バージョン 4.2.5
 —  システムコマンド  —

EDT

EDT コマンドの代わりに EDIT コマンドを使用することをお勧めします。

EDT [object-name [library-id]]

このコマンドは、Natural ラインエディタを呼び出して編集モードに入ります。 編集モードは、既存の Natural オブジェクト(プログラム、コピーコード、サブルーチン、サブプログラム、ヘルプルーチン)の編集に使用できます。 編集モードに入ると、次に示すサブコマンドや PF キーを使用して、任意の行に移動して変更することができます。

EDT モードを終了するには .E を使用します。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


構文説明

object-name object-name には、編集するオブジェクトの名前を最大 8 文字で入力します。 object-name を入力すると、このオブジェクトが Natural によってソースワークエリアにロードされ、後続の SAVECATALOG、または STOW コマンドに対してオブジェクト名が設定されます。

オブジェクト名なしで EDT コマンドを入力し、ソースワークエリアにオブジェクトが存在しない場合は、行 0010 でオブジェクトを入力するように求められます。

オブジェクト名を指定せず、ソースプログラムワークエリアにオブジェクトが 1 つ存在する場合は、このオブジェクトの最初の数行が表示されます。

library-id

編集するオブジェクトが、現在ログオンしているライブラリ以外のライブラリに存在する場合は、オブジェクトが存在するライブラリの ID を指定する必要があります。

library-id の設定値を "SYS"(SYSTEM を除く)で始めることはできません。

Natural Security がアクティブの場合は、ライブラリ ID の入力は許可されません。

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EDT のサブコマンド

行の編集では、次のサブコマンドを使用できます。

コマンド 機能
.B 一番下に移動します。
.Cnnnn(m) nnnn で特定された行をコピーします。 m は、コピーされる行数を示します。
.C'text'(m) text で始まる行をコピーします。 m は、コピーされる行数を示します。
.D 行を削除します。
.D(n) n 行分を削除します。
.E ラインエディタを終了します。
.I 行を挿入します。
.I(program) program を挿入します。
.Mnnnn n で特定された行を移動します。
.M'text'(m) text で始まる行を移動します。 m は、移動する行数を示します。
.R 番号を再設定します。
.S'text' text をスキャンします。
.T 一番上に移動します。
.nnnn nnnn 行目に移動します。
.+n n 行分前に移動します。
.-n n 行分後ろに移動します。

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EDT のファンクションキー

行の編集では、次の PF キーを使用できます。

キー コマンド 機能
PF1 .-18 18 行分後ろにスクロールします。
PF2 .T 一番上にスクロールします。
PF3 .B 一番下にスクロールします。
PF4 .+5 5 行分前に移動します。
PF5 .+10 10 行分前に移動します。
PF6 .+18 18 行分前に移動します。
PF7 .R 番号を再設定します。
PF8 .I 行を挿入します。
PF9 .E ラインエディタを終了します。
PF10 .E,RUN ラインエディタを終了してプログラムを実行します。
PF11 .E,SAVE,RUN ラインエディタを終了し、保存してプログラムを実行します。
PF12 .E,CAT,SAVE,EX ラインエディタを終了し、カタログおよび保存してプログラムを実行します。

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