この機能は、オブジェクトのソースコードを表示して、ブレイクポイントをメンテナンスするために使用します。
機能を使用するには、対応するソースが現在のライブラリまたは STEPLIB の 1 つに存在している必要があります。オブジェクトのソースコードをリストするには
デバッグメインメニューで、ファンクションコード「L
」とオブジェクト名を入力します。
または:
次のダイレクトコマンドを入力します。
LIST object
「コマンドの概要と構文」で LIST
の構文も参照してください。
[List Object Source]画面が開いてオブジェクトソースが表示され、画面の右側の[Message]列に、現在のブレイクポイントがすべてリストされます。
1 ページのスクロールアップまたはスクロールダウンを行うには、PF7(-)または PF8(+)キーを押します。
Natural オブジェクトを実行すると、デバッガは、設定された各ブレイクポイントまたはウォッチポイントで実行を中断し、[Debug Break]ウィンドウを表示します(「デバッガの概念」の「[Debug Break]ウィンドウ」を参照)。
中断された Natural オブジェクトのソースコードをリストするには
[Debug Break]ウィンドウで、 のファンクションコード L
を選択します。
または:
必要な場合は、デバッガ画面で PF9(Li Br)キーを押すか次のダイレクトコマンドを入力します。
LIST BREAK
[List Object Source]画面が開いて、ブレイク(ブレイクポイントまたはウォッチポイント)が発生した位置で、オブジェクトのソースコードが表示されます。 ブレイクポイントまたはウォッチポイントの名前が、画面の右側の[Message]列に表示されます。 対応するソースコード行が強調表示されます。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
使用条件」を参照してください。
機能は、オブジェクトソース内からブレイクポイントのメンテナンス機能を呼び出したり、直接実行したりするために使用します。 ブレイクポイントの設定の手順と、ブレイクポイントの全般的な情報については、「ブレイクポイントのメンテナンス」の「オブジェクトソースからブレイクポイントのメンテナンス機能を呼び出すには
デバッグメインメニューで、ファンクションコード「L
」とオブジェクト名を入力します。
または:
次のダイレクトコマンドを入力します。
LIST object
「コマンドの概要と構文」で LIST
の構文も参照してください。
指定したオブジェクトのソースコードが表示されます。
すでに設定されたブレイクポイントの名前が、画面の右側の[Message]列に表示されます。
ソースリスト内で移動するには、コマンド行に次のいずれかのコマンドを入力します。
1 ページスクロールダウンまたはスクロールアップするには、+
(プラス記号)または -
(マイナス記号)
先頭にスクロールするには TOP
末尾にスクロールするには BOTTOM
左にスクロールするには LEFT
右にスクロールするには RIGHT
オブジェクトソース内で、目的の行を次に示すコマンドのいずれかでマークします。
行コマンド | 説明 |
---|---|
AC |
ブレイクポイントを有効にします。 |
DA |
ブレイクポイントを無効にします。 |
DE |
ブレイクポイントを削除します。 |
DI |
ブレイクポイントを表示します。 |
MO |
[Modify Breakpoint]メンテナンス画面を表示します。 |
SE |
ブレイクポイントを設定します。 |
SM |
[Set Breakpoint]メンテナンス画面を表示します。 |
コマンドを正常に実行すると、対応するメッセージが画面の右側にある[Message]列に表示されます。