Adabas ユーティリティ

このドキュメントでは、Adabas ユーティリティについて説明します。データベース管理者(DBA)は、Adabas ユーティリティを使用して、Adabas データベースを作成および保守します。各ユーティリティについて、次の情報が記述されています。

  • ユーティリティの目的

  • ユーティリティの機能概要

  • ユーティリティの制御パラメータ

  • ユーティリティの使用例(図解)

このドキュメントは、おもに DBA 向けに作成されています。一部の Adabas ユーティリティには、既存のデータベース情報を修正、削除するための機能があるので、注意する必要があります。ADAREP などのユーティリティは、ステータス情報のみを提供し、エンドユーザーが自由に使用できます。

注意:
Adabas ユーティリティには、文書化されていない構文を使用して呼び出すことができる、文書化されていない機能も含まれています(これには、『管理マニュアル』で説明されている FDT 構文も含まれます)。Software AG では、このような文書化されていない機能を使用しないことを強く推奨しています。文書化されていない機能は、正しく動作する保証も、Adabas の一般的な動作に悪影響を及ぼさないという保証もありません。

概要」では、利用できるユーティリティの要約とその目的について説明します。

次のドキュメントでは、ドキュメントごとにユーティリティを 1 つずつ詳しく説明します。

付録 A では、Adabas キットに収録されているデモユーティリティ入力ファイルについて説明します。

付録 B では、サンプルプログラム prilogc について説明します。このサンプルプログラムは、ニュークリアスパラメータ CLOGLAYOUT を 6 に設定した状態で作成されたコマンドログを出力するために使用します。

付録 C には、Adabas ユーティリティによって書き込まれるチェックポイントに関する情報が含まれています。