視されます。

FORCE

Natural スレッドとその中に含まれるすべてのバッファの別のストレージエリアへの再配置を強制します。 この設定は、一部の環境でテスト目的に役立ちます。

この設定は UTM では適用されません。

デフォルト設定 ON  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 不可  

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