バージョン 4.2.5
 —  デバッガ  —

変数のメンテナンス

この機能は、Natural オブジェクトが中断されたときにデバッガ内で変数を表示および変更するために使用します。

[Variable maintenance]機能では、中断された Natural オブジェクトに関して、ユーザー定義変数、グローバル変数、データベース関連システム変数の *COUNTER*ISN*NUMBER に加えて、Natural のデータフォーマット、データ長、内容が表示されます。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。


ユーザー定義変数、グローバル変数、およびデータベース関連システム変数の表示

このセクションでは、すべての変数のリストを表示する[Display Variables](概要)画面や、特定の変数の詳細をすべて表示する[Display Variable](詳細)画面を表示する手順を説明します。

[Display Variables]- 概要

Start of instruction set ユーザー定義変数、グローバル変数、およびデータベース関連システム変数の概要を表示するには

[Display Variables](概要)画面には、中断された Natural オブジェクトに指定された変数のリストが表示されます。 長い値は、切り捨てた状態で画面に表示される場合があります。 配列の場合、最初のオカレンスの内容のみが表示されます。

変数の内容の表示形式を英数字と 16 進表記で切り替えるには、PF10(Alpha)キーを押すか、PF11(Hex)キーを押します。

切り捨てられた変数が表示される形式と、グループ名、変数名、インデックス(存在する場合)で構成された完全な名前が表示される形式で、表示を切り替えるには、PF5(Zoom)キーを押します。

[Display Variable]- 詳細

Start of instruction set 個々の変数を完全に表示するには

[Display Variable](詳細)画面が開いて、特定の変数に関連するすべての指定が表示されます。

256 バイトの長さを超えるラージ変数の場合、画面にはデフォルトで最初の 256 バイトが表示されます。

Start of instruction set変数の内容全体を表示するには、または値の中を移動するには

PF10(Alpha)キーと PF11(Hex)キーを押すと、変数の内容の表示形式を、英数字と 16 進表記の間で切り替えることができます。

Start of instruction set画面の機能を使用して配列のすべてのオカレンスを表示するには

Start of instruction setダイレクトコマンドを使用して配列の 1 つ以上のオカレンスを表示するには

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システム変数の表示

Start of instruction set システム変数(データベース関連システム変数を除く)を表示するには

Handle タイプの変数の場合、Handle が参照するインスタンスのクラスの名前が、英数字表記で表示されます。 クラス名が使用できない場合、グローバルユニーク ID(GUID)が代わりに表示されます。 クラスが Natural 内で定義された場合、クラス名または GUID に接尾辞の(NAT)が追加されます。

クラスインスタンスのプロパティの内容は、デバッガでは表示できません。

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変数の変更

この機能は、システム変数には適用されません。

この機能は、ユーザー定義変数、グローバル変数、およびデータベース関連システム変数の値を変更するために使用します。

Start of instruction set [Modify Variable]画面から変数の内容を変更するには

  1. 変数を行コマンド MO でマークして、[Modify Variable]画面を表示します。

    または:
    [Display Variable]画面で、PF5(Mod)キーを押します。

  2. [Modify Variable]画面の[Contents]フィールドで、変数の値を変更します。

    デバッガ内では変数のフォーマットを変更できないので、新しい内容が、変更する変数の Natural データフォーマットに対して有効である必要があります。

    [Modify Variable]画面では、PF10(Alpha)と PF11(Hex)キーを使用して、英数字と 16 進表記の間で、変数値の表示を切り替えることができます。

Start of instruction set ダイレクトコマンドで変数の内容を変更するには

注意:
[Modify Variables]機能または MODIFY VARIABLE コマンドを Natural Security で禁止できます。『Natural Security』ドキュメントの「Components of an Environment Profile」に説明があります。

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