PRIORITY 機能は、ユーザーの Adabas プライオリティの設定または変更に使用できます。 ユーザープライオリティは 0(最低プライオリティ)から 255(最高プライオリティ)の範囲で設定できます。
ユーザーは Adabas コントロールブロックに指定された同じユーザー ID で識別されます(OP コマンド、追加 1 フィールド)。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
プライオリティを変更するユーザーのチェックポイントファイルにおけるユーザー ID です。 このユーザーのレコードが存在しない場合、新しいレコードがチェックポイントファイルに追加されます。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
ユーザーに対して有効とするプライオリティです。 最低プライオリティ 0 から最高プライオリティ 255 までの範囲の値が指定できます。 デフォルトは 255 です。 この値は、リージョン間コミュニケーションメカニズムによってオペレーティングシステムプライオリティに追加されます。
TEST パラメータは、処理を実際には行わずに構文のみをテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 ADADBS 機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。
ADADBS PRIORITY USERID='USER24',PRTY=7
ユーザー ID が "USER24" であるユーザーのプライオリティ割り当てを "7" に設定します。