Remote Directory Maintenance 機能は、クライアントの呼び出し元プログラムをサーバーのサブプログラムに接続するためにリモートディレクトリをメンテナンスする場合に使用します。
Remote Directory Maintenance 機能を適用する方法の詳細については、『Natural リモートプロシージャコール(RPC)』ドキュメントの「RPC サーバーアドレスの指定」(「Natural RPC 環境の運用」)、「リモートディレクトリサーバー(RDS)の使用」、および「Natural RPC の用語」を参照してください。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
注意: コード「 C 」(次の説明を参照)を入力して新規リモートディレクトリを作成すると、既存のディレクトリのエントリは上書きされます。 |
Remote Directory Maintenance 機能を使用するには
[Client Maintenance]メニューの[Code]フィールドに、次のコマンドを入力します。
RD
ENTER キーを押します。
ウィンドウが表示されます。
入力フィールドに、次のいずれかのコマンドを入力します。
C
これがディレクトリを作成する場合のコマンドです。
M
これがディレクトリを変更する場合のコマンドです。
ENTER キーを押します。
追加のウィンドウが表示されます。
秒単位の期限時間を入力し(次の「期限時間」も参照)、Enter キーを押します。
以下の例のようなエディタ画面が表示されます。
----------------------------- S 01- ---------------Columns 001 072 ====> SCROLL===> CSR ****** NODE L T SERVER L T LIBRARY L T PROGRAM L T ****** ****************************** top of data ***************************** 000001 ETB01 Y B NRPC2301 SYSTEM SUB1 000002 SUB2 000003 NRCP2301 SYSTEM SUB3 000004 NRPC2302 SYSTEM SUB4 000005 SUB5 000006 SUB6 000007 ETB01 NRPC2301 Y SYSTEM SUB7 000008 SUB1 Y 000009 SUB2 000010 NRCP2301 SYSTEM SUB3 000011 NRPC2302 SYSTEM SUB4 000012 SUB5 000013 ETB01 Y NRPC2301 SYSTEM SUB6 000014 SUB1 Y 000015 SUB2 000016 ETB01 Y NRPC2301 SYSTEM SUB3 Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12--- Help Quit Save Find Chng Up Down Canc |
リモートディレクトリデータはランタイム時にロードされます。 このデータが有効とされる期間は設定された有効時間(秒単位)によって決定します。 有効時間の設定後にディレクトリデータが要求された場合、データは自動的に再ロードされます。 有効時間が 0
に設定されていると、リモートディレクトリデータは再ロードされません。
注意:
新規ディレクトリを作成する場合は(コード C
)、 top of data
行の先頭に行コマンド I
を入力して、入力行を呼び出します。 次の「行コマンド」も参照してください。
[Remote Directory Service]メンテナンスのエディタ画面に含まれるフィールドは、「Service Directory Maintenance」セクションの「[Service Directory]画面のフィールド」で説明したフィールドと同一です。 [L]フィールドは、[Logon]フィールドに相当します。
[Service Directory Maintenance]画面に表示されるフィールドに加えて、[T](Transport)フィールドが表示されます。EntireX Broker の「B
」を入力します。
このセクションでは、[Remote Directory Service]メンテナンスのエディタ画面で使用できるコマンドについて説明します。
エディタ画面で使用できる行コマンドは、フィールド値を含む 1 行または複数の行をコピー、移動、または削除する場合に使用します。
行コマンドは行の先頭に入力します。つまり、シーケンス番号を上書きします。それから ENTER キーを押します。
「行ブロックをコピーまたは移動するには」およびダイレクトコマンド RESET
の項も参照してください。
行コマンド | 機能 |
---|---|
A |
C 、CC 、M 、または MM でマークされた行を、コマンドが入力された行の下にコピーまたは移動します。
|
B |
C 、CC 、M 、または MM でマークされた行を、コマンドが入力された行の上にコピーまたは移動します。
|
C |
コピーする 1 行をマークします。 |
CC |
コピーする行ブロックをマークします。 |
D(n)
|
コマンドが入力された行で始まる 1 行または n 行を削除します。 n には、1~9 の範囲で数値を指定できます。 |
DD |
行ブロックをマークして削除します。
ブロックの最初の行と最後の行にコマンドを入力して、行ブロックをマークし、Enter キーを押してコマンドを実行します。 |
I(n)
|
コマンドが入力された行の下に 1 行または n 行の空行を挿入します。 n には、1~9 の範囲で数値を指定できます。 |
M |
コマンドが入力された行の下に 1 行移動します。 |
MM |
移動する行ブロックをマークします。 |
ブロックが開始する行の先頭に、次のいずれかの行コマンドを入力します。
CC
これがブロックをコピーする場合のコマンドです。
MM
これがブロックを移動する場合のコマンドです。
ブロックが終了する行の先頭に、次のいずれかの行コマンドを入力します。
CC
これがブロックをコピーする場合のコマンドです。
MM
これがブロックを移動する場合のコマンドです。
ENTER キーを押します。
行ブロックがマークされ、そのことが「Block is pending
」というメッセージで示されます。
ブロックを下または上の行に配置する行の先頭に、次のいずれかの行コマンドを入力します。
A
これがブロックを指定した行のbelowにコピーまたは移動する場合のコマンドです
B
これがブロックを指定した行のaboveにコピーまたは移動する場合のコマンドです
ENTER キーを押します。
行ブロックが指定された行の下または上にコピーされるか、または移動します。
エディタ画面では、次のダイレクトコマンドと PF キーを使用できます。
ダイレクトコマンド | PF キー | 機能 |
---|---|---|
RESET |
行コマンド(「行コマンド」を参照)またはダイレクトコマンド CHANGE (下記参照)で設定された行マークを削除します。
|
|
TOP |
リストの先頭までスクロールします。 | |
BOT |
リストの末尾までスクロールします。 | |
FINDstring |
エディタをスキャンして文字stringを検索します。例: FIND ETB1
PF5 キー(Find)を押して次を検索します。 |
|
CHANGE string1
string2 |
文字string1 をstring2 で置き換えます。例:CHANGE ETB1 ETB2
PF6 キー(Chng)を押して次を置き換えます。 |
|
PF1 | Help。 オンラインヘルプを呼び出します。 | |
PF3 | Quit。 すべての変更を保存し、エディタ画面を終了します。 | |
PF4 | すべての変更を保存します。 | |
PF5 | Find。 ダイレクトコマンド FIND (上記参照)を使用して、指定された文字列をスキャンします。
|
|
PF6 | Change。 ダイレクトコマンド CHANGE (上記参照)を使用して、指定された文字列を置き換えます。
|
|
PF7 | Up。 1 ページ前にスクロールします。 | |
PF8 | Down。 1 ページ後にスクロールします。 | |
PF12 | Cancel。 変更を保存しないでエディタ画面を終了します。 |