バージョン 4.2.5
 —  エディタ  —

エディタプロファイルの設定

各ユーザーには、個々のニーズに合わせてパラメータを設定できるエディタプロファイルがあります。 エディタを最初に起動するときは、管理者が決めたデフォルト値が使用されます。

適切なコマンドを使用すると、エディタプロファイルの各設定を変更できます。 新しい設定が有効なのは、編集セッションが終わるまで、または該当するコマンドを使用して設定を再度変更するまでです。

Start of instruction setエディタプロファイルの現在の設定を表示するには

  1. 次のメインコマンドを発行します。

    PROFILE

    詳細については、「メインコマンドの概要」の PROFILE の説明を参照してください。

    エディタ画面の上部に、次の行が表示されます。

    EDIT-NAT:NATLIB1(JOB1JCL)-Program->Struct-Free-78K ------------ Columns 001 072
     COMMAND===>                                                    SCROLL===> CSR 
    ****** ****************************** top of data *****************************
    =prof> date: 16/04/08 15:37:17 user: SAG      init size: 0 size: 0             
    =prof> var   - 88,..recovery on  (7 0)...autosave off... empty line off        
    =prof> mask off.caps on .hex off  nulls on  std.autoren off .auto order off    
    =prof> log on  1.mso on .fix off .escape off   tabs off                        
    =prof> advance on .protect off.limit off                                       
    ****** **************************** bottom of data ****************************
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
          Help  Split End   Suspe Rfind Rchan Up    Down  Swap  Left  Right Curso
    

    次のセクションで、エディタプロファイルの各項目について説明します。


エディタプロファイルの項目

このセクションでは、エディタプロファイルの各項目とその変更に使用するメインコマンドを紹介します。

メインコマンドで使用される構文記号の説明については、『システムコマンド』ドキュメントの「システムコマンド構文」を参照してください。

リストされているメインコマンドの詳細については、「メインコマンドの概要」を参照してください。

プロファイル項目 説明 メインコマンド
advance  行の更新後にカーソルを次の行に自動的に移動するかどうかを指定します。 ADVANCE ON|OFF|PAGE
auto order  定義された境界内でテキストを自動的に調整します。 AORDER ON|OFF
autoren  エディタで RENUMBER 機能を有効または無効にするかどうかを指定します。 AUTOREN ON|OFF
autosave  END コマンド発行時の自動保存を有効または無効にします。 AUTOSAVE ON|OFF
caps  データを大文字に変換するかどうかを指定します。 CAPS ON|OFF|PGM
date  現在の日時。

この項目は変更できません。

なし
empty line  スペース文字のみを含む行を自動的に削除するかどうかを指定します。 EMPTY ON|OFF
escape  エスケープ文字を行コマンドの先頭に使用するかどうかを指定します。 ESCAPE ON|OFF [char]
fix  固定数の列を表示するかどうか、および固定する列の数を指定します。 FIX ON|OFF n
hex  データを 16 進形式で表示するかどうかを指定します。 HEX ON|OFF
init size エディタ起動時にオブジェクト内にある行数です。

この項目は変更できません。

なし
limit  FIND コマンドまたは RFIND コマンドで検索する行の最大数を指定します。 LIMIT n
log  ログファイルを有効または無効にします。 有効の場合、UNDO コマンドを使用して、最後の変更をバックアウトできます。 LOG ON|OFF
mask  マスク行機能を有効または無効にします。 MASK ON|OFF
mso  複数セッション操作が可能であることを示します。 複数セッション操作とは、オブジェクト間でテキストをコピーするなど、2 つの編集セッション間でデータを交換する操作です。

この項目は変更できません。

なし
nulls  各ソースコード行の末尾に空文字を挿入するかどうかを指定します。 NULLS ON|OFF
protect  接頭辞エリアの保護を指定します。 PROTECT ON|OFF|INS
recovery  リカバリ機能を有効または無効にします。チェックポイントを保存する頻度も指定します。 RECOVERY ON|OFF n
size  情報行(プロファイル行およびメッセージ行など)を除く、オブジェクト内の現在の行番号です。

この項目は変更できません。

なし
tabs  タブ機能を有効または無効にします。 TABS ON|OFF
var  現在の行の長さを指定します。 BNDS n m
user  現在のログオンユーザー。

この項目は変更できません。

なし

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