次のチェックポイントは、Adabas ユーティリティによって書き込まれます。

SYNC

ニュークリアスの初期化時、終了時、キャンセル時、ADAOPR 機能の FEOF = PLOG の実行時、ADAOPR EXT_BACKUP=CONTINUE 機能の実行時、または ADABCK NEW_PLOG 機能の実行時に作成されたチェックポイントを示します。

SYNP

特権制御を必要とするユーティリティによって作成されたチェックポイント。このようなユーティリティでは、Adabas ニュークリアスを使用しなくても更新を実行できます。

SYNX

1 つまたは複数のファイルの排他制御（EXF）を必要とするユーティリティによって作成されたチェックポイント。

次の表に、各ユーティリティまたはユーティリティ機能が書き込むチェックポイントを示します。必要に応じて、データベースのオンライン／オフラインステータスに関する情報も示しています。

ユーティリティ	ユーティリティ機能	チェックポイント	データベースのオンライン／オフライン、コメント
ADABCK	DUMP	SYNX	この機能の最後で AUTORESTART が保留状態のときのみ、ニュークリアスが必要です。
	EXU_DUMP	SYNC	この機能の最後で AUTORESTART が保留状態のときのみ、ニュークリアスが必要です。
	OVERLAY	SYNP	データベースファイルまたはシステムファイルのオーバーレイのために、ニュークリアスは非アクティブになっている必要があります。 ニュークリアスは、ファイルのオーバーレイには必要ありません。
	RESTORE	SYNP	データベースファイルまたはシステムファイルのリストアのために、ニュークリアスは非アクティブになっている必要があります。 ニュークリアスは、ファイルのリストアには必要ありません。
ADACVT		SYNP	ADACVT は、正常に完了した後に SYNP チェックポイントを書き込みます。
ADADBM	ADD_CONTAINER	SYNP
	ADD_FIELDS	SYNP	オフライン
		SYNX	オンライン
	ALLOCATE	SYNP
	CHANGE_FILEDS	SYNP	オフライン
		SYNX	オンライン
	DEALLOCATE	SYNP
	DELCP	SYNP
	DELETE	SYNP	オフライン
		SYNX	オンライン
	DROP_FIELDS	SYNP	オフライン
		SYNX	オンライン
	DROP_LOBFILE	SYNP
	EXTEND_CONTAINER	SYNP
	NEW_DBID	SYNP
	NEWWORK	SYNP
	PGM_REFRESH	SYNP
	RECOVER	SYNP
	REDUCE_CONTAINER	SYNP
	REFRESH	SYNP
	REMOVE_CONTAINER	SYNP
	REMOVE_REPLICATION	SYNP	オフライン
	RENAME	SYNP
	RENUMBER	SYNP
	REPLICATION_FILES	SYNP	オフライン
		SYNX	オンライン
	RESET	SYNX
	REUSE	SYNP
	SYFMAX	SYNP	オフライン
		SYNX	オンライン
ADAFDU	-	SYNP	オフライン
		SYNX	オンライン
ADAINV	INVERT	SYNP
	REINVERT	SYNP
	RELEASE	SYNP
	RESET_UQ	SYNP
	SET_UQ	SYNP
	VERIFY	SYNX
ADAMUP	UPDATE	SYNP
ADANUC	スタートアップおよび終了時	SYNC
ADAOPR	FEOF=PLOG	SYNC	オンライン FEOF=PLOG チェックポイントの後、ADANUC は新しい PLOG セッションの開始時に SYNC チェックポイントを書き込みます。
	EXT_BACKUP=PREPARE	SYNX	オンライン EXT_BACKUP 開始時に書き込まれます。
	EXT_BACKUP=CONTINUE	SYNC	オンライン FEOF = PLOG で書き込まれます。
		SYNX	オンライン EXT_BACKUP 終了時に書き込まれます。
ADAORD	EXPORT	SYNX
	IMPORT	SYNP
	IMPORT_RENUMBER	SYNP
	REORDER	SYNP
ADAREC	REGENERATE	SYNX
ADAULD	DBID	SYNX