バージョン 4.2.5
 —  システムコマンド  —

EXECUTE

EXECUTE [REPEAT]   program-name   [library-id]

program-name [parameter ...]

このコマンドは、プログラムタイプの Natural オブジェクトモジュールを実行するために使用します。 オブジェクトモジュールは、あらかじめ Natural システムファイルにカタログしておく(つまり、オブジェクト形式で保存しておく)か、または Natural ニュークリアスにリンクしておく必要があります。 オブジェクトモジュールを実行しても、現在エディタワークエリアにあるソースには影響しません。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


構文説明

EXECUTE キーワード EXECUTE はオプションであり、program-name(実行するプログラムの名前)だけで指定できます。

注意:
プログラムエディタのコマンド行に入力するときは、システムコマンド EXECUTEEX省略しないでください。プログラムエディタでは、プログラムエディタコマンドの EX として解釈されるためです。

REPEAT 実行されるプログラムで複数の画面が出力される場合に、これらの画面をプロンプトの介入なしに順番に出力するには、キーワード REPEAT をキーワード EXECUTE とともに指定します。
program-name 実行するプログラムの名前。 library-id を指定しない場合、Natural では、指定されたプログラムが現在のライブラリまたは現在の steplib ライブラリのいずれかにある場合でしか実行できません。デフォルトの steplib は SYSTEM です。
library-id

プログラムが別のライブラリにある場合は、そのライブラリの library-id を指定します。 この場合は、指定したライブラリにプログラムが実際に保存されているときに限り実行できます。

SYSTEM を除き、SYS で始まる library-id は指定できません。

parameter

キーワード EXECUTE なしでプログラム名を指定してプログラムを実行するときは、プログラムにパラメータを渡すことができます。 これらのパラメータは、実行されるプログラムの最初の INPUT ステートメントによって読み込まれます。

各パラメータは、位置指定パラメータまたはキーワードパラメータとして、セッションパラメータ ID で指定する場合と同様に、個別指定を空白または INPUT 区切り文字でそれぞれ区切って指定できます。

注意:
パラメータ値は、端末コマンド %L またはプロファイルパラメータ LC=ON に関係なく、常に大文字に変換されます。

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EXECUTE コマンドの例

EXECUTE PROG1
EXECUTE PROG1 ULIB1
PROG1
PROG1 VALUE1 VALUE2 VALUE3
PROG1 VALUE1, VALUE2, VALUE3
PROG1 PARM1=VALUE1, PARM2=VALUE2, PARM3=VALUE3
PROG1 PARM3=VALUE3 PARM1=VALUE1 VALUE2

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