画面分割モード

画面分割モードでは、画面の半分をオブジェクトの編集に使用し(編集セクション)、同時にもう半分を他の Natural オブジェクトの表示に使用できます(表示セクション)。また、表示セクションに表示されている定義をコピーできます。

画面分割モードでは、次のタイプの Natural オブジェクトを表示できます。

DDM(データ定義モジュール)、データエリア、プログラム、サブプログラム、サブルーチン、ヘルプルーチン、コピーコード、テキスト、マップ、クラス、機能、および Predict プログラム記述。

次の手順で、別の Natural オブジェクトの定義を表示し、それを現在編集中のオブジェクトにコピーする方法を示します。

Start of instruction setSPLIT を使用して定義を表示およびコピーするには

  1. 現在のソースで、SPLIT エディタコマンド(「エディタコマンド」で説明)を例えば次のように入力し、テキストのコピー元となるオブジェクトのソースを表示します。

    SPLIT P LDATEST1

    画面分割モードが設定され、次の例に示すように、エディタ画面の編集セクション(上半分)に現在のソース(次の例ではプログラム PGMTEST1)が表示され、表示セクション(下半分)にローカルデータエリア(LDATEST1)が表示されます。

       >> -----------Columns 001 072  <<  Program PGMTEST1 Lines  187    User SAG      
       Command ===>                                                      Lib  SYSLIB   
       001720   IF (RC NE 0)                                                           
       001730    then                                                                  
       001740     reset CMD_LINE_2                                                     
       001750     IF (s_prog ne ' ')                                                   
       001760      then                                                                
       001770       assign CMD_LINE_PGM = S_PROG                                       
       001780       assign CMD_LINE_LIB = S_LIB                                        
       001790     END-IF                                                               
       001800   END-IF                                                                 
       >> -----------Columns 001 072  <<    Local LDATEST1 Lines  158    User SAG      
       Command ===>                                                      Lib  SYSLIB   
       ****** ****************************** top of data ***************************** 
       000001 DEFINE DATA LOCAL                                                        
       000002 1 NPF_F_READ(A1)                                                         
       000003 CONST                                                                    
       000004 <'R'>                                                                    
       000005 1 NPF_F_WRITE(A1)                                                        
       000006 CONST                                                                    
       000007 <'W'>                                                                    
       Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12--- 
             Help  Save  Exit  Run   Rfind Stow  -     +     Check Home  Undo  Canc  
    

    注意:

    1. 表示セクションでは定義を変更できないため、一部のエディタコマンドは使用できません。PF キーは編集セクション用に予約されています。このため、表示セクションを対象とするコマンドはコマンド行で発行する必要があります。
    2. SWAP エディタコマンドを使用すると、表示セクションのコマンド行と編集セクションのコマンド行との間でカーソルを移動できます。
  2. 表示セクションで、LDATEST1 からコピーする行のブロックをマークします。例えば、行コマンド CC を目的のブロックの先頭行と最終行の横に入力します。

  3. PGMTEST1 の編集セクションで、行のブロックを配置する行の 1 つ前の行の横に、行コマンド A を入力します。

    マークされた行のブロックが、PGMTEST1 の、行コマンドを入力した行の下にコピーされます。

  4. 必要に応じて、SPLIT END エディタコマンドを入力して画面分割モードを終了します。