CVOLSER 機能はディスクボリュームに含まれる Adabas ファイルエクステントの出力に使用します。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
VOLSER は使用するディスクボリュームのボリュームシリアル番号です。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
TEST パラメータは、処理を実際には行わずに構文のみをテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 ADADBS 機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。
ディスクボリューム DISK02 に含まれる Adabas ファイルエクステントを出力します。
ADADBS CVOLSER VOLSER=DISK02