各ユーザーには、個々のニーズに合わせてパラメータを設定できるエディタプロファイルがあります。 エディタを最初に起動するときは、管理者が決めたデフォルト値が使用されます。
適切なコマンドを使用すると、エディタプロファイルの各設定を変更できます。 新しい設定が有効なのは、編集セッションが終わるまで、または該当するコマンドを使用して設定を再度変更するまでです。
エディタプロファイルの現在の設定を表示するには
次のメインコマンドを発行します。
PROFILE
詳細については、「メインコマンドの概要」の PROFILE
の説明を参照してください。
エディタ画面の上部に、次の行が表示されます。
EDIT-NAT:NATLIB1(JOB1JCL)-Program->Struct-Free-78K ------------ Columns 001 072 COMMAND===> SCROLL===> CSR ****** ****************************** top of data ***************************** =prof> date: 16/04/08 15:37:17 user: SAG init size: 0 size: 0 =prof> var - 88,..recovery on (7 0)...autosave off... empty line off =prof> mask off.caps on .hex off nulls on std.autoren off .auto order off =prof> log on 1.mso on .fix off .escape off tabs off =prof> advance on .protect off.limit off ****** **************************** bottom of data **************************** Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12--- Help Split End Suspe Rfind Rchan Up Down Swap Left Right Curso |
次のセクションで、エディタプロファイルの各項目について説明します。
このセクションでは、エディタプロファイルの各項目とその変更に使用するメインコマンドを紹介します。
メインコマンドで使用される構文記号の説明については、『システムコマンド』ドキュメントの「システムコマンド構文」を参照してください。
リストされているメインコマンドの詳細については、「メインコマンドの概要」を参照してください。
プロファイル項目 | 説明 | メインコマンド |
---|---|---|
advance
|
行の更新後にカーソルを次の行に自動的に移動するかどうかを指定します。 | ADVANCE ON|OFF|PAGE |
auto order
|
定義された境界内でテキストを自動的に調整します。 | AORDER ON|OFF |
autoren
|
エディタで RENUMBER 機能を有効または無効にするかどうかを指定します。
|
AUTOREN ON|OFF |
autosave
|
END コマンド発行時の自動保存を有効または無効にします。
|
AUTOSAVE ON|OFF |
caps
|
データを大文字に変換するかどうかを指定します。 | CAPS ON|OFF|PGM |
date
|
現在の日時。
この項目は変更できません。 |
なし |
empty line
|
スペース文字のみを含む行を自動的に削除するかどうかを指定します。 | EMPTY ON|OFF |
escape
|
エスケープ文字を行コマンドの先頭に使用するかどうかを指定します。 | ESCAPE ON|OFF [char] |
fix
|
固定数の列を表示するかどうか、および固定する列の数を指定します。 | FIX ON|OFF n |
hex
|
データを 16 進形式で表示するかどうかを指定します。 | HEX ON|OFF |
init size |
エディタ起動時にオブジェクト内にある行数です。
この項目は変更できません。 |
なし |
limit
|
FIND コマンドまたは RFIND コマンドで検索する行の最大数を指定します。
|
LIMIT n |
log
|
ログファイルを有効または無効にします。 有効の場合、UNDO コマンドを使用して、最後の変更をバックアウトできます。
|
LOG ON|OFF |
mask
|
マスク行機能を有効または無効にします。 | MASK ON|OFF |
mso
|
複数セッション操作が可能であることを示します。 複数セッション操作とは、オブジェクト間でテキストをコピーするなど、2 つの編集セッション間でデータを交換する操作です。
この項目は変更できません。 |
なし |
nulls
|
各ソースコード行の末尾に空文字を挿入するかどうかを指定します。 | NULLS ON|OFF |
protect
|
接頭辞エリアの保護を指定します。 | PROTECT ON|OFF|INS |
recovery
|
リカバリ機能を有効または無効にします。チェックポイントを保存する頻度も指定します。 | RECOVERY ON|OFF n |
size
|
情報行(プロファイル行およびメッセージ行など)を除く、オブジェクト内の現在の行番号です。
この項目は変更できません。 |
なし |
tabs
|
タブ機能を有効または無効にします。 | TABS ON|OFF |
var
|
現在の行の長さを指定します。 | BNDS n m |
user
|
現在のログオンユーザー。
この項目は変更できません。 |
なし |