バージョン 4.2.5
 —  端末コマンド  —

%V - 出力モードの制御

この端末コマンドは、逆方向(右から左)の出力モードをサポートする端末にのみ適用されます。 『パラメータリファレンス』ドキュメントのプロファイルパラメータ PM、および『Unicode およびコードページのサポート』ドキュメントの「双方向言語サポート」を参照してください。

%V 

ON

OFF
N [ON | OFF]
A [ON | OFF]
K [ON | OFF]

構文の説明:

コマンド 機能
%VON 逆方向(右から左)の出力モード(PM=I に対応)を有効にします。 すべての非英数字フィールド、システム変数、および PF キー行が逆方向になります。 これにより、上述の項目が「右から左」出力モードで実行されている端末で正しく表示されます。
%VOFF 通常(左から右)の出力モード(PM=R に対応)を有効にします。
%V 出力モードを通常モードと逆方向モードとの間で切り替えます。
%VNON プロファイルパラメータ PM=I が設定されている場合、または %VON が発行された場合に、数値フィールドの逆方向出力モードを有効にします。

これはデフォルト設定です。

%VNOFF プロファイルパラメータ PM=I が設定されている場合、または %VON が発行された場合に、数値フィールドの通常出力モードを有効にします。

これは、数値を反転しない対応端末に使用できます。

%VN 数値フィールドの出力モードを通常モードと逆方向モードとの間で切り替えます。

これは、数値を反転しない対応端末に使用できます。

%VAON プロファイルパラメータ PM=I が設定されている場合、これによりフィールド属性 PM=I で定義されている英数字入力フィールドが数値フィールド属性で端末に送信されます。 これにより、これらのフィールドは、このコマンドを使用しないと「右から左」モードで「右から左」カーソル指向と解釈されるところが、「左から右」指向と解釈されます。 対応するハードウェア機能が必要です。 この端末コマンドの代わりに、フィールド属性(AD=Q)を個別に使用することもできます。
%VAOFF 英数字入力フィールドが、数値フィールド属性なしで端末に送信されます。

これはデフォルト設定です。

%VA %VAON%VAOFF との間で切り替えます。
%VKON ヘルプルーチンまたは編集マスクが定義されている数値フィールドは、Natural によって内部的に英数字フォーマットに変換されます。変換されなかった場合、ユーザーはこのようなフィールドにヘルプルーチンを呼び出す疑問符を入力することなどができません。 ただし、逆方向の出力モードでは、この内部変換によってこのようなフィールドの数値が右から左に解釈されます。

PM=I で定義され、ヘルプルーチンまたは編集マスクが存在する数値フィールドの場合、%VKON によって英数字フォーマットへの内部変換が抑止されます。その結果、これらのフィールドの値が正しく解釈されるようになると同時に、編集マスクはそのまま正しく適用され、フィールドには疑問符を入力することができます。

%VKOFF 上記の機能を無効にします。

これはデフォルト設定です。

%VK %VKON%VKOFF との間で切り替えます。

アプリケーションプログラミングインターフェイス:USR0350Nユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

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