バージョン 4.2.5
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リモートディレクトリメンテナンス

Remote Directory Maintenance 機能は、クライアントの呼び出し元プログラムをサーバーのサブプログラムに接続するためにリモートディレクトリをメンテナンスする場合に使用します。

Remote Directory Maintenance 機能を適用する方法の詳細については、『Natural リモートプロシージャコール(RPC)』ドキュメントの「RPC サーバーアドレスの指定」(「Natural RPC 環境の運用」)、「リモートディレクトリサーバー(RDS)の使用」、および「Natural RPC の用語」を参照してください。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。


Remote Directory Maintenance の使用

注意:
コード「C」(次の説明を参照)を入力して新規リモートディレクトリを作成すると、既存のディレクトリのエントリは上書きされます。

Start of instruction set Remote Directory Maintenance 機能を使用するには

  1. [Client Maintenance]メニューの[Code]フィールドに、次のコマンドを入力します。

    RD
  2. ENTER キーを押します。

    ウィンドウが表示されます。

  3. 入力フィールドに、次のいずれかのコマンドを入力します。

    C

    これがディレクトリを作成する場合のコマンドです。

    M

    これがディレクトリを変更する場合のコマンドです。

  4. ENTER キーを押します。

    追加のウィンドウが表示されます。

  5. 秒単位の期限時間を入力し(次の「期限時間」も参照)、Enter キーを押します。

    以下の例のようなエディタ画面が表示されます。

      -----------------------------             S 01- ---------------Columns 001 072
       ====>                                                       SCROLL===>  CSR
      ****** NODE      L T    SERVER    L T    LIBRARY   L T    PROGRAM   L T
      ****** ****************************** top of data *****************************
      000001 ETB01     Y B    NRPC2301         SYSTEM           SUB1
      000002                                                    SUB2
      000003                  NRCP2301         SYSTEM           SUB3
      000004                  NRPC2302         SYSTEM           SUB4
      000005                                                    SUB5
      000006                                                    SUB6
      000007 ETB01            NRPC2301  Y      SYSTEM           SUB7
      000008                                                    SUB1      Y
      000009                                                    SUB2
      000010                  NRCP2301         SYSTEM           SUB3
      000011                  NRPC2302         SYSTEM           SUB4
      000012                                                    SUB5
      000013 ETB01     Y      NRPC2301         SYSTEM           SUB6
      000014                                                    SUB1      Y
      000015                                                    SUB2
      
      000016 ETB01     Y      NRPC2301         SYSTEM           SUB3
      Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
            Help        Quit  Save  Find  Chng  Up    Down                    Canc
    

有効時間

リモートディレクトリデータはランタイム時にロードされます。 このデータが有効とされる期間は設定された有効時間(秒単位)によって決定します。 有効時間の設定後にディレクトリデータが要求された場合、データは自動的に再ロードされます。 有効時間が 0 に設定されていると、リモートディレクトリデータは再ロードされません。

注意:
新規ディレクトリを作成する場合は(コード C)、 top of data 行の先頭に行コマンド I を入力して、入力行を呼び出します。 次の「行コマンド」も参照してください。

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リモートディレクトリのエディタ画面のフィールド

[Remote Directory Service]メンテナンスのエディタ画面に含まれるフィールドは、「Service Directory Maintenance」セクションの「[Service Directory]画面のフィールド」で説明したフィールドと同一です。 [L]フィールドは、[Logon]フィールドに相当します。

[Service Directory Maintenance]画面に表示されるフィールドに加えて、[T](Transport)フィールドが表示されます。EntireX Broker の「B」を入力します。

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Remote Directory Maintenance のコマンド

このセクションでは、[Remote Directory Service]メンテナンスのエディタ画面で使用できるコマンドについて説明します。

行コマンド

エディタ画面で使用できる行コマンドは、フィールド値を含む 1 行または複数の行をコピー、移動、または削除する場合に使用します。

行コマンドは行の先頭に入力します。つまり、シーケンス番号を上書きします。それから ENTER キーを押します。

行ブロックをコピーまたは移動するには」およびダイレクトコマンド RESET の項も参照してください。

行コマンド 機能
A CCCM、または MM でマークされた行を、コマンドが入力された行の下にコピーまたは移動します。
B CCCM、または MM でマークされた行を、コマンドが入力された行の上にコピーまたは移動します。
C コピーする 1 行をマークします。
CC コピーする行ブロックをマークします。
D(n) コマンドが入力された行で始まる 1 行または n 行を削除します。 n には、1~9 の範囲で数値を指定できます。
DD 行ブロックをマークして削除します。

ブロックの最初の行と最後の行にコマンドを入力して、行ブロックをマークし、Enter キーを押してコマンドを実行します。

I(n) コマンドが入力された行の下に 1 行または n 行の空行を挿入します。 n には、1~9 の範囲で数値を指定できます。
M コマンドが入力された行の下に 1 行移動します。
MM 移動する行ブロックをマークします。

Start of instruction set行のブロックをコピーまたは移動するには

  1. ブロックが開始する行の先頭に、次のいずれかの行コマンドを入力します。

    CC

    これがブロックをコピーする場合のコマンドです。

    MM

    これがブロックを移動する場合のコマンドです。

  2. ブロックが終了する行の先頭に、次のいずれかの行コマンドを入力します。

    CC

    これがブロックをコピーする場合のコマンドです。

    MM

    これがブロックを移動する場合のコマンドです。

  3. ENTER キーを押します。

    行ブロックがマークされ、そのことが「Block is pending」というメッセージで示されます。

  4. ブロックを下または上の行に配置する行の先頭に、次のいずれかの行コマンドを入力します。

    A

    これがブロックを指定した行のbelowにコピーまたは移動する場合のコマンドです

    B

    これがブロックを指定した行のaboveにコピーまたは移動する場合のコマンドです

  5. ENTER キーを押します。

    行ブロックが指定された行の下または上にコピーされるか、または移動します。

ダイレクトコマンドと PF キー

エディタ画面では、次のダイレクトコマンドと PF キーを使用できます。

ダイレクトコマンド PF キー 機能
RESET   行コマンド(「行コマンド」を参照)またはダイレクトコマンド CHANGE(下記参照)で設定された行マークを削除します。
TOP   リストの先頭までスクロールします。
BOT   リストの末尾までスクロールします。
FINDstring   エディタをスキャンして文字stringを検索します。例: FIND ETB1 

PF5 キー(Find)を押して次を検索します。

CHANGE string1 string2   文字string1string2 で置き換えます。例:CHANGE ETB1 ETB2

PF6 キー(Chng)を押して次を置き換えます。

  PF1 Help。 オンラインヘルプを呼び出します。
  PF3 Quit。 すべての変更を保存し、エディタ画面を終了します。
  PF4 すべての変更を保存します。
  PF5 Find。 ダイレクトコマンド FIND(上記参照)を使用して、指定された文字列をスキャンします。
  PF6 Change。 ダイレクトコマンド CHANGE(上記参照)を使用して、指定された文字列を置き換えます。
  PF7 Up。 1 ページ前にスクロールします。
  PF8 Down。 1 ページ後にスクロールします。
  PF12 Cancel。 変更を保存しないでエディタ画面を終了します。

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