この Natural プロファイルパラメータでは、コンフィグレーションモジュール NATCONFG
に含まれる変換テーブル NTUTAB2
内の定義を上書きできます。 NTUTAB2
テーブルは、大文字から小文字への変換に使用されます。
UTAB2
は、Natural パラメータモジュール NATPARM
の NTUTAB2
マクロに対応します。
可能な設定 | 下記の「UTAB2 パラメータの構文」を参照してください。 | |
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デフォルト設定 | NATCONFG のマクロ NTUTAB2 内で指定
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ダイナミックな指定 | 可 | このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。Natural パラメータモジュール NATPARM では、代わりにマクロ NTUTAB2 を使用する必要があります。
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セッション内の指定 | 不可 |
以下では次のトピックについて説明します。
UTAB2
パラメータは次のように指定します。
UTAB2=(a1,a2,b1,b2,c1,c2,...) |
文字のペアを指定します。ペアの最初の文字が変換前の大文字、ペアの 2 番目の文字が変換後の小文字です。
各文字は、1 バイトとしてその文字自体を指定するか(その場合はアポストロフィで囲みます)、2 バイトとしてその文字を表す 16 進数を指定します。
NTUTAB2
マクロは次のように指定します。
NTUTAB2 a1,a2,b1,b2,c1,c2,... |
NTUTAB2 5E,'Ä','ö',78,FF,00,'ü','Ü'
この例では、H'5E'
で表される文字が 'Ä'
に変換され、'ö'
が H'78'
で表される文字に変換されます。H'FF'
で表される文字は H'00'
で表される文字に、'ü'
は 'Ü'
に変換されます。
UTAB2
パラメータでは、次のように、文字ペアの文字列全体をカッコで囲む必要があります。
UTAB1=(5E,'Ä','ö',78,FF,00,'ü','Ü')