このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
結果インターフェイスにより、プログラマは Natural スタジオの結果ウィンドウ内にデータを表示できるようになります。 『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「結果ウィンドウ」も参照してください。
注意:
メニューコマンド および の結果は、結果インターフェイスの影響を受けません。
結果ウィンドウのタブの設計と使用法は、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)経由で決定できます。 一般的に、桁と行を備えた詳細なビューが使用されます。
コンテキストメニューをエントリごとに作成して、ユーザー定義タブが表示された後、以降の処理のために使用できるようにすることができます。
この処理は 2 つのプログラム内で定義する必要があります。
コンテキストメニューが表示される前に更新コマンドハンドラで定義します。
項目が選択される場合にコマンドハンドラで定義します。
結果インターフェイス用のアプリケーションプログラミングインターフェイスは USR5001N
~USR5017N
で、ライブラリ SYSEXT
にあります。
さまざまな機能の例は USR5001P
にあり、更新コマンドハンドラは USR5001A
、コマンドハンドラは USR5001B
にあります。
注意:
以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、結果ウィンドウコントロールバーにアクセスできます。
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5001N
|
結果ウィンドウの ON と OFF を切り換えます。 結果ウィンドウの表示をチェックします。 |
以下に挙げるアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、一般的なタブのレイアウトを定義できます。
タブには、以下のすべてまたは 1 つを含ませることができます。
チェックボックス
全行選択
単一行選択
イメージ
タブは、以下の属性で定義できます。
ビューのレイアウト(大小アイコン、リスト、または詳細ビュー)
複数の使用法(チェックボックス、イメージ、グリッド線、全行または単一行選択、ビュー変更)
タブラベルのレイアウト(テキスト、ビットマップ、またはアイコン)
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5004N
|
タブのレイアウトの追加、置換、削除、および管理。 |
USR5005N
|
アクティブタブの設定および取得。 タブをアクティブに設定し、このタブにフォーカスを設定します。 |
以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、ビットマップ(*.bmp)およびアイコン(*.ico)を事前定義したタブに指定できます。
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5002N
|
指定したタブに対してビットマップおよびアイコンを追加および削除します。 |
以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、ユーザー定義コンテキストメニューを指定できます。
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5003N
|
タブのコンテキストメニューを追加および削除します。 |
USR5007N
|
コンテキストメニュー項目のチェック済みたは使用可能状態を設定および取得します。 |
コンテキストメニューの階層は手動で定義する必要があります。
以下の配列コンポーネントを定義できます。
配列コンポーネント | 値 | 説明 |
---|---|---|
タイプ | 1~4 |
1 - コンテキストメニュー処理。 |
コマンド ID | 1~255 | コンテキストメニューの特定の項目を識別する自由選択可能な番号。コマンドハンドラ内で使用されます。 |
ラベル | 英数字テキスト | タイプ 1 および 3 のコンテキストメニュー項目のテキスト。 ステータスバーのテキストは、"H'0'A" で分割できます。 |
イメージ | イメージのハンドル | 事前に定義したイメージのハンドル(ビットマップまたはアイコン)。 イメージはコンテキストメニュー項目のテキストの前に配置されます。 |
プログラムは、更新コマンドハンドラまたはコマンドハンドラとして割り当てることができます。
ユーザー定義データは、コマンドハンドラの内部ワークエリアに保存またはリストアすることができます。
例:タブのハンドル
以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用できます。
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5006N
|
更新コマンドハンドラおよびコマンドハンドラを定義します。 |
USR5016N
|
コマンドハンドラワークエリアのデータを設定および取得します。 |
以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、一般的な列のレイアウトを定義できます。
列には、以下のすべてまたは 1 つを含ませることができます。
タイトル
幅
データ位置
列ソート
さらに、列のデフォルト幅と指定幅を個々に設定できます。
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5008N
|
タブの列を追加、挿入、および削除します。 |
USR5009N
|
列の数をカウントします。 |
USR5010N
|
デフォルトの列幅および指定した列の幅を設定および取得します。 |
以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、イメージおよびコンテキストメニュー付きの行を定義できます。
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5009N
|
行の数をカウントします。 |
USR5011N
|
タブの行を追加、挿入、および削除します。 |
USR5015N
|
行を結果ウィンドウの表示可能エリアにスクロールできます。 |
以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、ユーザー定義データを定義済みの列および行に書き込むことができます。
タブにチェックボックスを定義している場合、行ごとにチェックボックスを有効化または無効化できます。
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5012N
|
タブにデータを設定および取得します。 |
USR5013N
|
行のチェック済み状態を設定および取得します。 |
以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、行を個別に選択できます。
インターフェイス | 機能 |
---|---|
USR5014N
|
|
USR5015N
|
フォーカス行を設定および取得します。 |
USR5017N
|
選択した行をクリップボードにコピーします。 |