バージョン 6.3.3
 —  プログラミングガイド  —

結果インターフェイス

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


結果インターフェイスの目的

結果インターフェイスにより、プログラマは Natural スタジオの結果ウィンドウ内にデータを表示できるようになります。 『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「結果ウィンドウ」も参照してください。

注意:
メニューコマンド[オブジェクト検索]および[Catall]の結果は、結果インターフェイスの影響を受けません。

結果ウィンドウのタブの設計と使用法は、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)経由で決定できます。 一般的に、桁と行を備えた詳細なビューが使用されます。

コンテキストメニューをエントリごとに作成して、ユーザー定義タブが表示された後、以降の処理のために使用できるようにすることができます。

この処理は 2 つのプログラム内で定義する必要があります。

  1. コンテキストメニューが表示される前に更新コマンドハンドラで定義します。

  2. 項目が選択される場合にコマンドハンドラで定義します。

結果インターフェイス用のアプリケーションプログラミングインターフェイスは USR5001NUSR5017N で、ライブラリ SYSEXT にあります。

さまざまな機能の例は USR5001P にあり、更新コマンドハンドラは USR5001A、コマンドハンドラは USR5001B にあります。

注意:

  1. このインターフェイスでは、[オブジェクト検索]タブおよび[Catall]タブなどの事前定義されたタブの修正はできません。
  2. 結果ウィンドウおよび結果インターフェイスは、Natural スタジオからのみアクセスできます。

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結果ウィンドウコントロールバーのアクセス

以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、結果ウィンドウコントロールバーにアクセスできます。

インターフェイス 機能
USR5001N 結果ウィンドウの ON と OFF を切り換えます。 結果ウィンドウの表示をチェックします。

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タブ処理

以下に挙げるアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、一般的なタブのレイアウトを定義できます。

タブには、以下のすべてまたは 1 つを含ませることができます。

タブは、以下の属性で定義できます。

インターフェイス 機能
USR5004N タブのレイアウトの追加、置換、削除、および管理。
USR5005N アクティブタブの設定および取得。 タブをアクティブに設定し、このタブにフォーカスを設定します。

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イメージ処理

以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、ビットマップ(*.bmp)およびアイコン(*.ico)を事前定義したタブに指定できます。

インターフェイス 機能
USR5002N 指定したタブに対してビットマップおよびアイコンを追加および削除します。

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コンテキストメニュー処理

以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、ユーザー定義コンテキストメニューを指定できます。

インターフェイス 機能
USR5003N タブのコンテキストメニューを追加および削除します。
USR5007N コンテキストメニュー項目のチェック済みたは使用可能状態を設定および取得します。

コンテキストメニューの階層は手動で定義する必要があります。

以下の配列コンポーネントを定義できます。

配列コンポーネント 説明
タイプ 1~4

1 - コンテキストメニュー処理。
2 - セパレータ行。
3 - サブメニューの開始。
4 - サブメニューの終了。

コマンド ID 1~255 コンテキストメニューの特定の項目を識別する自由選択可能な番号。コマンドハンドラ内で使用されます。
ラベル 英数字テキスト タイプ 1 および 3 のコンテキストメニュー項目のテキスト。 ステータスバーのテキストは、"H'0'A" で分割できます。
イメージ イメージのハンドル 事前に定義したイメージのハンドル(ビットマップまたはアイコン)。 イメージはコンテキストメニュー項目のテキストの前に配置されます。

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コマンド処理

プログラムは、更新コマンドハンドラまたはコマンドハンドラとして割り当てることができます。

ユーザー定義データは、コマンドハンドラの内部ワークエリアに保存またはリストアすることができます。

例:タブのハンドル

以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用できます。

インターフェイス 機能
USR5006N 更新コマンドハンドラおよびコマンドハンドラを定義します。
USR5016N コマンドハンドラワークエリアのデータを設定および取得します。

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列処理

以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、一般的な列のレイアウトを定義できます。

列には、以下のすべてまたは 1 つを含ませることができます。

さらに、列のデフォルト幅と指定幅を個々に設定できます。

インターフェイス 機能
USR5008N タブの列を追加、挿入、および削除します。
USR5009N 列の数をカウントします。
USR5010N デフォルトの列幅および指定した列の幅を設定および取得します。

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行処理

以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、イメージおよびコンテキストメニュー付きの行を定義できます。

インターフェイス 機能
USR5009N 行の数をカウントします。
USR5011N タブの行を追加、挿入、および削除します。
USR5015N 行を結果ウィンドウの表示可能エリアにスクロールできます。

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データ処理

以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、ユーザー定義データを定義済みの列および行に書き込むことができます。

タブにチェックボックスを定義している場合、行ごとにチェックボックスを有効化または無効化できます。

インターフェイス 機能
USR5012N タブにデータを設定および取得します。
USR5013N 行のチェック済み状態を設定および取得します。

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選択処理

以下のアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用すると、行を個別に選択できます。

インターフェイス 機能
USR5014N
  • 選択した行を設定、リセット、および取得します。

  • 選択した行の合計をカウントします。

  • 行選択を設定およびリセットします。

USR5015N フォーカス行を設定および取得します。
USR5017N 選択した行をクリップボードにコピーします。

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