RESETPPT 機能は、ASSO データセット上の PPT ブロックをリセットします。 PPT ブロックには、ニュークリアスにより使用される PLOG、CLOG、および WORK データセットの情報が含まれます。 この情報は、WORK、PLOG、および CLOG データセットでの整合性チェックの実行に使用するのに加え、自動再スタートが必要かどうかの決定にも使用します。
PPT のリセットにはリスクがあります。
自動再スタートが保留されているときに PPT をリセットしようとすると、ニュークリアスによる現在の障害からの回復が防止されます。
PLOG および CLOG がコピー対象として保持されているときに PPT をリセットしようとすると、新しい PPT 情報が書き込まれるまで、PLOG および CLOG データセットにおけるすべての整合性チェックが無効化されます。 この結果、データセットが上書きされ、データは失われます。
これらのリスクがあるため、Software AG では、最大の注意を払い、Software AG 顧客サポート担当の指示に従う場合にのみ、RESETPPT を使用することをお勧めします。
注意: この機能を実行する前にニュークリアスを停止している必要があります。 それ以外の場合はエラーが発生します。 |
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
必須のパラメータはありません。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザー ABEND 34(ダンプあり)またはユーザー ABEND 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力しても ABEND しません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
TEST パラメータは、処理を実際には行わずに構文のみをテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 Adabas の機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。