バージョン 8.1.3
 —  ユーティリティ  —

SPANCOUNT:スパンドレコード数のカウント

SPANCOUNT 機能では、スパニングされたファイルのレコード数をカウントおよび表示します。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


構文

graphics/util_adadbs_spancount.png

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基本パラメータ

FILE:ファイル番号

FILE では、スパンドレコードをカウントするファイル番号を指定します。 スパンドレコードをカウントするデータベース中の有効なファイル番号を指定します。

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オプションパラメータ

NOUSERABEND:ABEND なし終了

機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザー ABEND 34(ダンプあり)またはユーザー ABEND 35(ダンプなし)で終了します。

NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力しても ABEND しません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。

PASSWORD:ファイルパスワード

スパンドレコードをカウントするファイルのパスワードです。 ファイルがパスワード保護されている場合、このパラメータは必須です。 パスワードは単一引用符でくくります。

TEST:構文テスト

TEST パラメータは、処理を実際には行わずに構文のみをテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 Adabas の機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。

TIMELIMIT:秒数

ADADBS SPANCOUNT 機能を実行できる最大秒数です。 機能に TIMELIMIT パラメータで指定した時間よりも長い時間がかかる場合、機能は中止され、該当するエラーメッセージが出力されます。

デフォルトは 60 秒です。

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次の例では、ファイル 17 のスパンドレコードをカウントします。

ADADBS SPANCOUNT FILE=17

結果は次のとおりです。

スパニングされないレコード 15132
プライマリレコード 19345
セカンダリレコード 43897

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