この機能は、Natural ワークファイル内のオブジェクトをスキャンするために使用します。
次の制限がスキャン機能に適用されます。
メインフレームプラットフォーム上のリモート環境にある Natural 関連オブジェクトおよび外部ファイルはスキャンできません。 Natural DDM のみが、メインフレームプラットフォーム上のリモート環境でスキャンできます。
アンロード機能の実行中にスキャン機能を適用することはできません。 スキャンを実行するために現在のアンロードを終了すると、アンロードファイルは閉じられます。 以降のアンロードでは、データが新しいワークファイルに書き込まれます。 したがって、ワークファイル名を変更しないと、既存のファイルが上書きされることになります。
スキャン機能を起動するには
上級ユーザーモードをアクティブにして、以下の説明のように[Scan Work File for]メニューを使用します。
または:
「ウィザード」セクションで説明しているように、ロードウィザードの[Scan objects in Natural work file(s)]機能を使用します。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
スキャン機能で生成されるウィンドウに表示されるテーブル列とセルの詳細については、「オブジェクト指定」を参照してください。
上級ユーザーモードでオブジェクトをスキャンするには
[Actions]メニューの[Scan Work File for]を選択します。
1 つのオブジェクトタイプまたはすべてのオブジェクトタイプを選択できるウィンドウが表示されます。
すべてのオブジェクト
Natural ライブラリオブジェクト
Natural システムエラーメッセージ
Natural コマンドプロセッサソース
DDM
(リモート環境のみ)
Natural 関連オブジェクト
外部ファイル
FDT
Use Selection or List
[OK]コマンドボタンをクリックします。
選択したオブジェクトタイプに応じて、選択条件およびオプションやパラメータ設定を指定できる 1 つまたは複数の追加ウィンドウが表示されます。
すべてのオブジェクト指定を行って、設定を指定した後、機能を実行するために[Scan]コマンドボタンを選択します。
指定した選択条件に一致する、ワークファイル内の全オブジェクトのテーブルを示すスキャンウィンドウが表示されます。
テーブル列の詳細については、「オブジェクト指定」セクションを参照してください。
スキャンウィンドウに表示されるオプションについては、以下の「テーブルの機能」を参照してください。
スキャン機能を終了するには
[Object]メニューの[Close]を選択します。
または:
ウィンドウを閉じる Windows の標準ボタンを選択します。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
次の機能は、スキャンウィンドウのオブジェクト選択テーブルで使用できます。
機能 | 説明/手順 |
---|---|
他のテーブル列を表示します。 リストをスクロールして、検出されたオブジェクトに関する他の情報を含むテーブル列を表示できるようにするため、[Options]メニューの[Details]を選択します。 |
|
Unload |
オブジェクトをアンロードします。 この機能を使用できるのは、オブジェクトハンドラのアンロード機能が有効になっている場合に限られます(「上級ユーザー」セクションの「上級ユーザーのアンロード」も参照)。 コンテキストメニューまたは[Object]メニューで 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、[Unload]を選択します。 |
Load |
オブジェクトをロードします。 この機能を使用できるのは、オブジェクトハンドラのロード機能が有効になっている場合に限られます(「上級ユーザー」セクションの「上級ユーザーのロード」も参照)。 コンテキストメニューまたは[Object]メニューで 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、[Load]を選択します。 |
選択したオブジェクトのリストを、タイプ LIST のワークプランとして保存します。 コンテキストメニューまたは[オブジェクト]メニューで 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、[Save Into]を選択します。 |