付録 B - prilogc

prilogc は、ニュークリアスパラメータ CLOGLAYOUT を 6 に設定して作成したコマンドログを出力するサンプルプログラムです。

Adabas キットには、ADANUC パラメータ CLOGLAYOUT=6 で作成したコマンドログから印刷可能な出力を作成する、正式なユーティリティは収録されていません。ただし、提供されている C サンプルプログラム prilogc を変更して、出力を調整できます。Software AG はこのプログラムを正式にサポートしません。Adabas の今後のバージョンでもこれが提供されることは保証されません。

ソースファイル prilogc.c は、UNIX と Windows の両方で、サブディレクトリ "Adabas/examples/server" にあります。このディレクトリには、実行ファイルをビルドするためのメイクファイル makefile も含まれています。使用法はメイクファイル内で説明されています。必要なヘッダーファイルは、UNIX および Windows の両方とも、インストールディレクトリのサブディレクトリ Adabas /inc にあります。

prilogc の実行ファイルは、UNIX の場合は $ADATOOLS に、Windows の場合は %ADATOOLS% にあります。このパスは、Adabas のインストール時に PATH 設定に組み込まれます。

prilogc は、評価するコマンドログに環境変数 PRICLG が設定されていることを前提に作成されています。prilogc に指定できるパラメータを表示するには、次のように入力します。

prilogc -h