ダイアログおよびダイアログエレメントに対してカラーを定義できます。 カラーには、前景色と背景色があります。 カラーを定義するには、以下の属性を使用します。
NAME
で終わる属性には標準色のみを割り当てることができます。 一方、VALUE
で終わる属性には RGB モデルに従ってカスタマイズしたカラーを割り当てることができます。
カラーを設定するには、以下の 2 つの方法があります。
属性ウィンドウで設定する。
イベントハンドラコードで設定する。
NAME
で終わる属性には値を直接割り当てることができます。 VALUE
で終わる属性に値を割り当てる場合は、NAME
属性に値 CUSTOM
を設定する必要があります。 NAME
属性に値 CUSTOM
を設定しない場合、VALUE
属性は無視されます。
例:
#DIA.BACKGROUND-COLOUR-NAME:= MAGENTA /* Assign a value to a NAME /* attribute #DIA.BACKGROUND-COLOUR-NAME:= CUSTOM /* Set NAME to CUSTOM #DIA.BACKGROUND-COLOUR-VALUE:= H'FF0000' /* Then assign Red, Green, and /* Blue values to the VALUE /* attribute (hexadecimal)
注意:
ユーザーインターフェイスのすべての部分ですべてのカスタマイズしたカラーを使用できるわけではありません。 例えば、テキストのカラーは常に白黒である必要があります。
属性ウィンドウでカラーを設定するときは、以下の 3 つの指定方法があります。
NAME
で終わる属性の値を DEFAULT
にしておきます。 コードでもこのようにできます。 これにより、ウィンドウシステム内のカラー設定によってカラーが決まります。
リストボックスの NAME
で終わる属性を使用して、事前定義されたカラーの 1 つを選択します。
VALUE
で終わる属性を使用することによって、カスタマイズされたカラーを定義します。
カラーを定義するには
[背景色]エントリの右にある プッシュボタンコントロールを選択します。 ダイアログボックスが表示されます。
事前定義されたカラーの 1 つを選択するか、または
プッシュボタンコントロールを選択します。 赤、緑、青の値を設定するには、カーソルを使用して希望する色を選択するか、または赤、緑、青の値表示フィールドに 1~253 の値を入力します。プッシュボタンコントロールを選択します。 ダイアログボックスの ボタンをクリックすると、新規定義したカラーが保存されます。 これで、新規定義したカラーがデフォルトで選択されます。
属性ウィンドウを閉じると、新規定義したカラーが設定されます。