IC - 挿入文字

このセッションパラメータを使用して、DISPLAY ステートメントによるフィールド出力の値の直前にある列に挿入される文字列を指定します。出力列の幅は、それに従って増加します。

可能な設定 任意の文字 挿入される文字列。1~10 文字の文字列を指定できます。

注意:
挿入文字をオプションとして指定するには、アポストロフィで囲みます。その場合、任意の文字を指定できます。閉じカッコまたは引用符を含む任意の文字列を指定するには、アポストロフィで囲む必要があります。アポストロフィで囲まれていない文字列内の空白は、サーカムフレックスアクセント(^)で表します。

デフォルト設定 なし  
セッション内の指定  
適用可能なステートメント FORMAT パラメータは FORMAT ステートメントを使用してダイナミックに指定できます。
DISPLAY パラメータはステートメントレベルでもエレメントレベルでも指定できます。
適用可能なコマンド なし  

注意:

  1. 挿入文字は先頭のスペースとフィールド値の間に挿入され、先頭文字は先頭のスペースの前に出力されます。
  2. 数値の場合、挿入文字は出力される最初の重要な 10 進数の前に配置されます。
  3. IC および LC パラメータは相互排他的です。
  4. パラメータ IC は、U フォーマットのフィールドでも使用できます。
  5. Unicode フォーマットの詳細については、『Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「Natural プログラミング言語での Unicode およびコードページのサポート」の「セッションパラメータ」で「EMU、ICU、LCU、TCU と EM、IC、LC、TC の比較」も参照してください。
  6. セッションパラメータ LCLCUICICU の違いは、対応するフィールドが左揃えで出力される場合(AD=R)に明確になります。
  7. 『プログラミングガイド』の「フィールド出力に影響するパラメータ」を参照してください。

例:

DISPLAY AA(IC=*)
DISPLAY SALARY(IC='$')